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スキの中のスキ(レビュー編)

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スキの中でもスキ!!!なレビューnoteを入れさせていただいています。。
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記事一覧

【DUSTCELL】鬼リピ必須なアーティスト!!

【DUSTCELL】鬼リピ必須なアーティスト!!

こんにちは!かのです!

今日は私の中で話題沸騰中のDUSTCELLについてです。

最近聴く曲がマンネリ化してきたり、これから流行るアーティストを抑えておきたくないですか?

今日はそんなご要望のために一押しアーティストを紹介します!

DUSTCELLとは?DUSTCELLを直訳すると「塵埃細胞(じんあい細胞)」という意味です。

そんな細胞あったっけ?という感じですよね笑 私も気になり色々調

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最果タヒ展に行ってきたという話

最果タヒ展に行ってきたという話

先日、最果タヒ展に行ってきた。自分は最果タヒさんについては昔[Alexandros]のハナウタという曲の詩を担当したことくらいしか知らなかったし、増して本人の書いた詩というものを読んだことがない。ただTwitterのタイムラインに流れてきた最果タヒ展の展示写真を見て心惹かれたから、それだけの理由だった。
人は思いがけない出会いには心を奪われやすい。自分も例に漏れずそんな思いがけない出会いに堕ちた一

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美術館で写真を見た日には

美術館で写真を見た日には

美術というのはね、難しいことを考えず、ありのままを見て感じればいいんだよ。

なんてことを古今東西いろんな人が言っていますが、「みる」ってそれなり体力がいるし、けっこう骨の折れる行為だと思いません?

けして絵画が嫌いなわけではないんですが、絵を長く見続けることができません。フェルメールの作品を見ようと長蛇の列に並び「さぁ見るぞ!」と意気込むも、見ていられるのはせいぜい1分。長くて3分。

感想は

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お前ら全員ばかばっか

お前ら全員ばかばっか

自分が高校2年生の時、彼(ぼくのりりっくのぼうよみ)と出会った。

当時推していた配信者とツイッターで会話している奴がいる。誰だこいつは??!何者だ

すぐにプロフィールへ飛んだ

そこからは一瞬で彼の作り出す世界の飲み込まれていった。

なによりも、同い年でこんなにも自分を表現できていることに脱帽、嫉妬し、ずっとみていたいと思った。

「お前ら全員馬鹿ばっか」

初めて聴いたBlack Bird

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研究とアートの橋渡し〜オラファー・エリアソン展の感想

研究とアートの橋渡し〜オラファー・エリアソン展の感想

個人的にオラファー・エリアソン展はとても刺激的で衝撃だったのでそれについて書きたい。

1. 研究とアートの橋渡しへの示唆オラファーエリアソンの作品群は、とけだす氷河や太陽、自然破壊といった自然と人間の関係性をテーマとし、入念で丁寧なリサーチに基づく知見を軸としながら、光と幾何学などを駆使することを通して作品としての審美性と自然への批評的なまなざしを共存させる表現を行ったものである。

科学者のよ

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ビル景、土砂降りの雨のように佇む景色

ビル景、土砂降りの雨のように佇む景色

絶賛開催中の展覧会「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」に行ってきました。
その感想を記します。備忘録としてですが、これから観に行く方の気持ちが少しでも盛り上がってくださるとうれしいです。端的に言えば、最高の展覧会でした。

この展覧会は、熊本現代美術館にて2019年4月13日〜6月16まで開催していたもの。現在は、茨城県水戸芸術館現代美術ギャラリーにて10月6日(日)まで展示されています。

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日本YouTube全史〜有名YouTuberを勝手に世代分けしてみた〜 【2022年4月最終更新】

日本YouTube全史〜有名YouTuberを勝手に世代分けしてみた〜 【2022年4月最終更新】

先日、水溜りボンドさんが、YouTubeの世代分けについての動画を出されていました。

これについて、ずっとYouTubeを見続けてきた、自称YouTubeヲタクの自分としては、どこか違和感を感じる部分がありました。
そこで、このnoteで自分なりの解釈で勝手にYouTuberを世代分けしていこうと思います!

