出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)

みなさまのライフスタイルにちょこっと混ぜていただきたい出版社です。☞https://w…

出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)

みなさまのライフスタイルにちょこっと混ぜていただきたい出版社です。☞https://www.twovirgins.jp/ | ONLINE SHOPは下記アイコンから | Webコミックメディア「路草」🌱 https://michikusacomics.jp/

マガジン

  • SIDE TRACK(サイド トラック)

    トゥーヴァージンズ発の新たな連載メディアです。 本線(本来の道)とは別の“もうひとつの道”。 そんな脇道にふと入っていった先に、 まだ見ぬ言葉や文章、景色との新たな出会いがありますように。 エッセイ・散文を中心として、各連載、毎月1回更新していきます。 (メインビジュアルはカヤヒロヤさん作)

  • 本職 ほんとのおしごと

    本と仕事と人にまつわるあれこれを発信します。

  • 路草マガジン

    路草コミックス編集部のマガジンです。制作裏話やお知らせ、連載作品の出張掲載をします。 「路草」サイトはコチラ▷https://michikusacomics.jp/

ストア

  • 商品の画像

    【ステッカー付】『Radio Silence レディオ・サイレンス』

    NYタイムズ・ベストセラー作家 アリス・オズマンが描く アイデンティティ、多様性、選択の自由をテーマにした傑作、待望の邦訳! 学年トップの成績でエリート大学を目指している女子生徒会長のフランシス。自他ともに認める勉強マシンの彼女には、友達も、後ろめたい秘密も、自分の“内なる声“さえもなかった。でも、お気に入りのポッドキャスト〈ユニーバスシティ〉を運営する内気な天才アレッドと出会い、初めて本当の友情を経験する。新たな自由を見つけたフランシスだったが、〈ユニーバスシティ〉が思いもよらぬ形で注目されたことから二人の信頼関係が崩れてしまい…… 限定特典のステッカー付き! ■書誌データ 発売日:2024/6/24 作者:アリス・オズマン 訳者:石崎比呂美 定価:2,750円(本体価格2,500円+税) 仕様:四六/並製/448ページ(仮) ISBN:978-4-910352-79-4 ※書影はサンプル画像としてUS版を掲載しています。 ※特典はなくなり次第終了となります。ご了承の程お願い申し上げます。 ※ステッカーは台紙サイズ106×141mmです。
    2,750円
    TWO VIRGINS
  • 商品の画像

    【ぼく脳 オリジナル作品】 あの日の雨の再現[レシピ付]

    「SIDE TRACK」連載の第2回「雨と帰る」 (https://note.com/twovirgins/n/nf4a35142440d) に合わせて、ぼく脳さん本人が手作りした1点ものの作品です。「あの日の雨を思い出して再現した手作りの雨です」(ぼく脳) 瓶のサイズ:直径45ミリ、高さ50ミリ ※中身の液体は安全で、そのレシピを付していますが、あくまで観賞用です(飲料用ではありません) ※環境によって中身の液体が気化する可能性があることご了承ください ※ヤマト宅急便の最短日・時間指定なしにて発送させていただきます。時間指定のご希望がございましたら備考欄にご記入ください
    3,300円
    TWO VIRGINS
  • 商品の画像

    【ステッカー付】『Radio Silence レディオ・サイレンス』

    NYタイムズ・ベストセラー作家 アリス・オズマンが描く アイデンティティ、多様性、選択の自由をテーマにした傑作、待望の邦訳! 学年トップの成績でエリート大学を目指している女子生徒会長のフランシス。自他ともに認める勉強マシンの彼女には、友達も、後ろめたい秘密も、自分の“内なる声“さえもなかった。でも、お気に入りのポッドキャスト〈ユニーバスシティ〉を運営する内気な天才アレッドと出会い、初めて本当の友情を経験する。新たな自由を見つけたフランシスだったが、〈ユニーバスシティ〉が思いもよらぬ形で注目されたことから二人の信頼関係が崩れてしまい…… 限定特典のステッカー付き! ■書誌データ 発売日:2024/6/24 作者:アリス・オズマン 訳者:石崎比呂美 定価:2,750円(本体価格2,500円+税) 仕様:四六/並製/448ページ(仮) ISBN:978-4-910352-79-4 ※書影はサンプル画像としてUS版を掲載しています。 ※特典はなくなり次第終了となります。ご了承の程お願い申し上げます。 ※ステッカーは台紙サイズ106×141mmです。
    2,750円
    TWO VIRGINS
  • 商品の画像

