#musiclover
コロナ禍以降、いろんな意味で何かと話題になりがちな音楽。音楽好きの端くれとして、思うところを書こうと思います。
コロナ前から特にインディーズの音楽を聴くことが多く、ライブへも日常的に参加していました。私が足を運ぶのは、それほど規模の大きくない会場がほとんど。出演者も観客も顔見知りがいて、挨拶を交わすようなフレンドリーな雰囲気でした。
昨年の春以降、7ヶ月ほどライブハウスから足が遠のいた時期がありました。そう、新型コロナの影響です。夏ごろからは配信でライブが観られるようになり、秋以降はまた会場で生のライブを楽しむようになりました。この一年間は月に2、3回のペースでライブへ参加しています。
コロナの影響が長引くにつれ、音楽好きの間にもいろんな変化があるようで。私のようにライブへ行く人、行かなくなった人、行きたくても行けない人など。それぞれに立場や考え方が違うから、私はどの選択も尊重したいと思ってます。そこに正否や善悪といった言葉は相応しくないとも。
それでもやっぱり、温度差みたいなものは感じます。私自身はこの一年、ライブハウスで過ごした時間がコロナ前よりもはるかに濃密だと感じたんです。あの空気を共有したか否かで、感覚が変わるぐらいの愛おしい時間と空間。それにはきっと、現地でしか感じられない部分もあるんだろうな、と。
もちろん私自身の選択が全ての人にとってベストだとは思いません。会場へ行かなくても、行けなくても、ミュージシャンやライブハウスを応援する方法はありますから。配信チケットやグッズの購入、投げ銭なども力になるでしょう。私自身も利用したことがありますし。それぞれの立場でできる事をすればいい。でもその結果、距離感が生まれてしまったら、それは切ないな。
これはあくまで観客としての私見です。出演者や会場のスタッフさん達の間には、こんな感覚って無いのかな?
写真は直近に行ったライブの立て看板。タイトルの”#musiclover”は、インスタにライブの様子を投稿する際に付けてるハッシュタグです。いろんな思いを胸に、この秋もまたライブハウスへ通いますよ。
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