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【おしり】真夜中の図書館

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#自分と向き合う

では、私はどう生きるか(母という呪縛 娘という牢獄)

では、私はどう生きるか(母という呪縛 娘という牢獄)

素晴らしい本を読みました。

母という呪縛 娘という牢獄

です!
これ以上に発信する価値のあるものはあるでしょうか?
非常に、胸がえぐられるような想いで読みました。
自分事のように、のめりこむものがあり、ノンストップで読了してしまいました。(というか多くの人の幼少期に通ずるところがあるのではないでしょうか)
(本当にあった事件を描いたもので、物語というよりは、実話に対して著者の方がまとめたものに

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人生を楽しみ尽くすこと。自分を生きること。
【21世紀版 少年少女古典文学館4 枕草子(大庭みな子 筆)】

人生を楽しみ尽くすこと。自分を生きること。 【21世紀版 少年少女古典文学館4 枕草子(大庭みな子 筆)】

え…めっちゃ…
めっちゃ面白い…枕草子…
今更ながら児童書を借りて読んでみたのですが(私児童書大好きマンなのでよく読むのですが本探してると図書館で心配そうな目で見られることがよくあります)めっちゃ面白い。

何かを感じるということ、思うことって、自分と向き合うことだってすごく思います。
自分はどんな時にどんな気分になるのか、どんなものを見た時にどんな感情が生まれるのか、日々何を思うのか。
思った時

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自分に対して真摯でいようとする気持ちを諦めない自分でいたいのです。
【「真夜中の独りごと」(瀬戸内寂聴 著)】

自分に対して真摯でいようとする気持ちを諦めない自分でいたいのです。 【「真夜中の独りごと」(瀬戸内寂聴 著)】

自分の欲望を優先して、他人を傷つける人を、世の中では「悪人」と呼びます。
(呼ばないかもしれませんがこのnoteでは一旦そのように定義します)
でも、「悪人」こそが、自分の最上の幸せや、喜びを追求しようとする、自分に対して最も誠実な人間なんじゃないかな、とも思うのです。
(その代償として、多くの人が避けて通るべきとする耐え難い苦しみを、味わざるを得ないとも思うのですが。)

瀬戸内寂聴さんの「真夜

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自分のことを好きでいられたもん勝ちだもの、この世の中。【ババア上等!大人のおしゃれDO!&DON'T!(地曳いく子・槇村さとる著)】

自分のことを好きでいられたもん勝ちだもの、この世の中。【ババア上等!大人のおしゃれDO!&DON'T!(地曳いく子・槇村さとる著)】

最近、自分にファンタジーを求めなくなってきたな、と思います。
というか、自分はファンタジーの世界の住人にはなれないのかも、ということがようやく分かってきたのかもしれません。
うーん、違う!
自分の脳内世界という、ファンタジーの中で、私は私の思い描いていたようなアバターではないんだ、ということがようやく分かってきたのだと思います。
(これだ!これこれって思ったけど、より分かりにくくなったような気もし

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自分で自分を認めてあげることこそが、ワタシが欲しかったものなのかもしれない。【しあわせのパン(三島有紀子 著)】

自分で自分を認めてあげることこそが、ワタシが欲しかったものなのかもしれない。【しあわせのパン(三島有紀子 著)】

※本文にはネタバレが含まれています

皆様にとって、人生をかけて欲しいものってなんですか?
ワタシは、一生一緒に生きていきたいと思えるパートナーです。
(以前はとても尊い方がいたのですが、とんでもないことになったので…これも人生…苦笑)
いくら一人が好きでも、自分以外の人間と、関わりを深めてみたい、
その関わりの中で得られる学びを深めていきたい、と願ってしまうのがワタシという生き物なのです。

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自分のネガティブをちゃんと受け入れて、ちゃんと吐き出して、日々ちゃんと生まれ変わる。【今日、カレーとシチューどっちがいい?(銀色夏生著)】

自分のネガティブをちゃんと受け入れて、ちゃんと吐き出して、日々ちゃんと生まれ変わる。【今日、カレーとシチューどっちがいい?(銀色夏生著)】

私にとって、(そんな深刻でもなくとも)何か辛いとか気分が落ち込んでる時1番寄り添ってくれると感じるものは、
誰かがこの世界のどこかで自分と同じように痛んでいて、
その痛みをちゃんと外に吐き出している、という事実です。
(いつものことながら突然)
この世のどこかで私の他に誰かも同じように痛んでて、
「今は痛いね、でも大丈夫なはずだよ、一緒に頑張ろう」
と言ってくれたら、どれだけ救われるか分かりません

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海外旅行で、百面相になって、百人格演じて、自分が分からなくなって、でもどんな自分もおもろいからまあいっか、ってなるのがいい。【「犬とペンギンと私」を読んで】

海外旅行で、百面相になって、百人格演じて、自分が分からなくなって、でもどんな自分もおもろいからまあいっか、ってなるのがいい。【「犬とペンギンと私」を読んで】

海外旅行に行きたい。(切実)
海外旅行の何が楽しいって、
「うえー、こんなやり方もあるんだ(歓喜)」
「ほえー、こんな考え方でもいいんだ(歓喜)」
「およー、こんなことしてもいいんだ(歓喜)」
っていう、自分の狭まりきった視野を広めてくれる素晴らしい発見が出来るってことなんですよね。

小川糸さんの「犬とペンギンと私」を読みました。

ペンギン?と思われるかもしれませんが、旦那さんのあだ名だそうで

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みんないつまでも女子でいような問題【20代OLが「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」を読んで思ったこと】

みんないつまでも女子でいような問題【20代OLが「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」を読んで思ったこと】

「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」(ジェーン・スー様著)を読んで思ったことがある。

いや、冷静にみんないつまでも女子でよくない?

クソガキが何ほざいちゃってんの?
お前のこーんな黒歴史やあーんな黒歴史をネットの海にばらまいてもいいのか?あん?と言われてしまえばぐぬぬという感じなのだが…
(いやもう十分すぎるほどばらまいとるわ)
ジェーン・スー様、なぜそんなに女子でいようとする女性を嫌うので

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