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学会遠征編 前日譚 留学生の世話も楽じゃない!
初の学会執筆、そして初の海外旅行。自分一人で乗り切れるのか。たぶんできるが、それでも味方がいると心強い。そう思って最強の助っ人に声をかけた。
CRAZY、学会に行けるのか
学会遠征編から少し時を遡って、2023年12月末。僕はこの時点でタイと徳島の学会に出すための結果が出そろうところだった。この結果をもとに論文を執筆しようというところである。そして、3か月前の時点からいろいろと準備を始める
学会遠征編 写真版 1日目 徳島への移動日
※この記事は、学会遠征編 1日目 徳島への移動日|シナモンパン (note.com)に沿って写真を貼り付けたものになります。あちらの本編と合わせてお楽しみください。以下常体
難波で乗り換え
大阪難波→和歌山市
暇なので和歌山港まで歩くことにした。
徳島到着
学会遠征編後半を終えて ~僕は徳島とバンコクに行ってきました~
学会遠征編の後半も無事書ききることができました。5日目を書き始めた時、タイピングが乗りすぎて、そういえばあれがあったな、これもあったなと横から横へ無限に書きたいことがわいてきて、一時期終わらないのではないかと冷や汗をかくこともありました。その反面、7日目・8日目は薄味にしておいたので、ちょうどショート版は50話で完結することになりました。乱数調整などしていないです。
本編で何度か言ったことでは
学会遠征編 8日目(終) 帰国
はじめに
この記事は学会遠征編 7日目 敗走|シナモンパン (note.com)の続きです。2024年3月20日(水・祝日)の視点で書いています。まだ読んでいない方はこちらも確認してみてください。シリーズ化しているので、最初から読むと話が分かりやすいかと思います。以下常体
学会遠征編 1日目 徳島への移動日|シナモンパン (note.com)
学会遠征編 2日目 徳島の学会と鳴門の渦|シナモン
学会遠征編ショート版 第50話(最終回) 閉幕
学会遠征編
小腹が空いたのでいくつかパンを買った。ふんわりした食感と小麦の香り。パン屋さんというのは通りかかると必ず目を奪われるため、僕はこれをトラップカードと呼んでいる。長蛇の列だったが、少しも苦ではなかった。他にすることはない。いつもなら本屋さんによるところだったが、己の体力を鑑みて帰宅することにした。そのころには雨もやみ、地下鉄を出た後も歩きやすかった。
帰った!帰ったんだ!とりあえ
学会遠征編ショート版 第49話 東京駅
日本
クゥちゃんは先に新橋でよさげな店がないか探してくれていたらしい。しかし、まだ早い時間ということもあってか見つからなかったとのことだったので、東京駅まで移動した。いつ見ても広い駅だが、何度か来たことがあるので、既視感の塊のような場所である。そんな中で、お手軽に食べられる和食ということで干物屋さんに入ることになった。まずは約束のブツを渡した。とても喜んでいるようだった。欲しがっていたものはこ
学会遠征編ショート版 第48話 癒し
羽田脱出
もう日本語が通じる場所だ。恐れることは何もない。まずはスーツケースを回収しに行った。あのベルトコンベアを見るのは少し好きだったりする。あのスーツケース1周したな、と回転寿司屋の人気のないネタを見守るような気分になれるからだ。僕のスーツケースにはシマエナガのストラップ"シマシマ"がついている。大切な我が子だ。コンベアが4,5週ほどしたのを見届けたところで息子がやってきた。いつみてもかわ
学会遠征編ショート版 第47話 ただいま
飛行機
3連続シートのいちばん窓側のシートなので、移動するにも一苦労である。トイレも我慢しようかと思ったが、これから寝ていきたいというのにおねしょの心配をしながら5時間耐えるというのはさすがに困難だ。トイレには適宜行くことにした。ついでに広い場所に出れば大きく伸びもできるので、筋肉的にもありがたい。ゆっくり寝ようとした。
当然ながら寝られなかった。体中から緊張をほどいて、副交感神経を優位にさ
