マガジンのカバー画像

精神疾患(うつ病・パニック障害・発達障害など)

31
うつ病やパニック障害、発達障害の治療について
運営しているクリエイター

記事一覧

うつ病患者が幸せに生きるための方法

うつ病患者が幸せに生きるための方法

うつ病になると確実に幸福度は下がります。働いて社会に貢献することはできないし、趣味も楽しむことが難しくなります。

ではうつ病を長く患っている人が今より幸せに生きるためにはどうすれば良いのでしょうか。

人間は承認欲求の奴隷であるまず人間は承認欲求を満たすために生きていることを自覚しましょう。

人間の三大欲求として食欲・性欲・睡眠欲がありますが、この上に存在しているのが承認欲求です。

言ってし

もっとみる
[アモキサン]うつ病治療の最後の一押しとなる薬

[アモキサン]うつ病治療の最後の一押しとなる薬

うつ病治療には段階があり、急性期→回復期→維持期というふうに段階が進んでいきます。もちろん、この通り順調に回復が進めば良いですが、多くの人が回復期にいまいち体調が良くなっていかない停滞期に陥ってしまいます。

今回はうつ病の回復期における停滞に効く薬を医師のブログの紹介も含めて書いていきたいと思います。

ドパミンが足りていない私の経験からいうと、うつ病の回復期においていまいちやる気が起きないとか

もっとみる
うつ病急性期の頓服薬は積極的に使うべきである理由

うつ病急性期の頓服薬は積極的に使うべきである理由

主に使われる頓服薬の種類私のパニック障害とうつ病の急性期を振り返ると、「頓服薬をもっと積極的に使っておけば苦しまなくても済んだのに」と思うことが度々あります。

パニック障害やうつ病の急性期に出される頓服薬としては大きく分けて2つの系統があると思います。

まず一つ目が抗不安薬です。ロラゼパムやリーゼ、メイラックスなどが代表的な薬でしょうか。

抗不安薬は依存性や耐性があるので使い過ぎてはダメだと

もっとみる
メンタル疾患を持つ人のための努力継続法

メンタル疾患を持つ人のための努力継続法

メンタル疾患を持つ人は努力継続が難しいうつ病や不安障害、双極性障害などを患っていると、努力を続けるのが難しくなります。なぜなら精神疾患の症状として認知機能が低下したり、ストレス耐性が低くなってしまうからです。

しかし、精神的な病気を持っているからといって努力が必要ないわけではありません。むしろ幸せに生きる道を探す上で、少なくとも普通の人と同じくらいの努力量は必要になってくるでしょう。

ではメン

もっとみる
[うつ病・パニック障害] 精神病院に入院します

[うつ病・パニック障害] 精神病院に入院します

精神病院に入院が決まった経緯先日改めてメンタルクリニックに再診して、精神病院に入院することが決まりました。病院はまだ具体的にどこかは決まっていませんが、東京のどこかの病院にする予定だと主治医から言われています。

というのも、大学に再入学してから希死念慮が爆発していること、家族から暴言を吐かれて関係が悪くなっていて一旦距離を置きたいこと、などが理由としてあります。

また、現在は関東の某県にある実

もっとみる
うつ病持ちは冠婚葬祭に出るのがしんどい

うつ病持ちは冠婚葬祭に出るのがしんどい

祖母の通夜と告別式に参列してきた先日祖母が亡くなったので、その通夜と告別式に参列してきました。そこで感じたのはうつ病などの精神疾患を持っていると親戚との会話で気まずい空気が流れるということです。

冠婚葬祭では親戚付き合いがどうしても生じます。身の上話と言ったら良いのでしょうか、儀式の合間に時間ができると親戚から何回も話しかけられます。

「今何をやっているんだ?」「もう大学は卒業したのか?」「就

もっとみる
コンサータが非定型うつ病に効く理由

コンサータが非定型うつ病に効く理由

非定型うつ病とは何かそもそも非定型うつ病とは正式な精神科の病名ではないらしい。しかし、仕事以外の遊びや趣味など、自分の好きなことではうつ状態が吹っ飛んで元気になるのは、周りからうつ病であることを感じさせない。

