マガジンのカバー画像

偏読書評

89
「偏食」ならぬ「偏読」気味の本好きによる、文芸やマンガ作品紹介。
運営しているクリエイター

#読書

タイムトラベル小説&マンガ紹介(『Numero TOKYO』2020年7月・8月合併号「時間が教えてくれること」特集掲載)

タイムトラベル小説&マンガ紹介(『Numero TOKYO』2020年7月・8月合併号「時間が教えてくれること」特集掲載)

雑誌『Numero TOKYO』2020年7月・8月合併号「時間が教えてくれること」特集にて書かせてもらった、タイムトラベルをモチーフとした小説&マンガ作品の紹介記事がウェブでも読めるようになりました。

小説作品は……
『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』チャールズ・ユウ/著、円城塔/訳(早川書房)
『帰ってきたヒトラー』 上下巻 ティムール・ヴェルメシュ/著、森内薫/訳(河出文庫)
『嘘

もっとみる

(『Numero TOKYO』でのブックレビュー、今月は最果タヒさんと金原瑞人が共訳した『わたしの全てのわたしたち』、多和田葉子さんの『星に仄めかされて』、松田青子さんの『持続可能な魂の利用』をご紹介。お時間あるときに、ぜひ!📚)
https://numero.jp/book-news-20200716/

(『Numero TOKYO』のブックレビュー、今月は古川日出男さんの『おおきな森』、パオロ・ジョルダーノ著/飯田亮介さん訳『コロナの時代の僕ら』、J.M.クッツェー著/鴻巣友季子さん訳『イエスの学校時代』をご紹介。息抜きなどにぜひ)
https://numero.jp/book-news-20200602/

(21世紀イタリア短篇アンソロジー『どこか、安心できる場所で』(国書刊行会)、半分ほど読み終えたのだが、個人的にツボすぎる良作揃いで頭が(良い意味で)おかしくなりそう……なんでもっと話題にならないんだ……。📚)

〈偏読書評 番外篇〉「『翻訳者で選ぶ』新しい読書体験」補足版(非英語圏篇) *01/02追記あり

〈偏読書評 番外篇〉「『翻訳者で選ぶ』新しい読書体験」補足版(非英語圏篇) *01/02追記あり

2019年10月末に発売された雑誌『Numero TOKYO』2019年12月号(扶桑社)の巻頭特集「いいね! がつなぐ未来」内「あの人がナビゲートする、知る喜び」にて書かせていただいた「『翻訳者で選ぶ』新しい読書体験」の記事が先週からウェブでもお読みいただけるようになりました。

とはいえ原稿を書いていたのが9月だったので、この3ヶ月で各翻訳者さんが手がけた新刊が発売されたり、今後の刊行予定の情

もっとみる
Numero TOKYO おすすめ 年末年始に読みたい本

Numero TOKYO おすすめ 年末年始に読みたい本

雑誌『Numero TOKYO』公式サイトでのブックレビュー、公開されました。2019年かつ2010年代最後にご紹介するのは……
📕各所で話題のグラフィックノベル『サブリナ』(早川書房)
📗島本理生さんが“純文学卒業”前に書かれた連作小説『夜 は お し ま い』(講談社)
📘20世紀後半にアメリカ西海岸で起きた環境保護運動(エコテロに近い内容)をモチーフにした、リチャード・パワーズ氏の傑作

もっとみる
〈偏読書評 番外編〉「『翻訳者で選ぶ』新しい読書体験」補足版(英語圏篇)

〈偏読書評 番外編〉「『翻訳者で選ぶ』新しい読書体験」補足版(英語圏篇)

2019年10月末に発売された雑誌『Numero TOKYO』2019年12月号(扶桑社)の巻頭特集「いいね! がつなぐ未来」内「あの人がナビゲートする、知る喜び」にて書かせていただいた「『翻訳者で選ぶ』新しい読書体験」の記事がウェブでもお読みいただけるようになりました。

