20200224

白檀の香りはまだ部屋の中に残っているみたいだった。白檀の線香を焚いたのはずいぶん前のはずだった。それなのに香りはまだここにいて、あって、途切れ途切れに風景を誘発させる。ドキドキしていたことを覚えている。まだ物心つく前のことかもしれない。それでも体は大人みたいだった。たくさんの人がいて、その中に紛れていた。別れを惜しむ人もいた。私もその中の一人だった。手を伸ばしてみるが、もう届かない場所にいた。私は

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サンキュー。コンペイトウの瞬きが甘く心を照らしますように。
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触覚的に描く

感覚を頼りにし、身体的に心地良かったり、実感が持てたりする方を選び取りながら描く。視覚的に描くと「見せよう」とする作為が邪魔をし、しっくりこない。やはりどこまで行っても自分の作品は視覚ではなく「体感」なのである。ザラザラとした手触り。ガサガサ、ゴツゴツとした抵抗感。紙と紙が触れ合う音。視覚はどこか客観性と結びついているような気がする。

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2月24日 オムライスに雪が降っている

昨日は公園で、壊れたボートに花が植えられフワフワと咲いているのを見た。3歳は花たちになにか話しかけながら、フワフワをそっとさわっていた。

今朝はひとり、もくもくと絵を描いていた3歳。「オムライスに雪が降っているところ」と、作品解説しながら。赤でケチャップを真っ先に描いたのだった。

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ありがとう
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三渓園の茶室(春草廬)

「春草盧(しゅんそうろ)」

横浜三渓園に現存する三畳台目の茶室。

三渓園に移築前は京都宇治の金蔵院にあり、その時の名は九窓亭。

名前の通り九つの窓を持ち、台目の点前座に向かい合って床の間。
床の間から三畳の客間をはさみ対角線上の位置に躙口。

窓は点前座まわりだけでなく、床に隣り合う壁面および給仕口と向かい合う壁面ともに上下二段の下地窓と連子窓、点前座には風炉先窓と、あけ方も特長的。

床柱

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スキありがとう!😘
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産まれて来てごめんなさいマインド

今回の連休は、

夫が今日以外休みではないのと、

予定していたイベントが、

この度のコロナウィルスの件でなしとなった。

だから、のーんびりダラダラしつつ、

午後から買い物へ。

大当たりだった居酒屋ランチに大満足して、

買いたかった物も買え、

帰路に向かう駅のホームにて。

前に若いカップルが歩いていた。

ゲーセンでゲットしたと思わしき

デっかいぬいぐるみの入った袋をぶら下げて、

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サンキュー。袖口から花びらが甘く香ってこぼれますように。
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遠州の茶室(忘筌)

「大徳寺孤篷庵 忘筌(ぼうせん)」

桃山時代から江戸前期の茶人・小堀遠州のつくった茶室。

戦国時代以降、ようやく安定してきた武家社会において作事奉行・茶匠として活躍し、利休の死後に武家の茶風を確立した古田織部(へうげもの)の一番弟子でもあります。

遠州は武家茶をさらに推し進め、書院に中柱と点前座を付ける手法で、書院の茶室を完成させました。この忘筅は晩年の作。

全体十二畳に一間床。点前座を客

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