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ねこの経済視点

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日本経済新聞から気になる記事を3本ピックアップし投資に役立つ視点をねこ目線からまとめますにゃ。
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#アメリカ

楽観的に構えてチャンスを捉える

楽観的に構えてチャンスを捉える

① 【FINANCIAL TIMES】悲観論は無意味で有害だ4、5年前に流行った『ファクトフルネス』という本でも書かれてたけど、データをつぶさに見ていくと、思ってるほど世界は悪くにゃってにゃい、イメージや思い込みが悲観的にさせている、という考え方🤔 確かに、悲観的に構えておけば、うまくいかにゃかったときでも傷が小さくて済むし、物事の背景まで見通せてる感じがしてちょっと知的ですらあるにゃ😹 そう

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日本株の今後はアメリカ次第

日本株の今後はアメリカ次第

① 半導体規制強化、米が日蘭に要請ちょっと最近の半導体関連株の上昇に水を差しかねにゃいお話ですにゃ💦 今までは最上位機種だけ規制対象だったけど、そこまで良いスペックじゃにゃい機械でも中国は高性能にゃ半導体を作れちゃうから、中上位機種にまでその範囲を広げようというもの。そうにゃると記事に上がってる企業以外にも影響が及そうだから、見極めも難しくにゃりそう😓 まさに、アメリカの出方次第で日本株の今後

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経済も寒暖差が激しい温度感

経済も寒暖差が激しい温度感

① 消費低迷、景気判断下げ 2月月例報告注目したいのは日本の景気の弱さよりも、アメリカの景気を2006年以来の拡大表現で記していることにゃ👀 市場だけではにゃく、いよいよ政府もアメリカは景気後退を避けられると認識し始めたかにゃ? まさに世界のアメリカに対する見方は強気一辺倒💪 NVIDIAの決算も強かったし、ついにノーランディング達成かにゃ🛫

② 米天然ガス急落、暖冬・景気減速で逆に急激な

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新しい法則が必要に?

新しい法則が必要に?

① 【Deep Insight】ダボス揺らしたAIの衝撃集積回路の密度が2年ごとに2倍になるっていう「ムーアの法則」は有名だけど、AIの進化はこの比ではにゃく、新・ムーアの法則的な考えに置き換えていく必要がありそうですにゃ💨 いろいろコロナで芽生えた新技術の波がじゃっかん下火ににゃってきてるけど、次また波がくる頃には想像以上に大きな波ににゃって押し寄せてきそうだから、まさに「翻弄されない備え」が

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EV反抗期

EV反抗期


① 米EV成長に減速感 テスラや「ビッグ3」逆風37%の伸びでも今年最低水準ってそもそもがめちゃくちゃハードル高いんだけど、EV化の波がちょっと変調をきたしているのは確かにゃ。人間でいえば10代の反抗期的なフェーズに差し掛かってるのか、そんなことをうかがわせるのが次のふたつの記事にゃ。

② 米、脱炭素より経済安保電池に使われる素材のほとんどを中国が握ってて、部品に少しでも中国の垢が付いてればE

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ダイナミズムの源泉

ダイナミズムの源泉


① 円売りに急ブレーキ 147円台前半、2カ月ぶり高値8月の夏枯れ相場といい、クリスマス休暇も入れたら海外勢の実働期間って年間10カ月ほど? そういう人たちから見たら、がむしゃらに働き続けるのは負け組っていうことににゃるのか? でもそういうメリハリの付け方がアメリカの強い経済を支えているダイナミズムの源泉ににゃっているような気がするにゃ。締めるところは締める、ゆるくいけるときは徹底的にゆるく、そ

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その先を読む

その先を読む


① 企業物価、価格転嫁に一巡感 10月上昇率0.8%に鈍化結構驚きを持って受け止められた企業物価指数「0.8%」という数字。けどまだまだ価格転嫁の流れは続きそうで、その背景にあるのが人件費の上昇圧力。インフレ定着期待も根強い一方、きょうのモーサテに出演したみずほ証券の大橋英敏さんは、世界的にはコロナ前のような状況に戻るんじゃないかっていう説を唱えていて、果たしてどうにゃるかにゃ?

