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日本株の今後はアメリカ次第


きょうは身も蓋もにゃい話だけど、このまま株高が続くかどうかも結局はアメリカ次第と感じさせる記事がいくつかあったので紹介するにゃ。


① 半導体規制強化、米が日蘭に要請

半導体ウエハーに電子回路を焼き付ける露光装置や、記憶素子を立体的に積み上げるエッチング装置などを念頭に置いた要請とみられる。日本勢ではニコンや東京エレクトロンが高い技術力を持つ。
信越化学工業が手がける感光材(フォトレジスト)などにも対中輸出を制限するよう求めたもようだ。回路の転写に欠かせない材料で、半導体生産を材料から絶つのが目的だ。
(中略)
汎用品に関連する品目は日本が規制を強めても、別の国から調達される可能性が高い。規制する日本だけが市場シェアを失うおそれもある。

日本経済新聞

ちょっと最近の半導体関連株の上昇に水を差しかねにゃいお話ですにゃ💦 今までは最上位機種だけ規制対象だったけど、そこまで良いスペックじゃにゃい機械でも中国は高性能にゃ半導体を作れちゃうから、中上位機種にまでその範囲を広げようというもの。そうにゃると記事に上がってる企業以外にも影響が及そうだから、見極めも難しくにゃりそう😓 まさに、アメリカの出方次第で日本株の今後も左右されていきそうですにゃ。


② 【スクランブル】個人・海外勢、日本株「同時買い」

日経平均と信用買い残のグラフを重ねると分かりやすい。これまで日経平均が上げる局面では信用買いが減り、下げると増えてきたが、年明け以降は両者の動きが一致している。東海東京の鈴木氏は「長い上げ相場で逆張りが機能せず、個人も恐る恐る順張りに転換しつつある」とみる。
個人投資家の逆張り色が薄れた結果、海外勢・個人とも日本株の買い手になる場面が増えてきた。1月後半から2月中旬にかけては3週連続で個人と海外勢が現物株を「同時買い」した。モルガン・スタンレーMUFG証券の古川真クオンツ・ストラテジストは「いままで見られなかった傾向だ。日本株の需給構造が変わってきた可能性がある」と指摘する。

日本経済新聞

これもある意味でアメリカを中心とした海外勢の巨大にゃ動きに、個人もさすがに従わざるをえにゃくにゃってきたということかにゃ😹 さらに言うと、最初の記事とは真逆の効果というか、半導体規制はマイナスに働くかもだけど、中国を敬遠する動きが日本株への止まらにゃい資金流入の要因だとすると、これはこれでいい流れもたらしてくれてるにゃ😸 結果、プラマイでどっちににゃるか、って感じかにゃ?


③ 米雇用、2月27.5万人増

1月の就業者数は速報時点で35万3000人増と予想の2倍近く増えた。今回は22万9000人に修正された。1月は季節要因で数字が振れやすいため、雇用の減速基調に変化があったのかをみるうえで2月の数字が注目されていた。
失業率は3.9%だった。市場関係者は1月から横ばいの3.7%を予想していた。25カ月連続で4%を下回った
平均時給は前月比で0.1%、前年同月比で4.3%上昇した。いずれも市場予想を下回った。
(中略)
22年3月に1218万件だった求人件数は23年7月には880万件まで減ったものの、直近の24年1月は886万件と横ばい圏にある。コロナ禍前のピークを100万件強上回る水準だ。働き手の回復ペースも鈍ってきた。労働参加率は23年8月に62.8%まで回復して以降は24年2月の62.5%まで頭打ちになっている。人手不足は緩和したが、解消までは遠い状態だ。

日本経済新聞

今回の🇺🇸雇用統計は総じて市場予想よりも弱いという受け止めで円高に傾いてますにゃ。アメリカ国内だけみればそうにゃんだろうけど、日本にゃんかと比べたらまだまだ全然相変わらず強いよねっていうのがねこ的な印象。そう言う意味では年内いっぱい景気が腰折れする心配はにゃさそうだから、アメリカ次第な日本株もまだ大丈夫かにゃ😹

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