しばたともこ@キャリアコンサルタント

フリーのキャリアコンサルタントです。 だいぶ大人です(娘が二人、それぞれ社会人で頑張っ…

しばたともこ@キャリアコンサルタント

フリーのキャリアコンサルタントです。 だいぶ大人です(娘が二人、それぞれ社会人で頑張ってます) 33歳からシングルママでした。もう気軽な一人暮らしですが(笑)

最近の記事

朝ドラで見る「個が先か、組織(集団)が先か」境目で苦悩するあるある

朝ドラを熱心に見ている民です(笑) いろいろと思うことは毎作品ごとにあるのですが、それでも見続けている理由は 「朝ドラってキャリアの物語だから!」です まあ社会で起きているだいたいのことをキャリアのメガネでとらえがちなキャリコン病なのでご容赦くださいまし(笑) 毎度朝ドラについて思うことを不定期にfacebookでほざいているのですが(そしてそれは一部のマニアに好評で「今回柴田さんの朝ドラ受けに乗りたくて、超久しぶりに朝ドラ見てます」という視聴者を増やしております→NHK

    • うまく相談するためのちょっとしたこと

      相談は、話し手(相談したい人)と聴き手(相談を受ける人)の相互作用、掛け算だよね。 掛け算ってことは、片側が0ならもう片側が100でも0になっちゃう。 相談を受ける人である時間が多い私だけれど、相談する人になることだって当然ながらある。相談を受ける人になって相談の受け方(聴き方)が上達するにつれて、相談のしかたも上手くなった実感がある。そうすると相談したあとに得られるものが各段に違う。だって掛け算だからね。 最近ちょっとストレスが溜まる事案があって(まだ続いているが・笑)

      • 何を見てその仕事になりたいと思ったのか、って職業名よりダイジかもね。

        特に学生さんの就活の相談を伺っていると思う。 その職業のイメージって、ほんといろいろだよなって。 子どもが将来やりたいことを思いうかべるきっかけに、昔はテレビドラマっていうのよくあった(今はなんなんだろ?)。そのときどきで流行りの職業っていうの、出てきたよね。そのままそれで実際にその仕事に就いたなんて人もたくさんいるし(サッカー選手でもマンガの影響って人、たくさんいたよね) それで考えてみると、 たとえば弁護士。 みなさんは弁護士っていうとどんなイメージを持ってる? その

        • つまづかずに一直線に進むのがキャリアの正解ではない

          新社会人のみなさん、子どもが新社会人になったみなさん、あるいは、何か大きな変化をして今ここにいるみなさん、 4月から2週間、そろそろ疲れが出てきたころでしょうか。 まだ研修中だなあ、かもしれないし、元気だよ!って思っているかもしれないですね。そういう人はどうぞまずは目の前のことを頑張って。 「間違ったかなあ」という気持ちが沸いている人もいるでしょう。 メディアによれば「入社してすぐに転職エージェントに登録する新人」もいるようです。Xによれば(ホントかどうかはわからないけど

        朝ドラで見る「個が先か、組織(集団)が先か」境目で苦悩するあるある

          「そこで息を止めて言葉を飲み込んでみる」と何度でも発見があるのに

          親が子に対して、が典型的なのだけど、そうじゃなくても、 職場でデキル先輩(上司)が部下に対して、もそう。 特によく子どもを見ていて、子どものことに熱心で、そこそこ忙しい、って状況がそろったときの親子によく起きること。 子どもが何か足りない、何かしようとしている、何かが起きている、 …のを大空から水面下の魚を見つけて急降下してくる鳥のように素早く 「そこに置いたら邪魔でしょ。ちゃんとあちらに仕舞いなさい」 「あと3分で始まっちゃうんだから、先に手を洗って」 「明日の課外学習