② 米株、さ

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主役サイクル

主役サイクル

① 地銀株、日銀会合控え上昇決算シーズンを迎え最近特に感じてるのが主役の交代。
地銀株はそのどセンターにいる銘柄群で、日銀がYCCの上限キャップのめどを1%から1.5%に引き上げるんじゃないかというもっぱらの噂もあって、また勢いづいてるにゃ。

けど、アメリカでは「米地銀株5カ月ぶり安値 連鎖破綻後に迫る」っていう記事にある通り、金利が上がった分、預金金利も引き上げざるを得なくて逆に収益が悪化して

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教科書通りに行かないワケ

教科書通りに行かないワケ


① 米経済、足元には不安材料 減速ペースに関心去年から年明けにかけての予想ではとっくに景気後退してるはずだったアメリカ。過去に類を見ないほどの急ピッチな利上げをしたのに、出てくる数字出てくる数字がアメリカの強さを示してるにゃ。もうそろそろ流石に、という感じで良い結果には目もくれずに悪い影響を粗探ししてるけど、専門家をはじめ多くの人の予想を裏切り続けたのはにゃぜ?
その確たる答えがまだ見つかってに

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潮目の変化

潮目の変化


① 【スクランブル】割安株相場は終わらないそろそろグロース株を仕込むとき、という声も聞かれ始める今日この頃。まだまだバリュー株の底堅さを示すご意見も新たに出てきたにゃ。バリュー株のプロは建設に注目してるそうで、バブルの負債から脱却し、技術革新や株主還元に取り組むところも増えてきて、低PBR=オワコンみたいなイメージもだいぶ変わってきてるみたいにゃ。

② 北越工業、25年3月期業績目標上げここは

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まだまだ“ぶり”が旬

まだまだ“ぶり”が旬

① 細る家計、食費が圧迫 9月消費者物価2.8%上昇今年のくろくろにゃー的流行語は「ぶり」。今度はエンゲル係数が40年ぶりのレベルに上昇。食料の物価の伸びに至ってはおよそ半世紀ぶりというから驚きにゃ。果たして、日本は貧しくなっているのか、いよいよデフレという氷河期を抜けつつあるということなのか、来年以降の賃上げの裾野がいかに広がっていくかが鍵になってきそうにゃ。

② 米利上げ、次回見送り公算日本

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費用対効果

費用対効果

① 米金利、3月金融不安以来の乱高下荒れる米国債。ヘッジファンドによる先物の売り越しも2001年以降で最大に膨らんでいて、米国債の恐怖指数とも言われる「MOVE指数」も130台で推移してて2013~2022年の10年間の平均70を倍近く上回ってるにゃ。このままだといつ5%に行ってもおかしくない状況かにゃ?
最近、ドルの定期預金の金利もめっちゃ上がってるけど、米国債は為替ヘッジのコストで実質マイナス

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【ねこの経済視点】Cプラン

【ねこの経済視点】Cプラン

① 【Market Beat】「円キャリー天国」条件整う円キャリー取引をする上で欠かせないのが金利差はもちろん、安定したボラティリティーだそうで、金利差をボラティリティーで割った円キャリー取引指数は0.6を超えて安定していて、円売りしやすい環境にあるらしいにゃ。
けど、ここまで急ピッチに円安が進んできたから今のところあまり積極的に円キャリー取引をするような動きは鈍いみたい。
日銀もボラティリティー

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【ねこの経済視点】 光と影

【ねこの経済視点】 光と影

① 運用立国覚醒か、逃げ水か新NISAとか資産運用立国とかで投資が活発になりそうな気配でそれはそれでいいことではあるんだけど、これまで国債を買い支えてきた家計の貯蓄が海外に向かえば、その穴埋めを逆に海外マネーに頼らなくちゃならくなって、そうなると金利も上昇しやすいという副作用も起こるんじゃないかっていうお話。国内でももっと魅力的な受け皿が増えていくかどうかも重要ですにゃ。

② 世界株、100兆ド

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