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未来の雇用者への手紙

Harvard Business Reviewから『Z世代から未来の雇用者への手紙』。
まさに今ビジネス界にデビューしようというZ世代(1990年代中盤〜2000年代終盤生まれの世代)の目線を通して企業のあるべき姿を論じるエッセイです。

  生まれた頃からスマホに接し、SNSを通じて自分の考えを発信し他者と繋がることに長けた彼らは、成熟した、しかし先行きの不透明な世界しか知らない世代と言えます。
物心ついてからずっとSNSを通じて社会運動や政治議論に触れているからこそ、その価値観は多様で、それぞれが自身の信念に忠実な世代と見ることもできます。

そんなZ世代が企業を見る目を端的に表すのが本稿の一文です。

いまだに「ダイバーシティはビジネスにも利益をもたらす」と主張する会社は、Z世代向けではない

ダイバーシティやインクルージョンに取り組むのはそれが「正しいこと」だからです。
そのことに疑念を抱く人はいないでしょう。

しかし、「ダイバーシティは業績向上につながる」ことを示すデータはネット上にも散見されます。そしてそれらが、無意識のうちにダイバーシティやインクルージョンを進めることに伴う様々な障壁を打ち破るためのモチベーションとして援用されていることに改めてハッとさせられました。

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