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人生を大切にする手紙の時間、POSTORY(ポストリー)です。 主な活動: ・企業内外…

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人生を大切にする手紙の時間、POSTORY(ポストリー)です。 主な活動: ・企業内外向け文書制作 ・プロダクト制作(販促用DM、レターヘッドデザイン) ・プロップスタイリング ・キービジュアル制作 ・撮影 ・執筆 など。 ウェブサイト: https://postory.jp

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    気になった物事、展覧会、手紙について 色々なことを気ままに綴っています

  • 切手と葉書のコーディネート100選

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切手と葉書のコーディネート100 選

POSTORYです。 アートやデザイン、紙もの、ファッション、昔ながらの文房具。それらと地続きで切手と葉書が好きです。 ただ、好きといっても、送ることよりコーディネートをすることに惹かれます。 兼ねてより組み合わせていた切手と葉書のコーディネートが貯まってきたので、100セット分をこのたび記事にまとめてみました。 それではご笑納ください。 どうぞ!!! 1. Brrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!!!!!!!! 寒くても、無茶をするのが若者たちだ。ライアン・マッ

    • 1円切手について

      先日、2021年4月14日に可愛らしい切手が発売されました。 1円切手のくまさんです。 ここにきて、1円切手という最小単位の切手がリデザインされたのには理由があります。 前提として、 ご存じの通り、郵便料金は下記のように改定されました。 はがき=63円(旧62円) 手紙=84円(旧82円) いずれも定形内の場合 ※2019年10月〜 この料金変更により、 それまで発売されていた62円切手や82円切手は、それ1枚で送ることができなくなりました。必ず、1円切手ないし2円切

      • −手紙の時間−

        和紙の魅力を今に伝える日本橋の老舗 株式会社榛原さんのオンラインショップサイトにて、『手紙の時間』という連載が始まりました。 この企画の趣旨は、 お気に入りの便箋を選び、相手に伝えたい言葉を吟味しながらペンを走らせ、時に切手や封緘、シールなどの組み合わせを考える。 この特集は、そんな手紙にまつわる優しい時間を皆さまと共有することを目的としています。 POSTORY代表の近藤千草さんに考えていただいた、便箋や切手などのコーディネートを、季節や行事に合わせてご紹介して参り

        • 生きづらさを思うとき、ゴッホの絵画を見るということ

          これは、あまりに鋭い感性の持ち主であったが故に自分自身を持て余し、世間のほとんどに理解されず、苦しみ抜いて生涯を終えた、一人の人間の話。 ※映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」 の個人の感想です 🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾 こんばんは、POSTORYです。 ゴッホについては、ああ、いわゆる有名なゴッホね、と昔はあまり気に留めていませんでした。子どもの頃、多くの人がバッハやモーツアルトを知っても傾倒しないのと同じく、その革命的な凄さは、「偉人

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        • POSTORYからの手紙
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        記事

          ビル景、土砂降りの雨のように佇む景色

          絶賛開催中の展覧会「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」に行ってきました。 その感想を記します。備忘録としてですが、これから観に行く方の気持ちが少しでも盛り上がってくださるとうれしいです。端的に言えば、最高の展覧会でした。 この展覧会は、熊本現代美術館にて2019年4月13日〜6月16まで開催していたもの。現在は、茨城県水戸芸術館現代美術ギャラリーにて10月6日(日)まで展示されています。 ----------------------------------------

          ビル景、土砂降りの雨のように佇む景色

          横浜 元町のシックな郵便ポスト 落ち着いた濃紺(黒に見えるけれども濃紺)が、街の景観にぴったり。 それもそのはず、 元町のイメージカラーを濃紺に制定した商店街の方たちが、商店街リニューアルに合わせて、 ポストも濃紺にしたからだそう。

          横浜 元町のシックな郵便ポスト 落ち着いた濃紺(黒に見えるけれども濃紺)が、街の景観にぴったり。 それもそのはず、 元町のイメージカラーを濃紺に制定した商店街の方たちが、商店街リニューアルに合わせて、 ポストも濃紺にしたからだそう。

          銀座 マロニエ通りの 郵便ポスト📮 消火栓と一緒によい佇まい。 まるで行き交う人を眺めているようです。

          銀座 マロニエ通りの 郵便ポスト📮 消火栓と一緒によい佇まい。 まるで行き交う人を眺めているようです。

          豆皿の切手【完結編】

          今日、豆皿を引き取ってきました。今年の春に参加したワークショップで作ったものです。 素焼きされた切手型の豆皿に絵付けができるというワークショップで、陶芸家の先生が持ち帰って焼いてくださり、そのまま預けていたのでした。 焼き物に絵を描き、塗る工程はとても楽しく、なんだか癒されました。 ↓こちらはその体験記↓ 豆皿切手の記事 こちらが、ワークショップ開催地。 目白にあるブックス&ギャラリー ポポタムさん。 名乗ると、小包を渡してくださいました。 嬉しい… 開くとそこに