    【ぼく脳 オリジナル作品】 あの日の雨の再現[レシピ付]

    「SIDE TRACK」連載の第2回「雨と帰る」 (https://note.com/twovirgins/n/nf4a35142440d) に合わせて、ぼく脳さん本人が手作りした1点ものの作品です。「あの日の雨を思い出して再現した手作りの雨です」(ぼく脳) 瓶のサイズ:直径45ミリ、高さ50ミリ ※中身の液体は安全で、そのレシピを付していますが、あくまで観賞用です(飲料用ではありません) ※環境によって中身の液体が気化する可能性があることご了承ください ※ヤマト宅急便の最短日・時間指定なしにて発送させていただきます。時間指定のご希望がございましたら備考欄にご記入ください
    3,300円
    TWO VIRGINS
  • 商品の画像

    【コドモペーパー先生サイン本】ブブとミシェル 〜雨上がりの天使〜 1

    「日曜日の朝に堕天使が降ってくる」両親を病で亡くし、孤独に生きる少年ミシェルの住む土地では、土曜日の夜から雨が降り、その雨は日曜日の朝になると堕天使に変わる。堕天使の死骸が散乱するところで卵を見つけたミシェル。そして生まれたブブ。心に深い傷を負った少年と無邪気な堕天使による愛と絆の物語。 Webコミックメディア「路草」はこちらから https://michikusacomics.jp/product/bubutomichelle 【作者プロフィール】 切り絵や万年筆を駆使して、絵本のような繊細な絵を描く。西洋文学や明治・大正・昭和の文学を愛好しており、現在、大正浪漫マンガ『十次と亜一』(旧cakes連載→ウェブマガジンウィングス https://www.shinshokan.com/webwings/title75.htmlに移行)を連載中。note→ https://note.com/codomopaper/ 発売日:2023/1/10 作者:コドモペーパー 定価:847円(本体770円+税) 仕様:B6/並製/192ページ ISBN:978-4-910352-93-0 ※お一人様1点限りとさせていただきます。 ※なくなり次第終了となります。ご了承の程お願い申し上げます。 ※ネコポスのサイズを超える商品点数をご購入のお客様は、ヤマト宅急便の最短日・時間指定なしにて発送させていただきます。
    847円
    TWO VIRGINS
  • もっとみる

最近の記事

第18回 わたしは見ていた

のろくさとプールからあがり、ここも剃っておかないとだめだったか、と思いながら水の滴る自分の腹から視線を上げると、輪ゴムちゃんが先生に駆け寄ってなにかをお願いしていた。輪ゴムちゃんは背の低いスレンダーな女の子で、医学部の推薦をもらうために評定平均5.0をキープしており、ニュージーランドから来た金髪で長身のALT、ステファニーと仲が良かった。近所の国立大学の聴講生でもあったので、高校と大学両方の教科書と参考書を持ち運ばねばならず、毎朝大きな音を立ててスーツケースで登校していた。先

    • 本屋、はじめまして #7 本屋 BREAD & ROSESー後編

      本と仕事と店主についての 8問8答 1 オープンから約1年、率直な感想は? 良くいえば試行錯誤、悪くいえば行き当たりばったりでしたが、お客さまや地域のみなさまに支えられて何とかやってこられたという感じです。何より、多くの方々と触れ合えるのはとても楽しく勉強にもなり、かけがえのない経験でした。 経営的には明確な利益が出るところまでは到底達していません。本屋をめぐる環境の厳しさを全身で感じる1年でもありました。中でも猛暑になり多くの人が外出を控えるようになってからは、厳しさ

      • 本屋、はじめまして #7 本屋 BREAD & ROSESー前編

        本屋をやろうと思った理由ときっかけ  本屋をはじめようと思った理由はさまざまです。少しだけ整理すると、 ・定年後に地域で何かやりたいという思いが募っていたこと ・何かしら生きづらさを抱える人たちの拠り所あるいは逃げ場となるような居場所をつくりたい(本屋もそういう場になり得るのでは)と考えるようになったこと ・もともと本と本屋が好きで、勤務先を退職する3年くらい前から時間を見つけてはセレクト書店を回るようになり、いつか自分もやってみたいという思いを強くしていったこと ・本を媒

