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サッカーの様々な仕組みを徹底分析【part3】

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2019年1月の記事一覧

費やした分だけ、心のどこかで見返りを求めてしまう

費やした分だけ、心のどこかで見返りを求めてしまう

こんにちは守屋です。

アイドルにはまった人が、「結婚します宣言」を聞いた瞬間に発狂して殺したい。と殺意に変わるような時間がニュースで時々見かけます。

人に限らず、投資した株や仮想通貨、不動産なども同じようことが言えます。費やした時間やお金が多ければ多いほど、その見返りを求めてしまう。

そんな見返りについて少し深堀したいと思います。

そもそも、消費なのか投資なのかを冷静に考える必要性。

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何かをやる前に「不安」の文字が先行してしまう人

何かをやる前に「不安」の文字が先行してしまう人

こんにちは守屋です。

あるクライアントと初めてお話をするとき、こんな不安を打ち明けてくれました。

「会社の中で、色んなやりたいこと、始めてみたいことがあります。でも帰宅してお風呂に入っているとき、寝る前に考えるんです。もし失敗したらどうしようと。最悪を想定すると今の状態から何かアクションを起こすのはデメリットかなって思ってしまって…」

誰にでも一度は何かをやろうとしたとき、不安が先行してしま

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一度言えば理解してしまう人が教える側に回る

こんにちは、守屋です。

「名選手 名監督にあらず」という言葉があるように、一流の選手であっても、一流の監督かどうかは分かりません。

ある企業の部署リーダーになった社員から相談がありました。

「自分が営業をしていたときには、自分の成績だけを考えて行動していれば良かったです。その結果、優秀な成績を残して給料も上がりました。

でもリーダーになった途端、他の営業マンが要領が悪く成績を上げてくれませ

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サッカーに関わって気付いたあの日の思い出

サッカーに関わって気付いたあの日の思い出

こんにちは、守屋です。

サッカーやフットサルなど、それに関わるスポーツに携わりながら今まで生きてきました。そしてこれからも生きていくと確信しています。

人生を振り返ったとき、自分自身の心に残る「あの日」をいくつも思い返すことができることに気付きました。

高校サッカー選手権で負けた瞬間、自分の中のベストゴールを決めた瞬間。勝利の2文字のために必死になって応援するサポーターの姿。

振り返れば心

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ルールを守れない人に共通すること

ルールを守れない人に共通すること

こんにちは、守屋です。

「そんなの知らなかった!」「そんなの聞いてないし!」と何かアクシデントが起こるとクレームをいう人がいます。詳しく話を聞いてみると、

・冒頭で説明したはずなのに聞いていなかった
・注意して欲しいと伝え同意も得たのに内容を読んでなかった

など伝える側の問題ではなく、聞く側の問題だったりします。ルールがなぜあるのか。それは事前に起こりうる問題を防ぐためでもあります。

ルー

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言葉だけでは、ただの文字でしかない。

言葉だけでは、ただの文字でしかない。

こんにちは守屋です。

心に響く言葉。自分自身の心に響いた言葉はなんだろう。思い返してみると必ずそこには言葉に熱量が乗っていると感じました。その言葉は重く、ただの文字ではないことに気付きます。

「きっと大丈夫。」

そんな何気ない言葉も昨日知り合ったばかりの人に言われるのと、30年以上一緒に寄り添ってきたパートナーから言われる。言葉に違いは無かったとしても、熱量と重みは違うのです。

伝える人間

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”静”の時間をつくる意味

”静”の時間をつくる意味

こんにちは守屋です。

「いただきます」「ごちそうさま」と義務教育で教えている先生。そんな先生が普段の食事では、いただきますも言わずスマホを見ながら会話をせずに家族でご飯を食べる。

そんな姿を見たとき、なぜか違和感を覚えました。子どもに教えるとき、大人はお手本とならなければいけません。

なぜ「いただきます。」「ごちそうさま」が必要かを伝えているはずなのに、大人になれば言わなくても良くなるのでし

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孤独と向き合うことで成長する

孤独と向き合うことで成長する

こんにちは守屋です。

成長に欠かせないのはドラゴンボールに登場する「精神と時の部屋」です。

漫画ドラゴンボールに登場する異空間。神の神殿の中にある。真っ白で何も無い世界。時間の流れが外界とは違い、外界での1日が、この部屋の中では1年(365日)に相当する。短期間でパワーアップできる、修行に最適な環境。 精神と時の部屋 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%BA%B