決して、水溜りボンドさんの動画に対して批判をしたり、特定のYouTuberに対して誹謗

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10代から身につけたい ギリギリな自分を助ける方法 を読んで

10代から身につけたい ギリギリな自分を助ける方法 を読んで

こんにちわん、こんばんわん!心理学が好きな犬です!

前回の投稿が多くの方の目に留まり、最大PV数、多くのコメントを頂けていますので、まだ読まれていない方はぜひご覧ください。

HSP・HSCについて考える②の内容は考えているので、近日中に投稿予定です。

さて、本日はこちら、井上祐紀著「10代から身につけたい ギリギリな自分を助ける方法」を読んだ感想を書いていきたいと思います。

この本の読んで

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200802_ハルジオン/YOASOBI

200802_ハルジオン/YOASOBI

8/2のおすすめ音楽。

今日は前にも書いたことのある、リモート生演劇を行っている
「劇団ノーミーツ」の、第二回長編公演『むこうのくに』について。

昨日の追加公演を観させてもらったので、感想をば。

主題歌には、YOASOBI の『ハルジオン』が採用。

もうこの曲を聴くだけでも、僕にとっては、既に次の時代に
突入していることをはっきりと意識出来るし、

むしろ、そこに周波数を合わせていかなくて

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200524_重力の虹/lié

200524_重力の虹/lié

5/24のおすすめ音楽。

今日はおすすめ音楽と同時に、僕自身、初めてzoomを経由して鑑賞した
演劇についても触れておきたい。

今日の音楽は、その演劇のエンドロールで使われていた楽曲だ。

Twitterでフォローさせてもらっている人の間で、
およそ繋がりは無いだろうと思われる人たちが、たまたまかもしれないが、
同じ話をしているとき、そこに自分が面白いと感じる可能性はかなり高い、
そのことを僕

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SF映画の金字塔『インターステラー』が証明した「愛」の形について。

SF映画の金字塔『インターステラー』が証明した「愛」の形について。

【『インターステラー』/クリストファー・ノーラン監督】

宇宙物理学者 キップ・ソーンが製作を担当した今作は、まさに、テン年代におけるSF映画の金字塔だ。

万に一つの可能性に懸ける「探検家」として描かれる科学者とエンジニアたち。重力の謎を解くために歩む果てなき旅路。不朽のSF映画『2001年宇宙の旅』(1968)を参照しているようでいながら、あの作品とは全く異なるエモーショナルな映画体験に心を震

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『劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel III. spring song』待ちわびた春、その笑顔に救われた。

『劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel III. spring song』待ちわびた春、その笑顔に救われた。

 映画の鑑賞を終えて劇場を出た瞬間、猛烈な日差しと暑さ、セミの声が一斉に襲い掛かってきた。今なお全世界で猛威を振るう疫病によって、本作が奪われた情緒はあまりに大きかったのだと、痛感した。絶望と喪失を繰り返し身も心もボロボロに引き裂かれて、それでも最後に残った微かな希望を示すラストシーン、それと同じ風景を見られたらどんなによかっただろう。

 『劇場版 Fate/stay night Heaven'

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人生という作品──ヨルシカ『盗作』

人生という作品──ヨルシカ『盗作』

⚠️小説『盗作』の内容に触れております。未読の方はご注意ください。

ヨルシカの3rdフルアルバム『盗作』の初回限定盤を受け取ったのは、片道一時間かかる学校へ、夏休み前の三者面談を受けに行った帰りのことだった。

ポストに佐川急便の不在伝票を見つけ、マンションの宅配ボックスから取り出したあまりに大きな段ボール。家に着くや否や待ちきれず、手を洗ってから玄関でうやうやしくそれを扱う。

盗作 -pla

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