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何度も読みたいnoteたち

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#エッセイ

旅を愛していた私、30代半ばでやっと心から「子どもが欲しい」と思えるようになった

旅を愛していた私、30代半ばでやっと心から「子どもが欲しい」と思えるようになった

最初に子どもを持つ、持たないの人生に真剣に向き合わざるを得なくなったのは、32歳の時、新宿駅で。

再来週に控えた、初めてプロデュースする海外旅行のパッケージツアーに、自分も参加するし、お客さまも10名連れてゆく、というモロッコ渡航の仕事の準備のために東京を歩いていた、日暮れの時間帯。

珍しい母からの着信。電車に乗ろうと西口から新南口に向かう坂を登っていた私、何気なく通話ボタンを押す。

「子宮

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雑談は気持ちや感情の棚卸し

雑談は気持ちや感情の棚卸し

「よかったら今度雑談しませんか?」
最近、こうして意図的に時間を作るぐらい雑談って大事な時間と感じるようになってきたんです。

前までは雑談って『間を埋めるもの』とか『適当に話すこと』とか、究極は『時間の無駄』って思うこともあったんですけど、今は違って、気持ちとか感情の棚卸し作業みたいな感覚。"必要な雑談"。そう思うようになったのはコーチングというものを学ぶようになってからなんです。

僕自身コー

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良いものづくりをしっかりすること

良いものづくりをしっかりすること

ストーリーに疲れた、的な話をする方々をちょくちょく目にするように感じている。

私的には、正直自分が好きなでピンとくるものじゃないと興味が湧かないから、いきなりあれこれ説明されてもドン引きしてしまう。
セールスとかの感じに近い。

そういう感覚が、ストーリー疲れなのかもしれない。



なんて前書きだけを朝に書いてから、コピーライターの日下慶太さんの講演会的なのに参加してきんだけど。(昼

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自分自身の人生を生きること

自分自身の人生を生きること

「私たち、誰の人生を生きてきたんだろうね。」

"けもなれ"第7話で、京谷の元カノの朱里とビールを飲みながら話す晶。
周りに"明るくて物分かりのいい深海晶"という存在を望まれて、ずっと自分の本音が言えずに、我慢して過ごしていた。

でもラストには、京谷に素直に思っていることを伝えて別々の道をいくことを話したら、すっきりとした顔になってた。

いつもの5tapで、「4年ぶりの土曜日」と清々しい

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新たに発見した私の癖「飛び級したがり」

昨日noteでオーバーワークな近況を書いたが、友人に会った時に「最近コンビニ飯が続いていて不調気味」という話をした。それを心配した友人が「スーパーのお惣菜にして、お皿に盛り付けるだけで気分が上がるよ!」と、今日から実践できちゃうずほらライフハックを教えてくれた。

それなのに私は今日何故かオムライスを作った。久しぶりに台所に立ったら案の定手際が悪くて「それはもうスクランブルエッグだね」くらいにポロ

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この世に花屋があって良かった

この世に花屋があって良かった

先日、友人が入籍した。

その子と出会ったのは高校の入学式。新鮮な教室で偶然前の席にいたその子に私から話しかけた。当時のことを振り返ると、その子いわく「『名前なんてーの?』って話しかけられて、ちょっと怖かったっていうかびっくりしちゃった!」らしい。そんな風に話しかけたことは覚えていなかったけど、多分その時の私はガッチガチに緊張していて、勇気を振り絞って声をかけたために変なセリフが口から出てしまった

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ホンネとタテマエ

ホンネとタテマエ

今日は、こんな記事から。

山崎:まさに「手触り感」はラジオで感じてホクホクするところ。日常で生活していて、たとえば会社の人や学校の友だちと話すときに、どうしても本音と建前のバランスがガタガタになるというか。誰でもどこかしら気を使ってオブラートに包んだりするところってあると思うんです。日常でいろいろな人に気を使っているなか、「ちょっと休憩」と思って聴くラジオはなるべく本音であふれていてほしい。

