タイムトラベル小説&マンガ紹介(『Numero TOKYO』2020年7月・8月合併号「時間が教えてくれること」特集掲載)
雑誌『Numero TOKYO』2020年7月・8月合併号「時間が教えてくれること」特集にて書かせてもらった、タイムトラベルをモチーフとした小説&マンガ作品の紹介記事がウェブでも読めるようになりました。
小説作品は……
『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』チャールズ・ユウ/著、円城塔/訳(早川書房)
『帰ってきたヒトラー』 上下巻 ティムール・ヴェルメシュ/著、森内薫/訳(河出文庫)
『嘘と正典』小川哲/著(早川書房)
……の3作品をご紹介しています。ちなみに『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』は隠れた名作だと自分は思っています。
そしてマンガは……
『テルマエ・ロマエ』全6巻 ヤマザキマリ/著(KADOKAWA)
『バビロンまで何マイル?』川原泉/著(白泉社文庫)
『レディ&オールドマン』全8巻 オノ・ナツメ/著(集英社)
……の3作品をご紹介。『バビロンまで何マイル?』の1〜2話に登場する恐竜たちの描写が個人的にはツボです。昔ながらの恐竜の見た目が好きな人がいたら、ぜひチェックしてみてほしいです(というか川原先生の作品は名作ぞろいなので、川原先生のことを知らないという若い世代の方は、ぜひ一度読んでみておくれ……)。
お盆休みのお供に、灼熱地獄の現実から逃避したいときに、ぜひどうぞ。あぁ〜、温泉入りてぇ、湯治に行きてぇ……(『テルマエ・ロマエ』を読みながら)。