          「そこで息を止めて言葉を飲み込んでみる」と何度でも発見があるのに

          見ていた世界がめちゃくちゃ狭いと気が付いたある日のこと

          「この人たち…何してるの?」 私が30歳の秋。 産休明けから預け先に苦労していた長女(0歳6か月くらいだったか)が奇跡的に自宅近くの公立保育園に転園が叶い、やっと生活リズムが落ち着いてきた。そんなある日、いつものように保育園に子どもを迎えにいくのだが、その日はたまたま何かの用で3時ごろ外出し早めに業務が終わったので「直帰しま~す」と職場に言って、いつもより早めにお迎えに行けた(多分5時半ごろ)。いつもギリギリで一番最後に駆け込んでいたたので、他の保護者に会うこともとても少な

          見ていた世界がめちゃくちゃ狭いと気が付いたある日のこと

          言いたいことを言い、やりたいことをやる、ってどうなの?

          イメージに選んだ写真(上のネコ)が「たいがいやな…」ってなる写真で、私がいいたいのはそんな話ではないと、最初に断っておく笑 さて、朝ドラ見てる? これまでそういう習慣はない、というそこのあなた、あなたがもし女性ならば、もう断言する。今からでも遅くないので見たまえ!元気が出るから。もしあなたが男性ならなおのこと、あなたの見えてなかった世界の半分が見えるので、ぜひ見ておくことをおすすめしたい。 そこには比較的「言いたいことを言っている」主人公が出てくる。でも世間の制約が現代社

          言いたいことを言い、やりたいことをやる、ってどうなの?

          私ってそうだったんだ…!と驚く人の話

          まず本題の前に余談(本題にもつながるけどね笑) 最近ネットで知り合いの先生が、 幼稚園や保育園で「いろいろできるお兄さんお姉さん(年長さん」ってなって誇らしく卒園するのに、わずか数週間後に小学校で「小さな1年生だから助けてあげようね」って小6がずっとお世話する=何もできない子扱い、をしてはいないか? …という問題提起をされていて、ほんとそれな!って激しく同意した。 させないほうが楽、年長者に任せた方が無難、みたいにして人の成長機会を奪う現象は「優しさ」なんかじゃなく「先生

          私ってそうだったんだ…!と驚く人の話

          買いたい気持ちにブレーキがかかって思う。彼らのやりがいを聴いてみたい。

          今日のお買い物(未達)のふりかえり。 自分の購買行動がきっとイケてないのだろうな、ということはほんのり自覚してるつもりな私だけど、それでもあえて聞きたい。だって、そんな私は「財布開いてたのに!」だから笑 ←結局買わせてもらえなかった笑 質問です 「自分がその商品・サービスについてよくわかっていない状況でほしいものを買いたいとき、あなたならどういう購買手段を選びますか?」 ⇒きっと私がズレてるんだろうな、って思ってて(腹も立たないし怒りもしないのだけど)ちょっとみんなの感覚

          買いたい気持ちにブレーキがかかって思う。彼らのやりがいを聴いてみたい。

          関係が変わることを恐れないことで、関係は生まれるんじゃないかな

          「義理と人情」 自分のことは自分でやる やれんことはやってもらう やれることはやってあげる ひとにうまれてきたからにはみんなに義理があんねん その義理を果たすんが人情やと思うねん だからこの世は義理と人情だらけや by 福来スズ子(ブギウギ) 高らかにそれを主人公が唱えて終わったブギウギ。それ言ってた食卓も血縁がほとんどないメンバーだったね(もう新朝ドラ始まってますが…笑) これ元はスズ子の母の教えだったんだけど、そもそもスズ子はわけあって生まれてすぐにもらわれた子で、両

          関係が変わることを恐れないことで、関係は生まれるんじゃないかな

          ひとは「偶然」を力に変えてキャリアを創り出すということ

          「強く、逞しく、泥臭く、そして~あでやかに!」 朝ドラ「ブギウギ」最終回でした。楽しかったなあ。 最後の最後に楽屋に旧友たちが集まって、梅丸歌劇団のいつもの掛け声をやるシーン、久しぶりに見て、ドラマの最初のころをいろいろ思い出しました。 そしてこの掛け声。 改めて眺めると、これって主人公スズ子のキャリアそのものだよね。 特に、泥臭く、というところ。 月曜から始まる新朝ドラもまた、めちゃくちゃ楽しみにしているのだが、なぜかというと、毎回書いているように朝ドラはキャリア(主

