「仕事は、準備が9割」というが、実際は、「仕事は、準備が10割」かもしれない

2024年9月14日 07:57

いくら頑張っても認められなかった20～30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。

凡人的戦略＜ビジネススキル＞
事前準備がすべてを決める

仕事の成功の要因は何かと考えると、事前準備のウエイトが非常に高いと感じる。

事前準備は、地味だが、成功しているビジネスパーソンほど大切にしている。

例えば、会議の発表。

多くの人が、事前にプレゼンテーションを作成し、そのまま発表しているのではないでしょうか？

成功しているビジネスパーソンは、必ず声に出して練習をしています。

大きなプレゼンなどでなくともです。

こがゆうも会議前に最低3回は言葉に出して練習をします。

言葉に出すことで、大きく3つのメリットがあります。
①言いたいことをスムーズに話すことができる。
②資料の最終調整ができる。
③フィラー（filler）が出ないようになる。

①、②に関しては、もちろんですが、
個人的には、③のフィラー（filler）が出ないようになる点は大きいです。

プレゼンテーションで「えー」「あー」、気になったことありませんか？プレゼン中のこの「えー」「あー」をフィラー（filler）と言います。

このフィラーは、話し手の信頼性を損なうだけでなく、聞き手に不快感を与え、メッセージを伝えることを妨げる原因にもなります。

自分が「えー」「あー」と言っているかもしれないと考えるだけで、プレゼンに対する自信が減少することもあります。

フィラーを減らすためには、プレゼンにおける事前準備が効果的です。

プレゼンテーションの内容をしっかりと整理して、話すべきポイントを明確にしておくことで、スムーズに話を進めることができます。

フィラーをゼロにすることは難しいですが、回数が少なくなることで、プレゼンの説得力は上がりますし、周りの印象が良くなります。

こがゆうの場合は、プレゼンしている内容は同じなのですが、事前準備をしっかり行い、フェラー対策をしたことで、「プレゼンがうまい」という評判を得た経験もあります。

ここでポイントは、大きなプレゼンではなく、普段の会議でのプレゼンで準備ができるか？という点です。

大きなプレゼンで事前準備をするのは、みんな同じ。
普段の会議でも事前準備できるかが、大きな差につながります。

『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』の中に、下記の名言が紹介されていました。

「I'd like to finish my work before I start it」
「仕事を始める前に、それを終わらせるのが好き」

世界で活躍するビジネスマンは確実に成果を得るために、周到な準備を整えて相手と向き合い、本題に入る前に仕事を終えてしまう……くらいの覚悟を持って仕事をしています。

事前準備をしっかりすれば、仕事は終わったようなもの。

逆に言うと、事前準備を怠れば、仕事の成功はない。

事前準備は、面倒くさく、ついつい省略してしまう。

打ち合わせの前に、相手の会社のニュースを調べてみる。
プレゼンの前にリハーサルをする。
会食相手との以前の会話を思い出しておく。
上司が必要そうな資料を数パターン用意しておく。

どれも手間がかかり、実行している人は少ない。

少ないからこそ、価値がある。

「仕事は、準備が9割」という名言をよく耳にしますが、
実際は、「仕事は、準備が10割」かもしれません。

だとしたら、事前準備していないのは、仕事をしていないに近い。

事前準備をするだけで、周りに対して数歩先からスタートできます。

明日、参加する会議、
次に会う取引先、
MTＧ前に雑談する上司。

どんな小さなことでも、事前準備をして臨んでみてください。

今までと違う結果が待っています。

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。

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