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#詩
詩「面影の小箱」―#たまる物語企画参加
母さんが 天国へ旅立って
母さんの思い出を
大切に 貯める小箱を
心の奥に作りました。
千代紙で 折られた
小さな ひな人形には、
細くて 白い指先の思い出
湯気の立ち昇る
白いご飯には
母さんのエプロンの香り
廊下磨きの
雑巾の チクチク縫い目にも
母さんが いました
何気なく口ずさむ
「すみれの花咲くころ」は
母さんの愛唱歌
今も 窓辺に揺れる
モーニングローズの
プリザーブドフラ
読みやすさは親しみやすさ
高校時代の制服はブレザーで
勉強さえしていれば校則が緩い、楽勝学校
個性がほしくて皆がやること以外を求めた
ラルフローレンの靴下は、ももまろ
天然金髪に踊るリボンは、ももまろ
ランコムのトレゾアは、ももまろ
以下、身バレ防止で控えるとして
何かの病気ぐらいに、自分をマーキングした
文章も同じで、お金をもらわない
これといった規則がない中では
一貫性を重視し、主語を明瞭にし、リズミカルに
「わ
履歴は問いません、今のあなたがみたいんですと言ってくれた人。
こういう返事が返ってくるだろうなって
どこかで人は想像しながら話しかける
ことってあるけれど。
想いもよらない返事を頂いて、そのことが
忘れられないことってある。
わたしは、むかし1冊だけ短歌集の本を
出版したことがあった。
その時、とある方からお声をかけて頂いて、
ぼくたちのサイトで、もしよろしければ
書いてみませんか? と、お誘いを受けた。
今お誘いを受けたと、しれっと落ち