チャイティーソルジャー

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こんな夜を

言葉が欲しいと願った夜 自分を変えたいと願う心 寄り添う美しさ綺麗さはいらないな 力強く地面踏みしめ  下手でも響く話し言葉で いくつもの夜超えてきた  その頂上が…

日記

思いを文字にして残しておいて良かった 本当の正直な気持ちを 誰かに向けた大事な気持ちを書き残したことで 言葉に近いところにとっておけたから その人に会った時に あの…

負け

負けた 負けた すぐ前にいたアイツに負けた すぐ目の前に捉えていたアイツ 序盤では一度ちぎった だが俺はペースを落とした すぐまた抜かれた まだ前に捉えてはいた 最…

ちいさな意地

なんとはない話題の一つで 家事の分担について お金は嫁が管理してるとか 洗濯は俺がしてるとか なんかしてる?と聞かれたので 皿洗いだと答えた日から なんだが後には引…

本当に欲しい物

器用にしたい私と不器用な私 目指してる場所は一緒だけど 私は前者を選んだ 分かったことといえば、私は想像してるより もっと不器用ってこと どうやら上手くいきそうに…

水風船

何もないと思ってたあの頃、 ここじゃない何処かだったら 何処でもいいから行きたいと 本気で思っていた。 この街はそこらじゅうが 私自身のおぞましさや浅はかさ、 恥ず…

孤独と

孤独だけが  私に寄り添ってくれていたのだと気付く 自分自身の孤独に寄り添った時 どうやら 私の心は少し軽くなるようだ いつか誰かの孤独と触れ合うとき 寄り添い …

旅先 VS地元出身の詩人

おんなじを探す旅の中で 違うことを知る あなたが好きなのはラブロマンス 僕が好きなのはドキュメンタリー おんなじを探すうちに 僕が乗っていたのは夜行バスではなく 飛…

休日、美容室で。 ~devote~

「頑張ってたらちゃんと試合出れてたかもしれないですね」 「多分、ちょっとは出れてたかもですね」 あと数十分で店仕舞いする店内で私と村田さんの声だけが宙を漂ってい…

頑張ろうね

お互い頑張ろう 頑張ろうね 大学生の頃の友人とそんなやりとりをした。 きっかけはインスタのストーリーだった。 その人がアップしたストーリーが定食屋の写真で、それを…

時間を華麗に操る

時間を華麗に操ってみたい。 時間てなんて掴みどころのないものなんだろうってずっと思ってきた。これをしてあれをしてって頭の中では24時間の中に予定をびっしり詰め込ん…

離れてくなら、そうすれば

あれです、UVERworldの新曲です。そうです、好きです。ええ熱中してます高校生の頃から今も。 ちなみに「瞳の住人」も好きです、サビのあのバカ高いとこがいつまで経っても…

母よ、はっきり言ったらどうだ

送別会から良い感じに酔っ払って帰ってきた晩のこと。 私は上機嫌で母に送別会がいかに楽しかったかを話していた。 すると母はふと真面目な顔になり私にこう言った。「で、…

こんな夜を

こんな夜を

言葉が欲しいと願った夜
自分を変えたいと願う心
寄り添う美しさ綺麗さはいらないな
力強く地面踏みしめ 
下手でも響く話し言葉で

いくつもの夜超えてきた 
その頂上が今コレか?
ここは通過点って言うけどさ
止まっちまった夜もあるな

先が見えなくて途方に暮れた
夜は何故だか夢を見させた
一縷の望みをかけた願い
朝日はあっけなく砕いていく
眩しすぎたから床にうずくまり
嗚咽まじる溢れる涙こぼれる

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日記

日記

思いを文字にして残しておいて良かった
本当の正直な気持ちを
誰かに向けた大事な気持ちを書き残したことで
言葉に近いところにとっておけたから
その人に会った時に
あの時の気持ちにすぐ戻って
淀みなく言葉を伝えられたから
あなたが私の何かになってることを
あなたのおかげってことを
あなたに言えてよかったって
このこともまた書き残そう
この気持ちもまたそのうち
あなたに言えたらいいなと思いながら

これ

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負け

負け

負けた 負けた
すぐ前にいたアイツに負けた
すぐ目の前に捉えていたアイツ
序盤では一度ちぎった だが俺はペースを落とした
すぐまた抜かれた まだ前に捉えてはいた
最後の最後に抜くと決め 少しずつ近づく
力を溜める 坂道を登る 
下りが来た
ここで追いつく
ここで仕留める
ペースを上げる
背中を捉える あと5メートル
3メートル  ペースが上がる
下りが終わる
登る坂道 
足は上がらず 息は乱れて酸

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ちいさな意地

ちいさな意地

なんとはない話題の一つで
家事の分担について
お金は嫁が管理してるとか
洗濯は俺がしてるとか

なんかしてる?と聞かれたので
皿洗いだと答えた日から
なんだが後には引けなくて
今日もまた洗う
嫌々でも

仕事が終わって夕飯を食べて洗い物しないとなー、「めんどくせーなー」って考えてると毎回このやりとりを思い出しては「しょうがねーからやるか」ってなって皿を洗う毎日を過ごしています。

