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「続ける」

数日前にこんなツイート(あ、今はポストですね)をしました。

「続けてくれるって本当に有難い。
バンドならメンバーや編成が変わっても動き続けてくれたり、脱退した人が形やジャンルを変えて音を鳴らし続けてくれたり。
ミュージシャン自身はもちろん、家庭やその他の事情で思い通りにはいかない事も多いんだろうと思う。
それでも音楽を諦めない姿は素晴らしい。」

何かを長く続けてると、本人も周りも歳を重ねていきます。仕事の事情や(結婚や出産で)家族の形が変わったり、親が高齢になったり。なかなか自分の都合だけで生きるのが難しくなってくる。

更にこんな続きも書きました。

「でも…だからこそ、必要な時には休んでほしい。
音楽活動が滞ったりペースダウンするのは、恥じる事ではないと思う。むしろ無理をして、音楽活動を楽しめなくなったら残念だから。
せっかく音楽という宝物に出逢ったんだから、楽しみながらできるだけ長く続けてもらいたい。これは音楽以外も同じかな。」

自分の知ってるミュージシャンにも、親の介護や看病、育児のために音楽活動をセーブしてる人がいます。その人たちを思い浮かべながらのポストでした。

日本人は「余裕のなさ」や「何かを犠牲にする」ことを尊ぶ傾向があるように思います。でも、そのせいで好きなことが楽しめなったら残念。
逆説的かもしれませんが…長く続けるために、休むことも必要だよな、と。これは生きること自体にも通じるのかな。

こういう考え方ができるようになったのは、私自身にゆとりができたからだと思います。若い頃はもっと力んでたからなぁ。
「リラックスした方が楽だし、いろんな楽しみに気づけるよ!」って昔の自分に教えたいなぁ。
そんなことを思う、秋の夜長です。

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