しかしいざ仕事に取り掛かるとうつ状態になってしまい、仕事が手につかなくなる。

非定型うつ病患者の脳に足りないものは何か以下のkyupin先生のブログにあるように、非定型うつ病の患者の脳内

もっとみる
パニック障害がCT検査を受けてきた

パニック障害がCT検査を受けてきた

パニック障害の人にとって、病院でのCT検査は恐怖でしかない。身体拘束される上に、なんだかわからない円筒の機械の中に何度も引きずりこまれる。

今回はパニック障害の私が鼻中隔側弯症の検査のためにCT検査を受けてきたので、その際に発作を抑えるコツについて書いていきたいと思う。

CT検査を受けるまでの経緯

まず今回の検査に至った経緯について簡単に述べようと思う。私は昔から鼻詰まりがひどく、特に右の鼻

もっとみる
「借金玉さんの現状」本来福祉を受けるべき人が受けないのは社会悪である

「借金玉さんの現状」本来福祉を受けるべき人が受けないのは社会悪である


借金玉さんの現状についてADHD、発達障害界隈の中では知らない人はいないであろう借金玉さんが定期的な有料noteの更新ができていない現状は知っているだろうか。なんでも「公私にわたって、あるいは心身ともにひどいことがあまりに起こりすぎた」とnoteに書いているが、こうした書き方から察するに社会的な活動がほとんどできていない荒廃した状況であることがわかる。

私自身は借金玉さんの知り合いでもないし、

もっとみる
「精神障害者の男女格差」うつ病の男性が結婚するにはどうすれば良いのか

「精神障害者の男女格差」うつ病の男性が結婚するにはどうすれば良いのか

ツイートの詳細今回は以下のツイートについて考察していきたいと思う。

引用元の大豆さんという方は前々からXのタイムラインに出現してくるので少し気になっていた。と言うのも、この人は48歳なのに21歳の妻と娘がいると言うのだ。さらに、本人自身が吃音を患っている。うつ病で発達障害の私にとっては結婚というのも一つの人生のオプションと考えているので、この方がどうやってそんなに年下の女性と結婚したのかについて

もっとみる
発達障害者の職業として医療系専門職が向いている理由

発達障害者の職業として医療系専門職が向いている理由

発達障害を持っている人は、一般的に社会に馴染むことが難しい。その理由の一つとしては発達障害者に向いている仕事がなかなかないということが挙げられる。しかし、私は発達障害者には医療系の専門職が向いているのではないかと思う。そこで今回の記事では発達障害者の仕事として医療系の専門職が向いている理由について書いていきたいと思う。

社会に出るまでの訓練プログラムがしっかりと用意されているまず医療職と言っても

もっとみる
うつ病の長引く回復期を早く治す方法

うつ病の長引く回復期を早く治す方法

うつ病の治療は急性期→回復期→再発予防期という順番ですすむ。その時、回復期が最も治療が長引き、そのせいで社会復帰が遅れるという場合が多い。私もうつ病を経験して、回復期はとにかく治療がうまくいかず焦ってしまった。症状としては日中は常に眠いし、夜は眠れないし、何かをやろうという気力も湧かない。そうしたうつ病の回復期を早く乗り切って再発予防期に進む方法を今回は紹介していきたいと思う。

抗うつ薬はSSR

もっとみる
発達障害でうつ病の僕がフルタイムで働けるようになるまでにやったこと

発達障害でうつ病の僕がフルタイムで働けるようになるまでにやったこと

今回の記事では、発達障害とうつ病を併発している自分がもしどんな手段を使っても良いとして、フルタイムで働けるまでにどんなことをするかを書いていきたいと思う。ところでいきなりだがタイトル詐欺を詫びたい。実際にこれから書くことを私は実践していないし、それをやる気もない。しかし、もし切羽詰まってどうしてもフルタイムで働かなくてはいけないという状況であればどんな手段を取るのかということを書いていきたい。

もっとみる
非定型うつ病を改善させた方法

非定型うつ病を改善させた方法

非定型うつ病とは一般的に、普段のストレスがかからない環境では鬱症状が出ないが、ストレスがかかる場面になると途端に鬱になってしまうという種類のうつ病である。少し前にYoutubeでABEMA TVを見ていたら、非定型うつ病と診断されて生活保護を検討しているという女性が出演していた。

実は私も主症状はパニック障害だが、たまに出る鬱は非定型うつ病のそれだと思っている。なぜならストレスがかからない状態だ

もっとみる