少し前に友人の結

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本当に欲しい物

本当に欲しい物

器用にしたい私と不器用な私
目指してる場所は一緒だけど

私は前者を選んだ
分かったことといえば、私は想像してるより
もっと不器用ってこと

どうやら上手くいきそうにないからと
手っ取り早いもので代用した

生き方は地続きだから
染み込んだ間に合わせの根性が抜けなくて
いつだっていらぬ回り道ばかりになって

もっと純粋に 透き通って
あなたのことを欲しがっていたのなら

あなたが欲しがってたのはい

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水風船

水風船

何もないと思ってたあの頃、
ここじゃない何処かだったら
何処でもいいから行きたいと
本気で思っていた。

この街はそこらじゅうが
私自身のおぞましさや浅はかさ、
恥ずかしさと傲慢さで膨らんだ
黒い水風船で溢れかえっていた。

些細なことの拍子に
それは弾け飛び、連鎖し、
中から飛び出した黒い水は濁流となって
私の手足に絡み付いて磔にした。

磔にした私の怯え泣き叫ぶのを見て
黒い水は私の姿かたちを

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孤独と

孤独と

孤独だけが 
私に寄り添ってくれていたのだと気付く

自分自身の孤独に寄り添った時
どうやら
私の心は少し軽くなるようだ

いつか誰かの孤独と触れ合うとき
寄り添い そして繋がる事が出来たなら
言葉を通してそれが出来たのなら

私の世界は少し広がり
そして少し
何かを
許せると良いな

孤独となんだか仲良しになってきた、気がしていまして。
随分長いことそっぽを向いてたんですが、その時はあっちも

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旅先 VS地元出身の詩人

旅先 VS地元出身の詩人

おんなじを探す旅の中で
違うことを知る

あなたが好きなのはラブロマンス
僕が好きなのはドキュメンタリー

おんなじを探すうちに
僕が乗っていたのは夜行バスではなく
飛行機だったことに気づく
窓の外は空の上

一度も行ったことも 思ったこともない景色

僕の行きたかったのはこれじゃないけれど

これがあなたかぁと思ったから

もう少し行ってみたくなって

座席を深く倒してみた

どうも、チャイティ

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休日、美容室で。 ~devote~

休日、美容室で。 ~devote~

「頑張ってたらちゃんと試合出れてたかもしれないですね」

「多分、ちょっとは出れてたかもですね」

あと数十分で店仕舞いする店内で私と村田さんの声だけが宙を漂っていた。
あの頃の自分が何を思っていたのかをうっすらと思い出す。今の私だから、村田さんの言う事が出来るはずのない夢物語だったとはちっとも思わなかった。

行きつけの美容院に行き、いつもカットしてもらっている村田さんに希望を伝える。
伝え終わ

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頑張ろうね

頑張ろうね

お互い頑張ろう

頑張ろうね

大学生の頃の友人とそんなやりとりをした。
きっかけはインスタのストーリーだった。
その人がアップしたストーリーが定食屋の写真で、それを見るに私の行った事のある定食だったので〇〇にある定食屋でしょ?と送ってみた。
返信の結果全然知らない店だった。
それをきっかけに少しだけお互いの近況報告。その人は少し前に突発性の難聴になったそうだ、色々あったんだと思う。私にも3年の間

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時間を華麗に操る

時間を華麗に操る

時間を華麗に操ってみたい。

時間てなんて掴みどころのないものなんだろうってずっと思ってきた。これをしてあれをしてって頭の中では24時間の中に予定をびっしり詰め込んで、それを完璧にこなせる。そして残りの時間を有意義に余裕たっぷりに過ごしている自分を何度描いたことか。
だけどそれが現実になると、理想の予定の半分もこなせなくなる。

今まで時間と私の関係はあまり良くなかったように思う。私は自分の時間で

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離れてくなら、そうすれば

あれです、UVERworldの新曲です。そうです、好きです。ええ熱中してます高校生の頃から今も。
ちなみに「瞳の住人」も好きです、サビのあのバカ高いとこがいつまで経っても出ません。
新曲「Eye's Sentry」を聴きながら、先週の送別会で先輩や上司に言われた事をふと思い出した。

「素の自分とは違う自分を演じちゃえば良いんだよ」

私は何かと行動や考えるスピードが遅い。
けっこうなマイペース人

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母よ、はっきり言ったらどうだ

送別会から良い感じに酔っ払って帰ってきた晩のこと。
私は上機嫌で母に送別会がいかに楽しかったかを話していた。
すると母はふと真面目な顔になり私にこう言った。「で、アンタは次の一年でどうなりたいの?」

え? え、え、え????
油断していた。急なヘビィパンチである。重たいパンチが視界の外からこめかみ目掛けてやってきた。それは躱わせませんわ。カウンターを合わせようとしても恐怖に一瞬身体が固まって反応

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