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自分に都合の良い決断は正しいか

自分に都合の良い決断は正しいか

こんにちは守屋です。

会社で資料作成を依頼されたとき、手を抜こうとすればいくらでも出来る。しかしそれは自分にとって都合の良い選択であり、会社や組織にとって正しい選択かは別問題です。

自分にとって楽な選択をすることが習慣化されていると、自分の人生における勝負どころが分からなくなる恐れがあります。

誰も見ていないとき、自分に問いかける言葉の質を上げること会社で資料作成を依頼された社員が、自分の都

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身につけた情報の整理整頓

身につけた情報の整理整頓

こんにちは、守屋です。

情報過多と呼ばれる時代。多くの情報を浴びて生きています。ある情報は1年前には重要だったものの、1年後には不要なものへと変わることも少なくありません。

タンスの中の使う頻度が少なくなった衣類を整理するように、情報も使わなくなれば整理整頓していくことが大事です。

身につけた情報も、定期的な見直しによって鮮度を保てる引っ越しによって家の物を片付けるとき、師走の時期の大掃除。

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気軽に「教えられることがある」と言われても迷惑になること

気軽に「教えられることがある」と言われても迷惑になること

こんにちは守屋です。

全国各地、少年団から中学校、高校などで「初蹴り」と言われるものが行われます。名前の通り、新しい年に初めて集まって蹴ることを意味します。

この初蹴り、中には

・元Jリーガー
・元日本代表
・現役のプロ選手

などが母校に顔を出してくれることもあります。そんな中、あるクライアントである少年団の指導者からこんな連絡を貰いました。

「初蹴りのときに、元Jリーガー(1,2年程度

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輪を乱すな。と、個性を出せという矛盾。

輪を乱すな。と、個性を出せという矛盾。

こんにちは守屋です。

日本では昔から「協調性」「チームワーク」など一体感を作るための規律を重んじることがあります。

サッカー少年団に入団したばかりの自分は、グラウンドを走るとき高学年の先輩が「1,2,3、ファイトー!!〇〇!」と大声で叫んでいたことに疑問を持った記憶があります。

学校や会社組織、チームにおいて協調性は必要なもの。そこに疑いの余地はありません。同時に、ある瞬間から「個性をもっと

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感動は嫌いじゃない。それでも感動は心を動かし過ぎてしまう

感動は嫌いじゃない。それでも感動は心を動かし過ぎてしまう

こんにちは、守屋です。

箱根駅伝に高校サッカーにラグビー。年末年始は恒例のように学生生活の集大成と言える伝統ある大会が行われます。

学生にとって3年間の最後。チームメイトと過ごした辛い日々、伝統を引き継ぐ責任。色んな想いがそこにあることは百も承知です。そして、見る人の多くはひたむきな姿と高校生の感動秘話に胸を熱くさせます。

感動、それは素晴らしいこと。響く心、アップデートされない競技への理解

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チルハラ。子どもに与える体罰より怖いもの

チルハラ。子どもに与える体罰より怖いもの

こんにちは、守屋です。

チルハラ(チルドレンハラスメント)。そんな言葉を聞いたのは昨年のことでした。子どもに対してハラスメントを行うこと。(ここではスポーツについて。)何でもハラスメントと位置付けて良いものか。そんな考えも浮かびましたが、今回は何気ない指導風景から感じたことを書こうと思います。

あるサッカー少年団のコーチから依頼され、練習終了後にお話がしたいと連絡がありました。時間に余裕があり

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