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#漫画

クールジャパンを基幹産業に?

クールジャパンを基幹産業に?

◉政府の知的財産戦略本部が、新たなクールジャパン戦略の原案が出てきたのですが。アニメやゲームなどのジャンルを、基幹産業化するとのこと。たしかに、小説・漫画・アニメ・ゲームはそれぞれが関連し遭い、大きな産業となっています。でも、工業製品とかと違って、才能ってあやふやなものですからね。お金をかければ生まれるものではないですし、かといってお金が不要かといえば、そうでもなく。でもハッキリ言えるのは、秋元康

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伝説の編集長マシリトが語る「鳥山明は手塚治虫の変形」

伝説の編集長マシリトが語る「鳥山明は手塚治虫の変形」

2024年3月9日
一人の漫画家の死のニュースが世界中に激震を与えています。

「鳥山明氏死去」

連日TVやネットニュース、各種SNSではその早すぎる死を惜しむコメントが世界中から届けられ、まさに文字通り世界中で愛された日本を代表する作家であったと言えるでしょう。
そんな偉大な作家を育てた伝説の編集者「鳥嶋和彦」氏。

鳥嶋氏は
二人三脚で歩んできた鳥山明のことをどう評しているのでしょうか。

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漫画支援基金設立へ

漫画支援基金設立へ

◉ちょっと前のニュースですが、アップし忘れていたので、遅ればせながら。これが良い方向に回っていけばいいのですが、マンガ文化を食い物にする人間が、寄ってきそうで怖いです。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉

麻生太郎政権では、『国立メディア芸術総合センター(仮称)』が国立マンガ喫茶といわれのない誹謗中傷で、民主党政権下で頓挫しました。漫画が世界に

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アニメ風アパレル続々、ドイツの子供服売り場で何が起きているのか?

アニメ風アパレル続々、ドイツの子供服売り場で何が起きているのか?

この夏、ドイツの子供服売り場では、アニメ風アパレルが至るところ見受けられました。特筆すべきは「普通の服屋」である点です。今回はこのあたりの事情について写真を撮ってきたので振り返りつつ、考えてみます。

フランクフルトでお店をチェックしてきました。都心部の商業エリアにある「C&A」というアパレル大手のお店で見かけたものがこちら。『呪術廻戦』や『NARUTO』は有名アニメのTシャツが並ぶ一方で、右のパ

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電書バトへ乗り換えませんか?

作品をすでに電子書籍配信中の漫画家の皆さん、電書バトへ乗り換えを検討しませんか?

あなたは漫画家です。
たくさんの作品を世に産み出してきました。
時代は紙から電子書籍へ。
出版社に言われるままに、あるいは電子出版社や取次の勧誘を受けて、過去作の電子書籍配信を行なっています。
しかし、配信に伴う印税は期待ほど入ってきません。

「まあ、過去作だからしょうがないか…」

そんな漫画家の皆さん、電書バ

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「路草」春の新連載のお知らせ

「路草」春の新連載のお知らせ

株式会社トゥーヴァージンズ(東京都千代田区)が運営するWebコミックメディア「路草」(毎週水曜日17時更新)は2023年4月5日(水)より4週連続で新作を掲載いたします!

新連載6作品、特別読み切り2作品、全話無料公開など注目の作品が盛りだくさん!!株式会社トゥーヴァージンズが運営するWebコミックメディア「路草」では毎週水曜日17時に作品を更新中。
2023年4月は、新連載6作品・特別読み切り

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日本からアジアへIP展開しよう【東アジア編】

日本からアジアへIP展開しよう【東アジア編】

Mintoの水野です。SNS・Web3領域で漫画・アニメ・キャラクターなどをクリエイターと共に創っています。エンタメ・スタートアップです。

今回は、漫画・アニメ・キャラクター等など日本発のIP事業を東アジア(中国・香港・台湾・韓国など)に展開していく時に必要なポイントやパートナーについてを、僕の経験も織り交ぜてまとめてみます。

深くIPやライセンスに興味を持った方は、ぜひ、ライセンシングインタ

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[レポ]日本マンガの行方=「フランクフルト・ブックフェア」

[レポ]日本マンガの行方=「フランクフルト・ブックフェア」

ドイツのフランクフルトで10月19日、国際書籍見本市「フランクフルト・ブックフェア」が開幕しました。一般デー初日のもようをご紹介しつつ、日本マンガの行方について考えてみたいと思います。

「フランクフルト・ブックフェア」とは?「フランクフルト・ブックフェア」は世界中の本が集まる国際書籍見本市です。主催者の発表によると、第74回目となる今年は、世界95カ国から4000以上のブースが参加し、世界100

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「あべこべ」世界が評価するニッポン。日本が評価しないニッポンーまたも失敗するかも②

「あべこべ」世界が評価するニッポン。日本が評価しないニッポンーまたも失敗するかも②

世界から、若者たちが日本のマンガやアニメに憧れて、日本に来ている。にもかかわらず、日本にきたら、それらがオタクやサブカルチャーの扱いで、メインストリームではないことに驚くという。

「これからニッポンは、観光とコンテンツで生きていくべき」―30年前にも20年前にも10年前にもコロナ禍にも、そう唱える人は日本にもいた。しかし日本は、相も変わらず、「鉄・家電・自動車」を基幹産業で、観光とコンテンツ産業

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