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「関心の宛先になる」ことが、誰かの孤独をいやす、ということ。

「関心の宛先になる」ことが、誰かの孤独をいやす、ということ。

キャリアコンサルタントの国家資格をとるとき、労働法規やらカウンセリングの技法やらをたくさん勉強する。そのなかでも一番「学んでよかった!」と思っていることが「相手に好意的関心を持つこと」、だったりする。

資格の勉強では実技がある。先生や他の生徒の前で、10分とか15分とか、模擬カウンセリングをおこなうのだ。当然だけど、緊張して問いかけが出てこない。僕だけでなく多くの生徒がそうだった。

どうしたら

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自分自身を大切にすること

自分自身を大切にすること

一言メモ日記。

昨日に引き続き、クィアアイ2本目。
正直なこというと、昨日も今日も気落ちすることがあってから"クィアアイ"を観たので、気持ちを上げるのにほんと最高。

今日観たのは、日本の中で生きづらさを感じているゲイの方の話。
留学中はありのままのびのび暮らしていたけど、日本に帰ってきたら人の目が気になると話していた。

自分自身に自信を持つ、人の目を気にしない、ありのままの自分。

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やりたくないことリストを考えてみた

やりたくないことリストを考えてみた

やりたくないことリストを考えてみた。

先日、お友だちのまよちゃんのこのnoteを読んだ。

やりたくないリストは決してネガティブじゃない。やりたい!と強く思えることがなくても、やりたくないことをしない選択をしていけば、よい道になるんじゃないかなあ。

この文章を読んで、確かにそうだなぁと思った。

今まで、自分がやりたいことや好きなことはたくさんたくさん書き出してきた。定期的にやりたいことを見直

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「なんとなく」を明確にすることをサボらない

「なんとなく」を明確にすることをサボらない

常日ごろからやりたいことに溢れているわたしなのだけれど、ふと思ったことがある。

「あれ、わたし、どうしてこれがやりたいんだろう」

今まで「なんとなくやってみたいなぁ」で行動してきた。だけど、それだとなかなか続かなくって、結局は一歩踏み出しただけで終了してしまうこともしばしばあった。
何でもやってみないと分からないし、一歩踏み出したからこそ自分に向いている向いていないって分かるものだと思うから、

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どこを振り返っても、自分は全力で生きていたから

どこを振り返っても、自分は全力で生きていたから

夜がなかなか寝付けない。

気が付けば色んなことを考えてしまって、思考がたくさん巡って巡って、眠いのに眠れないという日々が続いている。

最近決まって考えてしまうのが、自分の過去のこと。

「あの時こうしておけばよかった」「こっちの道を選んでいたらよかった」なんてことを考えては、自分が過去に戻ったらこうする、みたいなものを考えてしまう。

戻れるわけないのにね。

でも、どうしても考えてしまう。「

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あなたと一緒に、仕事がしたい。"働く理由" はそれしかなかった。

「みなさんに、退職のご報告があります。」

部長の口からその言葉が飛び出したとき、辞めるのは彼ではないと知っていたはずなのに、大きく心臓が波打った。

実際は、部下の退職報告を代わりにしたというだけの話だ。けれどわたしはそのとき、不意をつかれて思わず息を呑んだ。

そして、考えた。

もし、彼が今、本当に会社を辞めてしまったら。
わたしは一体、どうするのだろう?

しばらくの間、放心状態になってし

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期待しないし期待されない。そのほうが、うまくいく

期待しないし期待されない。そのほうが、うまくいく

 かなしいとき、うまくいかないとき、調子が上がらないとき。

 心も身体も、うだつの上がらないときに、おまじないのように、思い出す言葉たち。

 北海道へ行くと伝えたとき、10年以上の付き合いの友人がくれた言葉。子どもの頃から何度も読み返す本の一節。などなど。

 それらのうちの一つに「あなたのことは期待していないが信頼している」という、新卒ほやほやの自分に当時の社長がくれた言葉がある。

 この

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