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#読書感想文
自分とか、ないから。教養としての東洋哲学の無料部分感想
黄色が目立つこの本。
kindle版
単行本
色々失った著者のしんめいPさんが東洋哲学に救われ、東洋哲学を面白くおかしく?解説されている本です。
この本は買う予定の本ですが無料部分だけでも、さくっと楽しく読めます。
語り口調が面白い本です。
7人の哲学者の教えが本の中にあるとのことですが、突っ込みが入っているのが新しいなと思います。
自分なんてないブッダは、引きこもりだった?
すべ
「百年の孤独」攻略法 ~難解な長編小説を読み解く技法~
私は現在、ガルシア・マルケス「百年の孤独」と格闘中です。
600ページを超える長編小説というだけでなく、なかなか文章自体が難しくストーリーが頭に入って来ません。話もかなり錯綜しています。
私自身、どうやって「百年の孤独」を攻略しようかと考えているところですが、この記事では、難解な長編小説を読み、きちんと内容を把握するための「読書法」について考えてみます。
まだ私自身、「百年の孤独」を攻
読書 | 語学はやり直せる!
私はこの三連休の期間に、今まであまり学習経験のないフランス語を学習しています。そして、最近二度ほど、何を学習したのかエッセイ風に書いてみました。
学習といっても試験勉強のためではなく、煮詰まってしまった英語学習へのモチベーションを上げてみるためです。
英語への学習が煮詰まってしまった時に、英語以外の言語を学んでみるという学習法は、以前読んだ「語学はやり直せる!」(黒田龍之助[著]、角川書店
はじめてのロシア文学
一昨日、『カラマーゾフの兄弟』を読み終えた。
ジュエリーの個展を終え、少しまとまった時間が生まれたので、改めて最初から読み直してみたのだが、あまりの面白さに、頁を捲る手がとまらなかった。読んでいる途中から、感じ出でるものが多く、思わずノートにメモをしながら、読んだ。心に響くシーンも多く、たくさんの頁の耳を折りながら、驚くほどあっという間に、読み終えてしまった。
合理的になりきれない人間という存
読書感想 セルフコンパッションの肝は黒歴史の捉え
今日は頑張って30km走をした。
もう少しでマラソン大会があるからだ。
結果から言うと、超キツかった。。。
これであと12.195kmも走れるのだろうかと絶望。
今日は絶望を味わえただけでも、OKなのか?
いやいや、あと1ヶ月という今に絶望している場合ではない泣
不思議なもので、初めの10kmを走っていると、
「この感じだと、残りの20kmも余裕かも。。。ニコ」
と思えるのだ。
しかし、25
読書 | 二人のマッド・サイエンティスト
ここ1ヶ月の間(8月上旬からつい最近までの間)、ガルシア・マルケス「百年の孤独」(新潮文庫)と並行して、H.G.Wellsの"The Island of Dr Moreau" (signet classics)を読んでいた。
ガルシア・マルケスの「百年の孤独」は、初めて読む作家ということもあり、どう読めば良いのか?というコツがつかめなかったので、未だに内容が頭に入っていない。
それに比べ
【ブックレビュー】「百年の孤独」ガブリエル・ガルシア=マルケス/著 、鼓直/訳、新潮文庫、2024年
無秩序による秩序の美。人間は所詮は死ぬときはいつも1人。孤独を楽しむために読書という行為がある。とにかく読め!
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【読書コラム】あえてドストエフスキーの短編を読んでみな! 頭おかし過ぎて飛ぶぞ! - 『可笑しな人間の夢/ボボーク』フョードル・ドストエフスキー (著), 西周成 (編集, 翻訳)
先日、この人生で読むことがないと思っていたトルストイの『戦争と平和』を読み切ったという記事を投稿した。
きっかけは今月、トルストイとドストエフスキーについて話す機会を頂いたから。スライドを作っていく過程で、それぞれの代表作を読んでいかなきゃなぁと頑張っていたのだ。
その中でドストエフスキーの短編が凄いという情報を手に入れた。『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』を読み、神なき世界でいかに人間
小説の書き方 | シュールレアリスム
短歌であれ、小説だけであれ、作品そのものを読むことが大切なので、試験問題でもない限り、解説書まで読むという人は少ないかもしれません。
現在、私はガルシア・マルケス(著)「百年の孤独」(新潮文庫)を読んでいる途中(300ページ弱)ですが、筒井康隆さんの解説を先に読みました。
筒井康隆さんの解説を読むと、どうやらガルシア・マルケスは「シュールリアリスム」(超現実主義)の影響を受けているようで