学会遠征編 7日目 敗走
はじめに
この記事は学会遠征編 6日目 タイの学会|シナモンパン (note.com)の続きです。まだ読んでいない方はこちらも確認してみてください。シリーズ化しているので、最初から読むと話が分かりやすいかと思います。以下常体
学会遠征編 1日目 徳島への移動日|シナモンパン (note.com)
学会遠征編 2日目 徳島の学会と鳴門の渦|シナモンパン (note.com)
学会遠征編 3日目
学会遠征編ショート版 第46話 さらばバンコク
搭乗
18時を過ぎたあたりで国際線の搭乗手続きを始めた。帰りもJALなので、スマホでチェックインした。もう荷物の預け入れも慣れたものである。しばらくスーツケースとはお別れだ。荷物を再三確認し、預け入れた。じゃあな、しましま。スーツケースにつけたシマエナガのストラップ"しましま"がまた僕を呼んでくれることだろう。搭乗までもうしばし待たなければいけない。まずはとりあえず明日の予定の確認からだ。明日
学会遠征編ショート版 第45話 エアポートレールリンク
乗車、そして空港へ
なんとか駅までたどり着くことができた。時刻は既に13時を超え、最も暑い時間帯になろうとしている。そんな過酷な状況下で地下の涼しいエリアに行けるのはなんとありがたいことか。ここでごはんでも食べておきたいところだ。それなりにレストランはあったが、韓国料理屋や中国料理屋など、タイ要素にかける店ばかりだったのでスルーすることにした。空港まで行けば何かしらあるだろう。そこでトイレに寄
学会遠征編ショート版 第44話 バンコク散歩道
スーツケースへの労り
一昨日バッポン通りまで歩いたので、その道まではよく知った景色である。他に気づいたこととしては、歩行者信号の音だろうか。日本では2種類の鳥の鳴き声だが、こちらは縦方向も横方向も同じ音で、青信号の時間が少なくなるとテンポが速くなるというような、焦燥感を掻き立てる音となっていた。また、日本の信号は片方の道が赤になってからもう片方が青になるまでに若干間があるが、タイではそんなゆと
学会遠征編ショート版 第43話 チェックアウト
ホテルからの旅立ち
CRAZY、奴はもう日本行きの飛行機に乗ってしまったことだろう。
2024年3月19日火曜日、時刻は午前9時。今日は少しゆっくり起きた。僕は大学の学会出張でバンコクまで来ているが、取り決めの都合上、学会開催日の翌日の便に乗らないといけない。そこで今日は飛行機に乗るのだが、帰りの時間は現地時刻で22:05の他は朝一番の便しか直行便はなかった。僕はその夜の便で帰るのだが、CR
学会遠征編 6日目 タイの学会
前回のあらすじ
昨日(学会遠征編 5日目 バンコク上陸|シナモンパン (note.com))に、タイのバンコクに上陸した。人生初海外で湧き上がる中、まずは1日CRAZYと一緒に観光した。熱帯の蒸し暑い気候や金ぴかの寺院、汚い川にスパイシーな料理など、日本しか知らない自分にはどれも刺激的で目新しいものばかりであった。
朝食
前日の夜に朝食は買っておいた。今日は出発が朝の7:30なのでそんな
学会遠征編ショート版 第42話 倍増
明日の作戦
ひとつ思惑通りにうまくいったことがある。それは飲料水のサービスだ。この部屋にはデフォルトで飲料水が500ml×4本あるのだが、これはちゃんと掃除のたびに補充するようだ。これが本当にサービスとして機能しているのかを試すために、実は朝に1本だけ冷蔵庫に隠しておいたのだ。連泊する部屋の冷蔵庫など、まともな清掃員ならのぞかないことだろう。仮に除かれたとしても水1本以外には何も入れていないの
学会遠征編ショート版 第41話 ベトナム料理
帰り道の苦難
日が暗くなってきて、次第に暗くなる道をただひたすらに突き進んだ。ホテルへの帰り道はそんなに曲がらずに行ける。また5km歩くことになったのだ。脚は自動操縦モードに移行したので、意識がなくなっても目的地まではたどり着ける。しかし、今はただ、ただただ水が欲しい。できる限りコンビニのありそうなルートを探して帰ることにした。できればその道中で現金も補充したい。そう思ったが、銀行はもう軒並み