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組織風土、組織開発

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Purpose経営、組織の変革、など関心のあることを徒然なるままに・・・
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#組織

2つの日本代表🇯🇵

2つの日本代表🇯🇵

世界中のサッカーファンを驚かせたドイツ戦での勝利に続き、劇的な逆転勝ちで強豪スペインに打ち勝ったサッカー⚽日本代表 。🏆🏆🏆
 日本では早朝にも関わらず多くの人がTV中継を視聴していたようです。

 さて、今回のW杯中継で繰り返し放送されているのが積極的に新興国のインフラビジネスを行なうクボタのCM。
 昨年の東京五輪中継の際に繰り返し流れた、年老いた祖父の畑を自動農機によって守ろうとする

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「注意散漫」が創造性の源

「注意散漫」が創造性の源

日経ビジネス電子版から、『えっ、「注意散漫」が創造性の源? ひねくれ者が革新生む理由』。
“気が散っている時こそクリエーティブなアイデアが生まれる瞬間”であるとする近年の研究結果を題材として書かれた、武蔵野大学准教授である宍戸拓人氏によるエッセイです。

筆者は、どんな時に(どんな人が)創造性を発揮するか、という観点で”気が散っている時”、”適度に先延ばしすること”、”ひねくれ者”という一見ネガテ

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ダサい"悪目立ち"をファンは喜ばない

ダサい"悪目立ち"をファンは喜ばない

その言動で連日メディアを賑わしているプロ野球日本ハムファイターズの新監督(Big Boss)新庄剛志氏。

今日は選手の身なりについての"らしい"一言です。(新庄剛志氏のInstagramより)

「個性ある髪型 服装 発言 大歓迎!!」
「ただし 痛んだ髪 汚い肌 汗臭さ ダサい服 全ての身だしなみが出来ない選手は2軍行きだょ!!」

同じく来季から中日ドラゴンズの監督を務める立浪和義氏が選手の

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日本人の大多数はダイバーシティの意味を誤解している

日本人の大多数はダイバーシティの意味を誤解している

2015年にダイヤモンドオンラインで連載された『日本人の大多数はダイバーシティの意味を誤解している』。

ダイバーシティに対する社会的な意識が一層高まり、その状況を可視化することが求められるようになった今、企業側に対する視点だけでなく、改めて顧みるべき働く側の態度についても書かれています。

▼第1回 日本人の大多数はダイバーシティの意味を誤解してい

▼第2回 ダイバーシティ=身勝手が許され

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未来の雇用者への手紙

未来の雇用者への手紙

Harvard Business Reviewから『Z世代から未来の雇用者への手紙』。
まさに今ビジネス界にデビューしようというZ世代(1990年代中盤〜2000年代終盤生まれの世代)の目線を通して企業のあるべき姿を論じるエッセイです。

生まれた頃からスマホに接し、SNSを通じて自分の考えを発信し他者と繋がることに長けた彼らは、成熟した、しかし先行きの不透明な世界しか知らない世代と言えます。

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責任と権限の所在

責任と権限の所在

週末の日経MJから『サンリオ「第二の創業」へ 〜32歳社長、本気で変える』。

昨年、創業社長である祖父の辻信太郎氏(現会長)から社長職を継いだ孫の辻朋邦氏(32)が取り組む経営改革。同氏は改革の3つの柱をそれぞれ担う執行役員を外部採用しました。

1960年創業の同社はこれまで、ハローキティに代表されるキャラクターを中心に、物販や映像、テーマパーク運営など多角的なビジネスを展開してきました。

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Diversity & Inclusion

Diversity & Inclusion

ハーバードビジネスレビューから、『インクルーシブな企業には学習志向の文化が根付いている』。
多様性ある組織の文化的特徴は「学習志向」であり、それは高パフォーマンスの組織の特徴でもある、という興味深いエッセイです。

ダイバーシティやインクルージョンの機運が世界的に高まり、その進み具合を経営(者)の重要目標として掲げる企業が増えている中で、筆者はエグゼクティブの報酬とダイバーシティ目標の達成度

