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介護とは「笑顔を作るインフラ」である!!

介護の仕事を始めて18年を超えました。この18年間で感じてきた事を少し話そうと思います。

介護職になるきっかけはほんとうに何気なく「介護の仕事をしてみよう」と思ったからで、高い志もなにも無く始めた介護の仕事でしたが、実際に初めてみると多くの気づきと発見がありました。

介護職と一言で言ってもそれぞれの方がそれぞれの思いを持って取り組んでいる事を知る事が新鮮でした。
一方で、年を重ねるなどの理由があり、ご自身の力だけでは生活が難しい方たちが沢山いて、それぞれ抱えている苦労がある事に驚きました。

施設入所にはマイナスのイメージが付き物

昔は、今よりも施設に入所という事については、マイナスのイメージを持っている方も多かったです。
老人ホームに入居して、自宅や家族から離れて生活をするという事にとても苦しい表情をする方にも接してきました。

実際、施設に入居をしたあとで、自ら望んで入居した方も望まないけど入所してきた方も、そこで新たな生活が始まります。
高齢者が新しい環境の中で生活、しかも集団で生活をする事は精神的な負担も大きく大変な事も多いです。

そんな中で、私たち介護職がご利用者一人ひとりの希望に合った、一人ひとりの方に必要な支援をする事で生活をしていただく。
結果、最初はマイナスのイメージで入居した方でもくつろいで生活をされるようになったりお礼を言われると介護職としてやりがいを感じます。

介護職とは何者なんだろう?

これにはおそらく正解は無く、人それぞれの答えがあって良いと思いますし考えたことが無い方もいると思います。

私の結論は「笑顔を作るインフラ」です。

私たちが生活するなかで絶対に必要なものがあります。
”電気””ガス””バス””電車”などの公共インフラ
介護が必要な方たちがこれから増す増す多くなる時代に、介護職の私たちは社会にとって必要なインフラになっていると考えています。

”介護が必要な方の生活を支援する”

これは私たちの役割の一つです。
その役割を通じて高齢者と高齢者を支える家族の皆様が、充実した生活をおくる事に寄与する介護職を、私は『笑顔をつくるインフラ』であり、とても貴重な役割を担っているのだと思います。

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