学会遠征編後半を終えて ~僕は徳島とバンコクに行ってきました~
学会遠征編の後半も無事書ききることができました。5日目を書き始めた時、タイピングが乗りすぎて、そういえばあれがあったな、これもあったなと横から横へ無限に書きたいことがわいてきて、一時期終わらないのではないかと冷や汗をかくこともありました。その反面、7日目・8日目は薄味にしておいたので、ちょうどショート版は50話で完結することになりました。乱数調整などしていないです。
本編で何度か言ったことではありますが、僕はこの出張で人生初の海外渡航となりました。今までは単純にお金や時間が無くて行くに行けない状況だったのが、実力を示すことで勝ち取ることができてこの本編にいたるというわけです。本来、僕はこのタイの学会にのみ参加する予定でした。しかし、研究の進捗を鑑みて、もう1本出せるということで徳島にも行くことになったのです。しかし、やはり懸念点はありました。この2つの学会の開催日が近すぎるということです。徳島の方は3月14~16日、タイは18日で、万が一徳島の発表日が16日になっていたらこんなにスムーズにはいかなかったかもしれないと考えると、少しは運がよかったのかなと思うばかりでした。とはいえ、学会2本分の準備をする必要があるのは事実です。前年12月にこれらのエントリーをしてから、論文執筆や宿泊・航空チケットの予約に前払い、発表資料作りに、さらにはCRAZYのお世話など、気の休まらない3ヶ月間を過ごしてきました。そのご褒美が旅行だったのだと考えています。
僕は旅行をする際、一つ決めていることがあります。それは、
「今までの自分には無かった考え方が呼び起されていないか」
を考えることです。要するに、知らなかった世界に飛び込んで、自分の常識をぶち壊したかったのです。人は大なり小なりこれをしないと衰えていくのではないかと考えています。新しいものや概念を拒み続けていると、やがて労咳が出来上がるのではないかということです。いつまでも古いやり方にこだわるあまり、物事の本質を見失うという事例は、一個人のレベルでも、一集落・一組織の規模でもよく見かけてきました。僕の地元や前のバイト先が実際にそうでした。僕はこれを、「OSが古い」と表現しています。いつまでWindows7を使っているのだと嘆きたくなる気持ちもわかることでしょう。果たして、自分という名の機種はアップデートできたのでしょうか。不慣れな交通機関に惑わされたところから始まった旅は、達成感と疲労を抱えて無事帰還することができ、人間として一つ大きく成長できたのではないかと思っています。宿泊費や交通費は大学から出たとはいえ、食費やお土産代は自腹なので安くない額が飛んでいきましたが、この8日間で得られた経験や感情は何十万出しても買うべきだと思うくらい貴重なものでした。タイに行ったことのある人、旅行に慣れている人からすれば、どんくさいと思われるような場面も多々あったかもしれませんが、僕としてはそれらも含めて教訓になったので全然ありだと思ってます。それでも、少しくらいは旅の計画を立ててもよかったかもしれませんね。
ここまで臭い感想文を書いて、改めて自分は文章を書くのが好きなのだなと思いました。こんなただの自己語りなんて誰も読まないだろうと気を抜いていたら、思っていたよりは読んでくださる方がいて嬉しい限りです。とても横着で誤字脱字もあるようなので、不定期にサイレント修正しています。しかし、これだけ文を書いていて、写真が各回のサムネイル以外無いのはなんだか惜しいなという気もしました。そのため、今後はまた学会遠征編の焼き直しとして、撮った写真を載せたものをあげていこうかと思います。本編は僕に起こった出来事やその感想が主となっているのに対し、こちらはただ単に写真集のようなつもりで気軽に楽しんでいただけたらと思います。本編と照らし合わせながら、あれはこの写真のことだったのかという楽しみ方もしてみてください。あとは、スピンオフとして学会遠征編の前日譚を書いてみようかと思います。そのタイトル(仮)は、
「学会遠征編 前日譚 CRAZY、学会に行けるのか」
です。内容は、CRAZYがタイの学会に参加するために、(なぜか僕も巻き添えを食らって)奮闘するお話です。お楽しみに!!
ネタはコスれるだけコスってやる。
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