          豆皿の切手【完結編】

          大人の特権

          社会人一年目の私へ ・道順を覚えておいて ・乗り物酔いは本当に慣れる、大丈夫 ・死ねと叫ぶ子どもはあなたのことが大好き 大丈夫、楽しんで。 あの頃、大人はこうあるべき、という使命感に燃えていたし、明確な理想像も私にはあった。与えられた職務を遂行すること、人の役に立つ喜びを感じていた。 私は別段子ども好きでもなかったけれど、音楽を学び、教えることに向いていたので幼児教育者として資格を取り、ご縁あって都内の私立幼稚園に勤めだした。 朝7:30に園に着くと、すぐさま自分が

          大人の特権

          たんぽぽの手紙

          桜を眺め楽しみ、いよいよ春本番。 緑が眩しく、道端の花も存在感を増す時期です。 歩いていたら、ふとたんぽぽが目にとまりました。 そして思い出したこの歌をご紹介します。 ままごとの たんぽぽちらばり 土暮るる …と詠んだのは、 詩情豊かに日本の自然や風物を描いた日本画家・川合玉堂。 俳句や和歌も詠み、絵とともに友人に送っていたそう。 昨年、青梅市にある玉堂美術館へ足を運びました。ほんの少しですが写真とともにご覧ください。 途中、丸型ポストを見かけてやはり撮

          たんぽぽの手紙

          消しゴムはんこの洗礼

          あれからもう5年。 かつて私にも、消しゴムはんこに憧れた時期があった。 消しゴムという、誰しも近しいその存在。 彫ること自体は、子どもの頃になんとはなしにやってみたことがある。カッターで刻んでみたそれは、はんこへの憧れというよりも、ただ☆のマークを描いてみたかった、という全く意味のないものだった。 時は過ぎ大人になり、ある日。 高円寺のTシャツ屋さんが消しゴムはんこのワークショップをやるというのを聞きつけた。 実はあまり高円寺に馴染みのなかった私。 「高円寺のTシャツ屋

          消しゴムはんこの洗礼

          届いた葉書

          葉書という字、風情があるなぁといつも思う。 はがき、という表記だとなんとなく「官製はがき」が思い起こされる。だから自分で表す時はたいてい葉書。どちらも好きだし、その時々で使い分けるのもたのしい。葉書は普段、「1枚」と数えるけれど、「一葉のはがき」という表現もよい。一転、ポストカードと呼ぶのもいい。とたんにPOPになるところがいい。 昨夜、疲れて帰宅したら、郵便受けに素敵な葉書が届いていた。 ほんの二言三言の葉書。 こういうのがとてもいい。 この方とはSNSでも繋がってい

          届いた葉書

          豆皿の切手

          先日、豆皿に絵付けをしてきました。 目白にあるブックギャラリーポポタムさんで開催された陶芸家esouさんによるワークショップです。 ポポタムさんの入り口↓ ギャラリーの中で開催されたワークショップ。 焼物の素地に、思い思いの柄を描いていきました。 これに、昔の7円切手の宝船を書こうと思い立ち、持参しました。 下書き用の紙にこんな感じかなと練習してみる。そのあとトレーシングペーパーで縁をなぞる。裏返しにしてなぞる。 簡単そうに見える形も、自分が描くとなんだか間延びする

          豆皿の切手

          八重桜 自筆の墓石 黄犬

          楽しい時間、それはゆっくり選ぶとき。手紙の醍醐味のひとつです。 気がつけば、黄色ばかりに。 たんぽぽ、菜の花、ミモザの順。 こちらはシルクスクリーンの葉書です。発色が良く、縦書きにも横書きにもマッチする葉書。 季節の花がその時々に販売されているので、お花屋さんでお花を選び、手に取る気分でいつも購入しています。 ひなまつりの葉書も。 本格的な春は目と鼻の先ですね。 ふっくら優美な八重桜やチューリップも出番を今か今かと待っています。(ええ、私が書けばいいだけのはなし

          八重桜 自筆の墓石 黄犬

          年始のご挨拶

          あけましておめでとうございます。 postcard:鏑木清方《元旦の朝》1912 stamps:1965,JAPAN/1969,JAPAN/1972,JAPAN/1966,JAPAN この写真は菊菱文様の袋帯を敷いて撮りました。袋帯は、おめでたい時やおめかしの時用、言わば礼装用の帯です。控えめながら金糸銀糸を用いた織で、いつもより少しシャンとした気分にさせてくれます。 postcard:Paul JACOULET《The Red Lacquer Mirror

          年始のご挨拶

          本の森へ迷い込む

          冬休みを迎えました。今、本屋さんに来ています。 お休みがこれからの方もいらっしゃると思いますが、連休があったらしたいことの上位3位にはどなた様も『読書』が入るのではないでしょうか。 積み本が山程ありつつも、本屋さんを徘徊してしまうそれはもはやびょ(ry もとい楽しい趣味なわけです。 本を愛する方の中には、本の匂いといいますか、印刷されたものの香りが好きな方もいると思います。 もはや読むものとしての価値だけではなく、物質としても愛おしく、感覚としても愛せる、それが本。 本

          本の森へ迷い込む