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不動産相続、土地の探し方、土地の売り方、賃貸、民泊

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相続不動産の売却方法や賃貸活用、土地を購入したいという方へ向けた内容となっている。住宅業界に25年従事し、不動産・相続専門のFP1級技能士です。
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#土地

☆ 新しい土地が生まれる⁈ ☆

私は不動産マニアではありません(笑

が…しかし、、

日常的に携わっている測量について

新しい境界石を設置されると、何故かいつもワクワクしてしまう😀

土地(商品)の再生に立ち会っている気分といった感じでしょうか🤔

表現が難しい…👀

~本当に「負」動産??~活用方法について前向きに考えてみる[相続登記義務化]

~本当に「負」動産??~活用方法について前向きに考えてみる[相続登記義務化]

過去にもnoteに書いてきたが、自身が抱えているであろう相続不動産について、改めて書いていきます。

相続で取得した土地や住宅にたいして、価値はないだろう、誰がこんなところに住むのか、誰も買うわけはないと「相続不動産の価値」を低く捉えている方も少なくないと思う。

半面、お金が絡むと冷静さを失う方もいます。
幼少期から独立するまでを過ごしてきて、何も問題はなかった。寧ろ、住環境が良く「価値」を分か

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~相続登記が義務化になったことで売却を考える〜初めて知る「既存不適格建築物」とは??

~相続登記が義務化になったことで売却を考える〜初めて知る「既存不適格建築物」とは??

本日4月1日より、相続登記義務化がスタートしました。

相続登記義務化とは?については、下記の投稿を是非ご覧ください!

早速だが、タイトルの「既存不適格建築物」について書いてみたいと思う。
~既存不適格建築物とは!?~
法令改正によって、改正後の新しい規定に適合しないものをさします。
すなわち、建築(完成時)の旧法(規定)の基準で合法的に建てられた建築物であり、その後に法令改正や都市計画変更など

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〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜後半①

〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜後半①

解体作業の現場日記(チェック)、前半に続いて後半に移ります。

解体作業現場を毎日チェックしに行けるのも、地元密着スタイルを取っているからこそ、出来ることだろう。

不動産・建築業界は仕事を投げる(下請け)傾向が未だ強いと感じている。
近隣住民の中には、見ず知らずの職人さん達が隣接地に入ってきたら不安になられるケースも珍しくはない。

思ったことや不安に感じることに対して、言いやすい、伝えやすい環

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新制度「相続土地国庫帰属制度」とは!?

新制度「相続土地国庫帰属制度」とは!?

いよいよ、令和5年4月27日より相続土地国庫帰属制度がスタートしました。
国も空き家対策と並行し、空き地に対しても本格的に動き始めたのでしょうか⁉️

〜相続土地国庫帰属制度〜
相続又は遺贈によって、宅地や森林などの「土地」の所有権を取得した人が、一定の要件を満たした場合に土地を手放して国に引き渡すことができる新しい制度。
注)
遺贈:相続人に対する遺贈に限る
売買:売買により、土地を取得した方は

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〜別荘用地の売却〜売り時ってある⁇注意するべき点とは⁈

〜別荘用地の売却〜売り時ってある⁇注意するべき点とは⁈

今回の依頼者は、、
昔に購入した首都圏近郊の別荘用地を処分したいとの相談です。

実はこのような話しは、現実的に少なくないのではないでしょうか。
他人事ではないのかもしれません、、

1970〜1990年頃には、普通にあった話しですが、「土地の値上がりを期待」しての不動産(別荘地)購入をしたケース。

相続対策を考えるなかで基本でもあるが、まずは現状把握が大事です。

この年代に子供時代を過ごした

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〜計画道路が本格化か⁈〜

注目している都市計画道路の看板

最近、相続不動産に計画道路がかかっている相談が続いているので今後、noteにも書いてみようと思う

自宅なら、購入時に不動産会社から説明を受けているはずだが、相続不動産だと知らなかったと、不安になられる方も少なくない🤔

~不動産問題は、親の代で解決しておくべき!?~

~不動産問題は、親の代で解決しておくべき!?~

先日、noteでも書いたが「自宅以外の、親の所有している不動産を40~50代の子世代が知らなかった」というケースについて、実は珍しい話しでもなく相談数は増えています。

特に親の年齢は、70代~80代に差し掛かっているので、認知症の心配もしなければならない可能性が高まっている。
しかし、実際に大変な思いをするのは、子世代であるという認識もない方がほとんどです。

まず、大前提の話しをすると「親の世

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〜風致とは?風致地区内の土地は売却が難しい⁈~

〜風致とは?風致地区内の土地は売却が難しい⁈~

売却査定をおこなう際、一番始めにおさえておくポイントは「都市計画」の詳細を確認することです。

「都市計画」とは用途地域や条例など、どの程度の大きさの建物が建てられるのか、または建築する際に「特別な条件」が付けられている地域なのか、、など、地域によってルールが違うので重要な調査になります。

この不動産売却に欠かせない「調査」に関して、一般の方には難しいイメージを持たれるかもしれませんが、私が不動

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〜土地の調査〜水道埋設菅を掘り当てた!?

〜土地の調査〜水道埋設菅を掘り当てた!?

以前、noteに書きましたが「土地の売却に関する調査」の続きになります。

よろしければ、こちらもご覧ください♪
   ↓      ↓

~ 経緯 ~
●父親が38年前に購入した土地(自宅は別にある)の売却について、依頼主(娘)より相談を受ける。→依頼主(娘)は、土地を利用する予定がないこと及び遠方のため管理が出来ない(管理費用の負担)ため、高齢である所有者(父)が元気なうちに処分

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〜敷延、専通とは⁉︎〜間口2mの土地は売れない?

〜敷延、専通とは⁉︎〜間口2mの土地は売れない?

今回は、不動産会社へ土地売却の相談した際に「売却が難しい」「相場より価格が下がる」と言われやすい、いわゆる「間口2m」の土地売却について書いてみたいと思う。

私もよく受ける相談事例の一つなのだが、相談に行った不動産会社担当者の対応や担当者(会社)によって話しが違う??など、「納得」しきれず、、といった感情を持たれる所有者の方も少なくないように感じています。

~そもそも、間口2mとは??~
目の

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~設計事務所やハウスメーカーで注文住宅を!!〜土地探しと同時進行は大変?

~設計事務所やハウスメーカーで注文住宅を!!〜土地探しと同時進行は大変?

本日は仕事始めとなりますが、初日早々、地元の方から電話問合せをいただいた。初日ということもあり他の予定を入れていなかった為、午後には相続対策の個別相談となりました♪

「家族信託」や老後のライフプランについて、自宅不動産の売却も想定した話し。
知識の提供についてはもちろんのこと、様々な選択肢をシミュレーションし一緒に考えた事で、結果的にご自身達で方針を決め「納得」という形の着地のお手伝いは出来たと

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~土地探しで気になる私道の種類〜目の前の道路は違う人のもの⁈

~土地探しで気になる私道の種類〜目の前の道路は違う人のもの⁈

最近では、古家・空き家を利活用して不動産投資をされる方も増えている。

初めての不動産投資は「築古戸建て」を買え!みたいな話しを、YouTubeやブログなどで見ることも増えた気がします。

築古戸建て投資は建物ばかりに目を向けず、出口戦略をしっかりと考える必要があります。
「最終的に売れる土地なのか?」は押さえておきたいポイントです。
お手頃価格の古家付き土地を見つけたとしても、相場より価格が安い

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