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「どこにいるのかがわからない」 〜時間と場所の見当識(けんとうしき)障害〜
そもそも『見当識』とは?! みなさんは、『見当識(けんとうしき)』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。医療・介護現場ではよく耳にする「見当識」ですが、これから資格取得を目指す人は聞きなれない言葉かもしれません。
見当識とは、日付や現在の時刻、場所や周囲の状況、人物の把握などを総合的に判断し、自身が現在置かれている状況を把握し理解する能力のことをいいます。これらの能力が欠如してしまい、さまざ
高齢者が及ぼす年間経済効果額は!?
2021年度の発表より6万人増加 2022年度の65歳以上高齢者人口は、全国で約3,627万人おります。
単純計算ですが、この人たちが毎月1,000円プラスで買い物するとこうなります。
3,600万人×1,000円×12ヵ月=4,320億円
という経済効果が試算されます。もちろん、これは単純に数字を当てはめただけですが、増え続ける高齢者人口を考えれば、1人1,000円使えば、より大きな経済
認知症の人は常に”忘れる事”が不安
認知症の人は「記憶しよう」と頑張っている!! 認知症で最も多いのが、アルツハイマー型認知症です。アルツハイマー型認知症は、脳の海馬という領域の萎縮から始まります。その海馬の働きとは、脳に入ってきた情報を一時的に保持して、必要な情報を取捨選択する部位です。
海馬が萎縮すると短期記憶が苦手になり物忘れが増えたり、もの覚えが悪くなったりします。
短期記憶に障害が起こると、同じことを繰り返し言ったり
「認知症の人が見ている世界」と「家族やケアをする人が見ている世界」
私はこれまで数多くの認知症の人と接し、認知症の方の心理状態について模索してきました。そうした中でわかってきたことは、認知症の人の目に映る世界と認知症でない私たちが見ている世界には少しズレがあることです。
70〜80代の認知症の人に年齢を聞くと、自分のことを40代と答える方もいます。これは、自身が今いる場所・日付や時間の把握が苦手になる「見当識障害」のせいで、自分の正しい年齢がわからなくなって
認知症は誰にとっても身近なものへ
認知症は長年誤解と偏見にさらされてきた! 認知症の歴史をひも解くと「痴呆」「呆け」などと呼ばれていた時代があった。その時代には、認知症の人を縛り付けたり、部屋に閉じ込めたりすることがありました。
現在ではそうした状態はかなり改善されたものの、依然として「認知症になったら何にもわからなくなる」と考える人は少なくありません。
確かに、脳の働きが低下して認知症になると生活にさまざまな不便が生じます。
介護保険制度を導入する中国の現状
先日のドイツ・韓国の続編です・・・
一人っ子政策で加速した高齢化問題 中国は社会主義国を建国したのち、長期にわたる人口の増加となり、高齢者問題は存在していませんでした。高齢者の介護は家族が行うものとされ、老後のために子孫を増やすということで、子世代が親の介護を担ってきました。
ただ、2000年になり、そんな中国も高齢化社会となり、以後は毎年、高齢者数は右肩上がりになってきています。
特に
日本をモデルとした韓国の介護保険制度
先日のドイツを受けて、続編です。
日本よりも、一足遅れて始まった
韓国は日本同様、急速な高齢化による認知症発症者や要介護高齢者の急増のほか、核家族化の進行等もあり、家族による介護が難しくなった現実がありました。
そして、高齢者を社会全体で支えていく必要性が生じてきた中、日本から遅れること8年、2008年に韓国版介護保険制度「老人長期療養保険制度」が施行されました。
韓国では、日本の
介護とは「笑顔を作るインフラ」である!!
介護の仕事を始めて18年を超えました。この18年間で感じてきた事を少し話そうと思います。
介護職になるきっかけはほんとうに何気なく「介護の仕事をしてみよう」と思ったからで、高い志もなにも無く始めた介護の仕事でしたが、実際に初めてみると多くの気づきと発見がありました。
介護職と一言で言ってもそれぞれの方がそれぞれの思いを持って取り組んでいる事を知る事が新鮮でした。
一方で、年を重ねるなどの理由が
次期安城市議会選挙までの道
次回、安城市議会議員選挙まで4年を切りました。
残り3年と362日くらいしかありません。
選挙が終わってホッとしてる方も多いと思いますが、
視点を変えるともう次の選挙は4年後ではなく
4年を切ったと言えます。
今回の選挙でわかった自分の強み・・・
そして、自分の弱み・・・
次の選挙までの間に反省と行動を繰り返し進化させます。
やることはたくさんあります。
政治をするために立候補して、支持を受