とはいえ原稿を書いていたのが9月だったので、この3ヶ月で各翻訳者さんが手がけた新刊が発売されたり、今後の刊行予定の情報が公開

もっとみる

(雑誌『Numero TOKYO』12月号(10月末に発売された号)にて書かせていただいた「『翻訳者で選ぶ』 新しい読書体験」の記事、ウェブでもお読みいただけるようになりました。お時間あるときに、ぜひどうぞ。📚)
https://numero.jp/20101220-just-fyi-5/

(【お仕事】マンバ通信での連載、今回は本田さんによる青春〈俳句〉グラフィティ『ほしとんで』をご紹介。登場人物と自分を重ねあわせながら書いたのですが、情緒不安定な部分も意図せずシンクロしてしまいました。週末の読書のおともに、ぜひどうぞ)
https://magazine.manba.co.jp/2018/12/07/hayashi-gennkoukakitai/

【お仕事】Numero TOKYOおすすめの12月の本

【お仕事】Numero TOKYOおすすめの12月の本

『Numero TOKYO』にて書かせていただいているブックレビューが公開されました。

今回ご紹介しているのは……

📕舞城王太郎ファン、歓喜! 2ヶ月連続刊行の新刊2冊目『されど私の可愛い檸檬』(講談社)

📗2018年全米図書賞翻訳書部門受賞の記憶が新しい、多和田葉子さんの短編集『穴あきエフの初恋祭り』(文藝春秋)

📘作家デビュー20周年のフィナーレを飾るのは、小説のキャラクターであ

もっとみる

(【お仕事】9月もあと数日で終わりますが、『Numero TOKYO』サイト内「おすすめの9月の本」が公開されました。今月は『静かに、ねぇ、静かに』『最初の悪い男』『変わったタイプ』の3作品をご紹介。お時間あるときにぜひ!)
https://numero.jp/book-news-20180926/

【お仕事】『Numero TOKYO』10月号掲載 村田沙耶香さんへのインタビューと新刊『地球星人』について

【お仕事】『Numero TOKYO』10月号掲載 村田沙耶香さんへのインタビューと新刊『地球星人』について

8月28日発売の『Numero TOKYO』10月号(扶桑社)。

巻頭特集「Beauty Rules 美しい人よ」の中で、芥川賞作家の村田沙耶香さんへのインタビュー記事を書かせていただきました。

ちなみに(編集さんがつけてくださった)記事タイトルは「『美しい』は変化する! 新しい価値観を手に入れるには」で、見出しを引用させていただくと……

少しずつ多様性が認められる世の中になってきた。となる

もっとみる
【お仕事】マンバ通信「マンガで(ひとまず)満たす『◯◯◯欲』」第3回「こんな職場で働きたい欲」

【お仕事】マンバ通信「マンガで(ひとまず)満たす『◯◯◯欲』」第3回「こんな職場で働きたい欲」

マンガを語りたい人たちのキッカケ作りをお手伝いするサイト『マンバ通信』での連載「マンガで(ひとまず)満たす『◯◯◯欲』」第3回目がアップされました。

毎回ひとつの欲望をテーマに設け、その欲望と飢えた心を満たしてくれる(であろう)マンガを、やや独断も交えながら紹介していく「マンガで(ひとまず)満たす『◯◯◯欲』」、今回は「こんな職場で働きたい欲」をテーマに……

■古典も世界史もどんとこい、「オタ

もっとみる

【お仕事】少女の毒を味わうための小説・映画・漫画(『Numero TOKYO』6月号掲載)

雑誌『Numero TOKYO』6月号(扶桑社)の、「クリエイターが表現する少女たちの世界」小特集の中で書かせていただいた「少女の毒を味わうための小説・映画・漫画」がウェブにアップされました。

小説では……
■桜庭一樹さんの『少女七竈と七人の可愛そうな大人』
■江國香織さんの『水の輪』(『すいかの匂い』収録)
■川上未映子さんの『マリーの愛の証明』(『ウィステリアと三人の女たち』収録)
■太宰治

もっとみる