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2023年7月の記事一覧
日本の美術 (No.382) 不空羂索【ふくうけんじゃく】・准胝【じゅんてい】観音像
日本の美術 (No.382) 不空羂索【ふくうけんじゃく】・准胝【じゅんてい】観音像
雑誌『日本の美術』のうちの一冊です。不空羂索【ふくうけんじゃく】観音と、准胝【じゅんてい】観音との特集号です。
仏像について、少し詳しい方ならば、観音菩薩【かんのんぼさつ】に、いくつもの種類があることを、御存知でしょう。千手【せんじゅ】観音、如意輪【にょいりん】観音などという名が、付いていますね。
ギュスターヴ・ドレの聖書
ギュスターヴ・ドレの聖書
キリスト教の聖書です。旧約聖書も新約聖書も、これ一冊にまとめられています。
ただし、普通の聖書と違うところが、二つあります。それゆえに、聖書の初心者には、読みやすいでしょう(^^)
一つは、章立てです。
もう一つは、挿絵が豊富に付いていることです。
普通の聖書は、内容や、書いた人によって、章が分けられています。章には、それぞれ、「創世記」、「レビ記
栄光のペルシア (MUSAEA JAPONICA)
栄光のペルシア (MUSAEA JAPONICA)
イラン(ペルシア)の歴史と文化について、たっぷりと図版を交えて、解説した本です(^^)
ほぼ全ページに、カラーで図版が入っています。図版を眺めているだけでも、楽しいです。イランに、古くから優れた文化があったことが、わかります。
解説文まで読めば、イランの歴史について、ごく基礎的なことは、理解できるのではないでしょうか。
ただし
虫を食べる人びと (平凡社ライブラリー)
虫を食べる人びと (平凡社ライブラリー)
題名のとおり、昆虫を食べる人びとを紹介した本です。
「昆虫を食べる」というと、「うへえ、気持ち悪い」と思う方が、多いでしょうね。
けれども、世界を見れば、思ったより多くの地域で、昆虫が食べられています。
なにも、世界に出なくても、この日本にも、昆虫食の伝統があります。長野県など、一部の地方では、今でも、昆虫食の習慣が残っています。
熱帯植物 天国と地獄
熱帯植物 天国と地獄
熱帯植物に関心がある方、栽培してみたいと思っている方なら、大いに読む価値があります(^^)
本書を書いたのは、「熱川【あたがわ】バナナワニ園」の人だからです。熱川バナナワニ園は、日本有数の熱帯植物園です。
一般に公開している植物園では、日々、「どんな植物を、どう植えたら、お客さんに楽しんでもらえるか」を考えて、植物の栽培に、奮闘しています。
本書は、その奮闘
ドラゴン~世界の真龍大全~ (HOBBY JAPAN大全シリーズ)
ドラゴン~世界の真龍大全~ (HOBBY JAPAN大全シリーズ)
ドラゴン・龍のたぐいの図鑑です。
類書の中では、最も詳しいといえるかも知れません。さすが、辰年【たつどし】の二〇一二年に出たばかりだけのことはあります(^^)
どういうわけか、人類は、世界の各地で、ドラゴンや龍と呼ばれる生き物を、空想してきました。
空想動物の中で、ドラゴンや龍は、王者といえる存在ですね。どこでも
インド神話―マハーバーラタの神々
インド神話―マハーバーラタの神々
題名のとおり、インド神話を紹介した本です。
日本語で書かれているインド神話の資料のうち、二〇一二年現在で、最も入手しやすく、読みやすいものだと思います。文庫本ですからね。
インド神話は、膨大で、複雑怪奇です。素人は、どこから手をつけていいのか、わかりません(^^;
本書は、迷えるインド神話初心者に対して、良い導きとなってくれます(^o^)/
サラソウジュの木の下で―インド植物ものがたり
サラソウジュの木の下で―インド植物ものがたり
インドの植物を紹介した本です。
インドの植物なんて、「日本人には、馴染みがない」とお思いですか?
意外に、馴染みがある植物もあります(^^)
仏教説話に登場するサラソウジュやインドボダイジュ、日本にもあるタケやハスやチガヤ、日本人もよく食べるバナナなどです。
異国のインドで、これらの植物がどう見られているか、知ることができます。
馬車の歴史 古代&近代の馬車 (うまはくブックレット(3))
馬車の歴史 古代&近代の馬車 (うまはくブックレット(3))
題名のとおり、馬車の歴史について、解説した本です。
薄いブックレットですので、全時代、全地域の馬車について、扱っているわけではありません。時代と地域とに偏りがあります。
現代日本で「馬車」といった場合、多くの人が思い浮かべるのは、中世から近世のヨーロッパの馬車でしょう。「シンデレラの乗っている馬車」という感じですね。
世界大博物図鑑 別巻1 絶滅・希少鳥類
世界大博物図鑑 別巻1 絶滅・希少鳥類
荒俣宏【あらまた ひろし】さんの『世界大博物図鑑』シリーズの別巻です。
絶滅した鳥、絶滅しそうな鳥ばかりを集めて、紹介しています。
『世界大博物図鑑』シリーズの魅力は、何といっても、美しい図版です。
本書でも、その魅力が、いかんなく発揮されています(^^)
鳥類には、ただでさえ、美しい種が多いですね。特に、熱帯のものには、目を奪うあで