        • 第17回 存在しない夏 ’24

          この連載ではエッセイを書くことになっている。実際に起きた出来事をもとに筆者の所感がまとめられた文章は「エッセイ」であり、その形式に沿ってわたしも連載の文章を書いてきたはずだった。でもさ、もう現実に書きたいことがなくなっちゃったんだよね。太ってきたこととか、うんざりすることもたくさんあるなかで、静岡までお墓参りに行って山中で迷子になって車にひかれかけたり、久しぶりに会った地元の友人がイタリア人みたいになっていたり、わたしは充実の夏を過ごしていた。しかし、だからといって書き残さな

        マガジン

        • SIDE TRACK(サイド トラック)
          80本
        • 本職 ほんとのおしごと
          17本
        • 路草マガジン
          14本
        • ブルース&ソウル・レコーズ
          45本
        • トゥーヴァージンズの今月の新刊案内
          9本
        • 谷川俊太郎/ 楽園まで
          5本

        記事

          第6回 「夏から帰れない」

          夏の終わりが近づいてきましたね。皆さんは夏をしましたか? 夏を満喫しましたか? 夏だけなぜか満喫しないといけないみたいな脅迫じみたものを感じるし、人は他の季節に比べて夏にだけ異様に向き合おうとする。たしかに夏は「これ無料なの?」という瞬間が多くてヤバいが。 夏はこの世界の原液という感じがして好きだ。春も秋も冬も素晴らしいが、いざ夏が来ると、他の季節が「夏を薄めたもの」になってしまう。実は季節は横並びではなく縦並びで、四コマ漫画のように秋冬春の順に並び、オチの夏のために他の季

          第16回 筋書きのないドラマは書けるのか?

          パリオリンピックや高校野球で盛り上がった8月も終わろうとしています。高校野球ファンの僕は、県予選の一回戦から47都道府県すべての試合をインターネットで観戦することのできる世の中になったおかげで、この時期は完全に仕事どころではありません。高校野球に関して僕は甲子園よりも県予選のほうを面白く見てしまいます。全国には三千何百の高校の野球部が高野連に加盟しているそうですが、おそらくその大部分は甲子園で優勝することよりも、甲子園出場を目標にしている学校かと思います。喉から手が出るほど行

          第16回 筋書きのないドラマは書けるのか?

          第16回 ベイビー、強く抱きしめて

          百円玉の乗った手が脳裏に焼き付いて離れない。男のものにしてはほっそりしていて、女のものにしては大きな、真っ白な手。繰り返し思い出すごとに、その手は輪郭に沿ってぼうっとした青白い光を帯びる。まるで性別を持たない観音さまのような手だった。極楽浄土からの遣いの手を差し出され、わたしは触れるのがためらわれ、なんてことない顔をして、光り輝く百円玉だけつまむようにして受け取った。本当はその手を両手で包み込んで、すがりつきたかったかもしれない。 スーパーの隅で回転するラックに並べて売られ

          第16回 ベイビー、強く抱きしめて

          第5回 「初の大規模振り返り」

          自身初の大規模個展(どこからが大規模?)の準備を理由に、ふた月ほどこの連載を休んでしまい申し訳ありませんでした。お詫びと言ってはなんだが(?)自身初の大規模個展のこれまた自身初の大規模振り返りをしようと思う。 まず、この本気の文化祭のような展示に12000人以上が来場した(どういうつもり?)。そのメイン理由として入場料が無料だったことがあると思うが、正確には「無料」や「タダ」ではなく「0円」にしていた。タダではなく、0円を払うという行為を皆様にはしていただきたいなということ

          第5回 「初の大規模振り返り」

          本屋、はじめまして #6 Zelt Bookstoreー後編

          本と仕事と店主についての 8問8答 1 オープンから約1年、率直な感想は? 月に10日しか開けていないというのもありますが、本当にあっという間でした。オープンしたらだいぶ暮らしが変わってしまってストレスになるだろう、と思っていたのですが、逆に週の生活リズムが整ったようにも思います。とにかく無理をせず、細く長くやっていくというのを目標にしているので、お客さんには少々不便をかけてしまうと思うのですが、続けることを最優先に二年目も頑張りたいと思います。 2 仕事の必需品は?

          本屋、はじめまして #6 Zelt Bookstoreー後編

          第15回 脚本家は撮影現場に行くべき?

