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#言葉
夫も大きな猫だと思えば……って、思えないよ!
開けたドアを
閉めなくても
猫ならしかたないか。
ほら、寒いでしょう、と
わざわざ新しいものを用意しても
「必要ない」と
今までのものを使うのも、
猫ならしかたないか。
健康を思ってアレコレしても
結局、好きな時に
好きなものを食べ散らかすのも
猫ならしかたないか。
夫も、大きな猫だと思えば……。
正月に夫の実家へ行ったとき、
何気ない夫の言葉が、夫の弟を傷つけた。
弟くんは少し時
寝たふりをした私に言った夫のひと言。
夫は夜の10時過ぎに帰ってくる事も多い。
新婚当初は帰ってくるまで待っていたりもしたが、仕事が朝早いので今は先に食べて先に寝ている。
その日は珍しく起きていた。
夜11時前に帰って来たようだったが、相手をするのがめんどくさくて寝たふりをしていた。
夫は残していた夕ご飯を見て「何だこれ?」と不思議そうにつぶやいて、よく分からないくせに「うまいうまい」と独り言を言いながら食べていた。
そして、
あなたはいつだって頑張ってる。
夫の両親や姪っ子に会った。
良い人たちだけど、とても疲れる。
でも、お互いに気持ちよく過ごすために自分の精一杯の笑顔を見せようと背伸びするのは、大事な事だ。
帰り際に夫に
「私、頑張ったよね」
と聞いた。
夫は、え?何?と聞き返して来たので、「何でもないよ」と黙った。
すこし間があって、
「TOMOはいつだって頑張っとるやん」と夫。
夫は察しが悪いから、絶対「頑張ったね」とは言って
まず否定から入る人。
それは夫。
嫌味ではなく、
たぶん、癖。
私「今日暑いよね〜」
夫「いや、昨日の方が暑かったよ」
私「麦茶作ろうかな」
夫「いや、ポカリの方がいいよ」
会話すると、これが永遠と続くんです。
「いや…」って……
どっちでも良いやんか。
今日だって暑いし、麦茶作りたいんやから、作っていいやんか。
「そうやね。昨日も暑かったよね」
「そうやね。ポカリも欲しくなるよね」
それでスムーズ
じゃがいも、じゃがいも、ニョッキッキ?
今日の夕飯に、じゃがいもニョッキのスープを食べました。
私が、「じゃがいも、じゃがいも、ニョッキッキだね!」というと、
「それを言うなら、「たけのこ、たけのこ、ニョッキッキでしょ」と夫に突っ込まれました。
たしかに。
言われてみれば、タケノコでした。
夫「ニョッキッキって、じゃがいもの芽でも伸びてんの?」と追い討ち。
だって、ニョッキってそれしかないと思ったんだもん。
※ニョッキとは、