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学ぶべきは「国語」

学ぶべきは「国語」

7/14(水)の日本経済新聞から、『「普段着の日本語」学ぼう 哲学者が説く 論理力の鍛え方』。

 SNSなどのソーシャルメディアを通じ、背景や前後の文脈が分からないままに断片的な言葉が流通し、広がっていくことで、言葉と言葉をつないで理解、議論する論理能力が低下していくことを危惧しています。

 そうした断片的な言葉は「共感」か「反発」のいずれかしか生み出しません。「共感」は人間が持つ大事な能力の

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ミドルマネジメントは、ルーターからリーダーへ

ミドルマネジメントは、ルーターからリーダーへ

ハーバードビジネスレビューから、『中間管理職が組織のつなぎ役を担う時代は終わりつつある』。

コロナ禍による働き方の変化は、ミドルマネジメントに対して"ルーター"ではなく、本来の"リーダー"としての役割を果たすことを求めるようになった、という内容のエッセイです。

 決められた場所、時間帯に集うメンバーを監視し、仕事量を把握する、というスタイルが通用しなくなり、一方で重要な情報や意思決定の共有は電

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毒にも薬にもならない企業理念

毒にも薬にもならない企業理念

日経ビジネスオンラインから「名コピーライターが「言葉」より大事にしているものとは」。

「言葉にできるは武器になる(※①)」(藤吉豊氏)、「文章力が最強の武器である(※②)」(梅田悟司氏)の著者で、“コトバ”を道具に仕事を行なうお二人の対談記事です。

 「言葉」は、アウトプットされて初めて目に見えるものとなり、その良し悪しや巧拙は「文章力」、「表現力」といった観点で評価されてしまいますが、お二人

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単調な毎日をクリエイティブに変える5つの戦略

単調な毎日をクリエイティブに変える5つの戦略

Harvard Business Reviewから、『単調な毎日をクリエイティブに変える5つの戦略』意思決定に関する研究によると、人間の脳はストレスにさらされると保守的な選択をする仕組みになっており、何かを決める時も二者択一の考え方をしがちになるといいます。

コロナ禍でストレスフルな日常がしばらく続く中、創造性の低下を防ぐためにはどうすればいいのか。
筆者は、ネガティブな感情を利

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幸せの量産

幸せの量産

トヨタが掲げる新たなミッションは『幸せの量産』。(PRESIDENT ONLINEから)

同社が昨年発売したFCV(燃料電池車)「MIRAI」は究極のエコカーと呼ばれていますが、価格が高く、水素ステーションの設置が進んでいないことから国内での販売は0.02%にとどまっています。
これに対しトヨタは中核システムである燃料電池システムをトラックやバス、重機のメーカーに外販することで、 量産化を実現し

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「知的な勇気」の文化がイノベーションを育む

「知的な勇気」の文化がイノベーションを育む

Harvard Business Review から『「知的な勇気」の文化がイノベーションを育む―組織の脆弱性を受け入れ、心理的安全性を高める7つの方法』

本稿で筆者は、イノベーションを起こそうと必死に取り組むにもかかわらず、組織に新たなアイデアが枯渇し、衰退していく原因は「知的な勇気」の消失にあるとしています。

「知的な勇気」とは、恥をかいたり、疎外されたり、何らかの

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ビジョンを語って反応を見る・・・それは面接ではありません

ビジョンを語って反応を見る・・・それは面接ではありません

 ダイヤモンド・オンラインから『実績が超優秀でも組織を壊す「要注意人材」を、面接でどう見抜くか』。「これは良い人材だ」と思って採用したはずの人が組織に馴染めずさまざまな問題を引き起こし、業績に貢献するどころか成長の足かせになってしまう。そんな失敗をしないために経営者が気を付けることとは。

 筆者は、採用時に候補者の過去の実績に惑わされ、”カルチャーフィット”を見抜く目に欠けているケースが少なくな

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