2019年6月の記事一覧
物語のように、人生を転じさせたい。それまでは、じっくりいくのだ。
物語の始めは、平坦で淡々としているものだ。それが中盤から後半にかけて一気に面白くなっていく。動きが少なくて地味でつまらなかったものが、後半で生きてくる。
人生も、そうなのかもしれない。
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若いうちは下積みとして苦労しながら学んでいったり、目指す先に悩んで人生の迷子になったり。先は見えないし、淡々と過ぎていく日々に嫌気がさしたり。
人生100年というのなら、私の物語はまだ半分も
その扉の向こうには、いつだって知らない世界が
手のひらにスマートフォンを握っていると、ふと自分がこの世の中のすべてを知っているような気持ちになってしまう瞬間が、私にはある。
この指ひとつで。人差し指さえ、動かせば。手のひらの中で、世界は動く。
「本気を出して調べたら、全部がわかる」。たとえばそんな風な。それはある意味では正しいし、ある意味においてはまったく間違っている。
冷たい金属が私と世界をいつだってつないでくれる「錯覚」を、これから
現実ってのは、なかなか手強い
大人になると「現実ってのは、なかなか手強い」なんてことに気づいてしまうのだと思った。わりと僕は大人になり、働きながらお金を稼ぎ、全ての選択が自分の責任下にある…そんな事実に気づいた時「超面白いじゃん」と思えた性格である。でも、そうじゃない人もたくさんいたんだと思う。
のびのびと自分の責任下で選んだことで行動していって、うまく行くことも失敗することもたくさんあった。なんどもガッツポーズをしたし、何
外国人を受け入れること、と6月21日の日記
以前、吉野家でのこと。お昼の混雑時に外国人が5人ずらりと並んで、ビールを注文して、みんながそれぞれ「おつまみ」みたいな感じで、ちょこちょこ別の料理を注文して、「東京のリアルでエキゾチックな飲食店」を楽しんでいたんですね。
僕たちも外国を旅行すると、「現地の人が食べている観光客向けじゃないリアルな食事」っていうのを食べてみたくなりますよね。そんな感覚だとは思うんです。「じゃあとりあえずビールを注文