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読書感想文「フレディ・マーキュリーと私」ジム・ハットン著
久しぶりの読書感想文です。
先週金曜日にブックオフからお迎えしたこの本。今日一日で読み切ってしまいました。
フレディ・マーキュリーは言わずと知れたロックバンド、クイーンのリードボーカリスト。同性愛者だったり、エイズで亡くなったことでも知られてますよね。
著者のジム・ハットンは、フレディの最後の恋人。その彼が書いた手記です。
有名人の身近な人が書くものは、いわゆる「暴露本」みたいなイメージがあり
読書感想文「本当の戦争の話をしよう」ティム・オブライエン
先日の東京行きの際に、読みかけのこの本を持参しました。道中で読み終えたので感想を。
ベトナム戦争に歩兵として従軍した作者の短編が22篇収められてます。
オブライエンは実戦の経験者ですが、殊更に残虐さや反戦を描いた作品ではなく、むしろ淡々とした筆致。戦闘シーンはもちろんですが、従軍前や戦後、幼い頃の話もあります。
特に印象に残ったのは、戦闘中に命が危険に晒されている時こそ生を実感する、とのくだり