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地元・静岡で音楽を届けたい アコースティックユニットの再出発
静岡の豊かな自然と人の温かさにふれ、ひとつのアコースティックユニットが再始動する。その名もRimless note。訳すと、「フチのない音」となることから、「自由に何者にも囚われない音楽を」という意味が込められている。ボーカル・Mokoさん、ギター・クドウシュンスケさんからなる2人組のユニットだ。
2014年に東京で結成し、都内のライブハウス等で活動。バンド時代、3人体制時代を経て、現在の2人体
小山彫刻さんのリーフレットを制作しました
はまかぜポートレイトに登場いただいた、小山彫刻さん。
インタビューをきっかけに、工房のリーフレット制作を依頼をいただきました。
各作品の写真や説明文は小山彫刻さんより提供いただいて制作しました。
事前にお話を伺っていたこともあり、全体の構成の提案に生かすことができました。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
工房の宣伝に少しでもお力になれていれば、嬉しいです。
地域に愛される駅南新川へ みんなで一緒にカモ・カモン!
浜松の街中。ひっそりと地下を流れる川がある。中央区住吉町一丁目から城北を起点とし、遠州鉄道の高架に沿い、新浜松駅、東海道線の高架をくぐり抜ける。八幡橋、元の市営駐車場を抜けると暗渠は解かれ、コンクリートで護岸された川が現れる。これが「新川」だ。この駅南新川をボランティアで清掃している人たちが、「カモ・カモンの会」のメンバー。地道な清掃活動の先には、壮大な夢があった。その活動とワークショップの様子を
もっとみる一人で観る映画もいいけど…『麦秋』
袋井にある東山ガレージのイベントへ。
パブリック・ドメイン(著作権切れ)になった映画の鑑賞会。
今回は小津安二郎監督の『麦秋』(1951年)を鑑賞。『晩春』『東京物語』と合わせ、「紀子(のりこ)三部作」と呼ばれている。前回は『晩春』を観て、今回は2作目だ。
個人的に昨年から小津安二郎監督作品をぽつぽつと見ている。絵画のように精密に計算された画面・カット・台詞の中に込められたメッセージを読み解
【撮影後記】ふとした瞬間の一枚に勝てない
2024年、はじめての活動は浜松を中心に活動している音楽ユニット、Rimless noteの写真撮影。
前回、「はまかぜポートレイト」の記事を書いた際に、アーティスト写真も撮影。ありがたいことに、今回も依頼いただいた。
撮影場所は鴨江アートセンター。
白い壁の内装がシンプルな写真の撮影にぴったり。
「ナチュラルな雰囲気で」ということだけ決めておき、お二人とイメージをすり合わせながらの撮影。
手作りの音楽の楽しさを求める「作り人、」新たなステージへ
シンガーソングライターのハルノオトさん。自らの手で作る音楽の楽しさを求め、がむしゃらに突き進んできた。自らの原点とも言える場所で、新たな表現との出会いを求めて出発することとなった。袋井市に誕生した「東山ガレージ」に込められた思いを、これまでの活動を振り返りながら、話していただいた。
自然を感じながら演奏できるスペース 「東山ガレージ」が完成
広がる田園風景、草の匂い。袋井市友永の林の中にこぢん
インタビュー記事制作のながれ
※こちらの記事は主にインタビュー依頼をご検討いただいている皆さまに向けての記事となります。
インタビュー取材を依頼するにあたり、「どのように取材が進むのか?」「準備はどれくらい必要か?」等、ご不安な点があるかと思います。そこで、『はまかぜポートレイト』への掲載を想定し、基本的な流れをご紹介したいと思います。
(ご注意)
個人的な進め方になりますので、他のライターさんは全く違うすすめかたをされて
「推しトーーク!!!!」 好きは伝わる
御殿場・みんなの一箱図書館さかいめさんで開催された「推しトーーク!!!!」に参加。
持ち時間6~8分で、映画でもミュージシャンでも本でもなんでも、好きなだけ「推し」のことを語っていいという贅沢なイベント。
「いいじゃん!」
絶賛ドハマり中の漫画『ゴールデンカムイ』を引っ提げて行ってまいりました。
参加者は10名ほど。高校生から大人まで幅広い年代。テーマも、映画の音声ガイド、サッカー選手、文
ようこそカレー研究家の実験室へ 一皿に込める食材とスパイスのストーリー
なんだこれは。一口食べるごとに新しい。味覚の冒険と言ってもいいかもしれない。浜松市・成子町のビルの1階に店を構える「Spice&Musica猫の手」。看板メニューのカレープレートには店主であり料理研究家のナカムラタツキさんの食材へのこだわりが詰め込まれている。カレー作りへの思いを伺った。
「頭を使って食べて欲しい」 スリランカスタイルのカレープレート
浜松駅から徒歩で約10分。成子町の交差点に
伝統に「遊び心」をプラスして 地域に寄り添う宮彫り師
花を持つ力神、笛を吹く風神、三味線を弾く猫又…その表情やしぐさはとても生き生きとして、今にも動き出しそうだ。制作したのは、宮彫り師の小山広樹さん(小山彫刻)。広樹さんが制作する屋台や寺社の彫刻には、象徴性や装飾性、時代の壁を超え、見る人の感覚に寄り添った「ひと工夫」が込められている。浜松市・東区大蒲町にある工房で、制作へのこだわりについて伺った。
要望に応えつつ、時代や見る人に寄り添う屋台彫刻
「毎日向き合っていたい」うさぎ描き続ける日本画家
ブルーベリー、スノードロップ、ノウゼンカズラ…身の回りに咲く花々と描かれるのは、かわいらしいうさぎたち。その繊細な色合いやタッチから見る人を独特の世界へと誘う安松美由紀さんの絵画作品。作品の魅力の秘密に迫る。
「うさぎが大好き」? 絵に込められた想い
「オルラヤという植物を知っていますか? まるでうさぎが餌を囲んで集まっているような花なんです。かわいいでしょう?」
そう熱っぽく語る浜松在住の日