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★note名作記事

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作り手と読み手を繋ぐことを目的に、このマガジンでは、私が「素晴らしい!」と思った作品をサポートし、その後みなさんに紹介します。「質の高い作品を鑑賞したい!」「がんばっている作者を… もっと読む
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「★note名作記事」で、作り手と読み手が繋がる場所を作ります!

「★note名作記事」で、作り手と読み手が繋がる場所を作ります!

こんにちは!山田星彦です。

まず、この「★note名作記事」をご覧くださり、ありがとうございます。この記事では、「★note名作記事」とはどのような活動なのか説明いたします。

いきさつ僕はnoteで、文章・絵・写真など、素晴らしい作品にたくさん出会ってきました。そして、そういう作品を届けようと、意欲を持って創作に打ち込む方にも、たくさん出会ってきました。

しかし、どうしてもSNSの中では、流

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さよなら111号室

さよなら111号室

明日は4年間暮らしたこの部屋、この町を出る。初めてひとり暮らしした部屋、すっかり見慣れた町。
巷でもよく言われることだけど、やっぱり大学生活はあっという間だったと思う。

私がこの町に引っ越してきたとき、世間ではコロナが猛威を振るっていた。せっかく入学した大学も1年くらいはオンラインで、校舎にはほとんど入っていなかった。
しかし、そういう状況じゃなかったら、私はこの町の人々のことを全然知らなかった

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#630『ふざけんなって言いてえんだ』

#630『ふざけんなって言いてえんだ』

甘えんじゃねえ
あの人が 
この人が 
会社が 
社会が 
国が

都合のいい悪者を見つけて
自分の中の暗いものを有耶無耶にしようとして
甘えて生きてんじゃねえ

腹の中にあるどす黒い気持ちの一つくらい
自分の手で燃やしつくしてみろ

自分の手で変えてみせろ

【★note名作記事】困難をも楽しんで大学卒業(高松 克成さん、7等星さん)

【★note名作記事】困難をも楽しんで大学卒業(高松 克成さん、7等星さん)

 こんにちは!山田星彦です。

 みなさま、私がnoteで見つけた素晴らしい記事を紹介する「★note名作記事」をご覧いただき、ありがとうございます。

 私の紹介する作品を楽しんでいただき、紹介先の記事へ、スキ・サポートなどをお送り下されば、私としても嬉しいです。

 今回は、二人の大学生の記事を紹介します。ただ、大学生といっても、二人ともこの春に卒業し、あらたな道を歩みはじめます。

 おふた

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「★note名作記事」でも紹介した五十音小説家なべさんが、ついに「ん」を公開されました!
https://note.com/nabe3tanabe/n/n85aaf4953fb5?after_purchase=true
アイデア力と根気に脱帽。全編通して、創作への向き合い方がテーマになってるのも良い!

(紹介記事)
https://note.com/yamadahoshihiko/n/n99be12ba59ca?magazine_key=m31d00dc8f256

コーネルおじさん放火事件 犯人は世界の山田ちゃん(バカ推理小説)

コーネルおじさん放火事件 犯人は世界の山田ちゃん(バカ推理小説)

(超ビビりなので、センタッキープライドキチン、コーネルサンダース、世界の山田ちゃん、でかまる子ちゃん、名前を変えました。笑)

「こ、コーネルサンダースの両眼からブスブスと黒煙が立ち上っている!ボヤだボヤだ、ボヤだけにボヤボヤするな!!」

センタッキーの入り口に立ってるコーネルおじさんの目が、昭和のスポ魂マンガの主人公の目みたいにボオオオオオ・・・と燃えている。

「ぼん、べちゃ」「痛てえ」「ぼ

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【★note名作記事】誰がコーネルおじさんを燃やしたか?

【★note名作記事】誰がコーネルおじさんを燃やしたか?

こんにちは!山田星彦です。

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今回は珍しくミステリを紹介します。

しかしこの作品、ミステリと言っても、おそらくみなさんが思い描くものとは丸っきり違っているでしょう(

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文芸サークル青春白書 1 〜愛すべき先輩、ジョンさんへ

文芸サークル青春白書 1 〜愛すべき先輩、ジョンさんへ

本が好きで読書が好きで考察が好き。
noteに文芸記事を書くのもすごく楽しい。

私が書くことに闘志を燃やすのは、やっぱり高校文芸サークルの影響だろう。
元祖・腐女子の巣窟のようなサークルだったが、活動は熾烈だった。

たった7人の私設サークルながら、
同人誌の編集・執筆に明け暮れ、
資産家の娘を勧誘し、お宝蔵書を漁りまくるお宅拝見活動に勤しんだ。

この活動を牽引していた先輩がいる。

呼び名を

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【★note名作記事】女子高文芸サークルの怪人

【★note名作記事】女子高文芸サークルの怪人

こんにちは!山田星彦です。

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自作小説の執筆などのために、しばらく休んでいましたこの活動。なかなか復活するきっかけがなく、長いこと放置していたのですが、最近とんでもな

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展覧会は夕げの匂い。

展覧会は夕げの匂い。

帰る道すがら、通り過ぎる家々を眺める。
じつにまっすぐだ。
塀の線、窓の線、ドアの線、門の線。
ついでに表札の縁も線。
人はまっすぐの中で暮らしているのだと、あらためて思う。

壁の線と線の間に、蔦が這う。
ブロック塀の線の上に、なだらかな弧を描く椿の葉が茂る。
人がつくった直線を切るように、植物はうねりを見せつけてくる。

花や葉が美しいと思うのは、色や形だけではないのかもしれない。
安定した形

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香ばしき誘い。

香ばしき誘い。

この週末にかならずつくろうと思うほど食べたくなったものがある。
焼きおにぎりである。
米はそのまま握るだけ。
三角になりきらなければ丸でもなんでもいい。
上に味噌を塗ってトースターへ直行。
味噌の端っこがちょっと焦げるくらいまで。

子どもの頃好きだった焼きおにぎりといえば、もっぱら某食品メーカーが出している醤油味のもので。
米の芯まで味が染みていて、ある種の中毒性とでもいうのか。
大人になった今

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嗅ぎ取るは舵取る。

嗅ぎ取るは舵取る。

ムンとした甘い香りが鼻をついた。
匂いの出所を探ると、歩道脇の藤棚が白に紫にと咲き揺れている。
棚の下に佇むと、甘い空気でできたかまくらの中にいるような気分になる。

この頃、世界はこんなにも匂いに満ちていたのかと、気づかされることが多くなった。
鼻を覆っていたものがなくなったおかげだろう。
すれ違う人の香水の匂い、焼きたてパンの匂い、鰻の香ばしい匂い、雨が降りそうな匂い、銀行の匂い、横をすり抜け

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【★note名作記事】文と絵、そして香り

【★note名作記事】文と絵、そして香り

こんにちは!山田星彦です。

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では、さっそく紹介をはじめましょう!

hoshikuzuさん今回は、hoshikuzuさんの三つの記事を紹介します。

町の匂い

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ありがとうございます!

ありがとうございます!

さてさて、昨日寝落ちして昼間にあげるかも〜などと調子の良いことを書いておりましたが、ここ最近の暑さで庭木がわさわさしており、いい加減なんとかしなくてはと格闘しておりましたらその後ぐったりしてしまい書けませんでした(笑)。
我が家ではこのての作業はどうしても田舎育ちの私の方が慣れているので、私がやるんですが、今ごろから夏にかけてはもう高枝切り鋏程度では埒があかんということで、勝手に鉈を導入しています

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