          ひとは「偶然」を力に変えてキャリアを創り出すということ

          バトンを繋いできたし、バトンを繋げたいという思いを届けられた夜

          「女性にとって社会は確実によくなってきているし、その中に自分もちゃんといてささやかでも役割を果たしてきた。それって前の世代からのバトンを受け取って、次の世代に渡すってことなんだ。」 こんな思いでお話をした昨夜。 思いがけずたくさんの方によい反応をもらえて、自分でも放出して燃え尽きてたのですが、一晩たったところでちょっとまとめておこうと思います。 3月25日夜、雇用ジャーナリスト海老原嗣生さんの新刊発売記念セミナーでお話する機会をいただきました。 海老原さんの新刊、ちょっと

          バトンを繋いできたし、バトンを繋げたいという思いを届けられた夜

          ない方を見るか、ある方を見るか。出来るようになったことを見たほうがいいと思うなあ

          よくある話で、コップの水が半分入っている時に「半分しかない」と思うか「まだ半分もある」と思うか、普段のあなたはどっち?っていうのがあるけど、実際みなさんどっち? この話は別に「ポジティブに考えたほうがいいよね」ってことが言いたいのではなく、失ったものを見るか、今あるものを見るかで思考や行動って変わるよね、ということ。 足りない方を見るのか、出来ている方を見るのか、状況によって安易に言えないとは思うけれど、私たちってあまりに足りない方を見ることのほうが多いのでは?とふと思った

          ない方を見るか、ある方を見るか。出来るようになったことを見たほうがいいと思うなあ

          近すぎると相談するのが難しいことはたくさんある

          相談を受ける仕事をしている。 で、仕事に直接関係のない友人からたまに聞かれるのが 「知らない人(私)に、初対面で何を相談するの?」 友人にはこれ、不思議らしい。 「自分のこと知らない人に相談して、それで(アドバイスが)使えるって思うのかなあ」とも。 一方最近こんな人もいた。 「私のことをよく知らない人に聞いてほしかったんです」と。 みなさんならどう? 相談相手が必要だとしたら、どんな人? そういえば最近の(いやもう10年以上そうかも)大学生が就職のことで相談する相手の

          近すぎると相談するのが難しいことはたくさんある

          どの口が言う案件、とはいえやるしかないのだ笑

          先日、自分のやっているキャリアコンサルティングを超大先生に見ていただきダメ出ししてもらえる機会があった。ありがたすぎる。前日は余裕かましてたんだが、当日は直前まで手が凍り付きそうに冷たくなってて、緊張してるんだな…と自覚したが、想像以上だった(笑)。 ひとってピンチになると「得意技」でどうにかしようとする生き物なんだってことはよく知ってた。一方で「練習で出来ないことは試合では出来ないんだよ」っていうスポコン漫画とか、読んだ記憶もあった。 つまりそういうときに何が起きるかという

          どの口が言う案件、とはいえやるしかないのだ笑

          決めたことをやることの難しさに揺れちゃうのもニンゲンだよね・なう笑

          超個人的な話だが、私のこれからの働き方(事業の方向性)について密かに決めていることがある。 っても、まあまあいろんな人にしゃべっているから、あんまり密かでもないんだけど笑、ともかく(ここでは詳細は伏せておくけど)「今年からちょっとずつ仕事の方向性を変えるために、やらない仕事を決める」ということをした(割と最近のこと)。それ自体は、ここから(ゆっくりと)そうするっていうのは変わらないと思う(減らすものは変わらないけど、増やすものはまだあいまい←ここは不安になるとこね笑)。 い

          決めたことをやることの難しさに揺れちゃうのもニンゲンだよね・なう笑