          数年前からインティマシー・コーディネーターという職種をよく耳にするようになりました。僕自身、勉強不足で大変恥ずかしいのですが、インティマシー・コーディネーターが詳細にはどういう仕事をする職種なのか、どんな勉強をしてその資格を得ることができるのかということを正確には知りません。それを知らずにその職種について触れるのは勉強不足をもっと晒すことになり、触れるべきではないかもしれませんが、個人的にはどんな分野に関しても勉強不足の人が発言できないのはあまり良いことではないような気もして

          第15回 脚本家は撮影現場に行くべき?

          本屋、はじめまして #6 Zelt Bookstoreー前編

          こんにちは、Zelt(ツェルト)の伊藤眸と申します。東京都足立区でZelt Bookstore(ツェルトブックストア)という小さな本屋を営んでいます。6月末でちょうど一周年を迎えました。 本屋を運営しているツェルトは、内装設計や家具デザインを行う柴山と、ペインターの伊藤による2人の会社で、月に10日ほど店を開けています。 Zelt(ツェルト)はドイツ語で、登山時の緊急避難用の簡易テントを指します。ステッキをポールがわりにして布をかぶせ、人ひとりが最低限身を休められるようにす

          本屋、はじめまして #6 Zelt Bookstoreー前編

          「複製原画オーダーメイド」のお知らせ

          このたびWebコミックメディア「路草」は、新サービス「複製原画オーダーメイド」をはじめました。 本サービスは、「路草」上で連載されている作品の中から、読者の方が選んだ特定のページやコミックスのカバーイラストを、最高品質の用紙に高解像度かつ広色域のインクジェットで仕上げたジークレープリントでひとつひとつ制作し、お届けするサービスです。 本サービスは全作品一律でご購入金額の50%をその作品の著者に支払う取り決めとしています。 これにより、連載作品が書籍化される前でも、作家個人

          「複製原画オーダーメイド」のお知らせ

          第15回 明日に向かって祈れ!

          みんな、休日はどう過ごしているの? ずっと気になっているよ。特に、わたしと仲良くないひとは、どう? わたしの話し方が悪いのかもしれないが、全く心を開いてくれないひとが一定数いる。「お休みの日は何をしているんですか?」と尋ねても、のらりくらりとかわされて、挙げ句の果てには嘘までつかれて、絶対に本当のことを教えてくれない。週末のすべてを賭したくなるほど、あんたが魂の奥底から愛していて、あんたの魂の奥底を愛してくれるものについて、ぶちかましておくれよ。ヘイ、カモン! バッチコイ! 

          第15回 明日に向かって祈れ!

          本屋、はじめまして #5 ヤンヤンー後編

          本と仕事と店主についての 8問8答 1 オープンから 約半年、率直な感想は? 8ヶ月もよく続いてきたな、というのが正直なところです。それでも、こんなに見つけづらいお店でも通ってくれる方や、お店のテーマに共鳴して語りかけてくれるお客さんたちとの会話は楽しいですし、これによって自分が得られる知識や、お店自体が変化してゆくことを身をもって実感しているので「これがお店を運営するということなのか」と日毎に学んでいます。 2 仕事の必需品は? 書籍のスリップ挿しです。 京都の左京

          本屋、はじめまして #5 ヤンヤンー後編

          第14回 共同で脚本を書くことの面白さと難しさ

          ドラマや映画作りにおいて脚本という作業は基本的にたった一人でやるので非常に孤独な作業となりまして、僕なんかはその孤独さに耐えきれずにいつも仕事から逃げています。孤独な作業ではあるのですが、以前にも書いたように監督やプロデューサー、俳優さんなど様々な部署の方々から多くの意見や質問などもいただくことがあるので、たった一人でやっているのに共同作業的な面もありまして、ときには「あー、うるせぇ! だったらおまえたちが書けよ!」なんて心の中でわめいてしまうこともしばしばあります。「孤独な

          第14回 共同で脚本を書くことの面白さと難しさ

          本屋、はじめまして #5 ヤンヤンー前編

           JR中央線の高円寺駅から歩いて5分ほど。エトアール商店街から1本外れた小さな道沿い、こぢんまりとある急な階段を登ったところに800冊ほどの書籍や作品が並ぶ店。もともと知らない方にはかなり見つけづらいところにそれはあります。そんな場所に訪れた稀有な方々には、「秘密基地みたい!」と言っていただくのと同時に、しばしば「本屋さんで修業されていたんですか?」「こちらにある本は全部読まれたんですか?」と訊ねていただきます。  答えとしては、いずれもNO。店主であるわたしには書店勤務経

          本屋、はじめまして #5 ヤンヤンー前編