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どこを振り返っても、自分は全力で生きていたから

夜がなかなか寝付けない。

気が付けば色んなことを考えてしまって、思考がたくさん巡って巡って、眠いのに眠れないという日々が続いている。

最近決まって考えてしまうのが、自分の過去のこと。

「あの時こうしておけばよかった」「こっちの道を選んでいたらよかった」なんてことを考えては、自分が過去に戻ったらこうする、みたいなものを考えてしまう。

戻れるわけないのにね。

でも、どうしても考えてしまう。「あのタイミングで、こっちじゃなくてあっちを選んでいたら、今はもっとより良くなんていたはずなのに」みたいなことを。

だけど「あの頃のわたしをもう一度」なんて願ったところで、そんなのは叶うわけがなくて。このままの状態で過去に戻れる、いわゆる「強くてニューゲーム」みたいなものは、実際の人生で起こるはずがない。どれだけ考えたって、どれだけ思考を巡らせたって、過去に戻れることはない。

出来れば戻ってやり直したいこと、もういっそ丸ごと無かったことにしたいこと、そんなあれこれが、わたしの人生にも少なからずある。

だけど、そんな出来事たちもひっくるめて、今までの過去の経験全てが今の自分を作っているものなのだと思っている。だから、「変えたい」「消し去りたい」「無かったことにしたい」と思うようなあれこれだって、全部全部、どこかで今の自分に繋がっているんだ。

今のわたしは、今という時間を全力で生きている。今の自分に出来ることを、後悔しないように、自分にちゃんと納得がいくように行動しながら毎日を過ごしているつもり。今のわたしにとって、今の生活が最善なのだと思っている。

きっと、過去のわたしもそうだった。その時々に考えて、思い悩んで、過去のわたしが最善だと思った選択の繰り返しが、今のわたしに繋がっている。

過去のわたしからしたら、今のわたしは未来のわたしなわけで。そりゃ未来から過去を見たら、今までの道筋を全部分かっているんだから「あの時ちがう方の選択をした方がその後より良くなる」とか「こっちの道の方が苦労しなくて済む」とかが分かるわけで。だけど、過去のわたしからしてみたら未来なんて全く見えない未知なわけで。

そりゃ、道筋が全部分かっていて、攻略方法を知っていて、最善策が分かっている人が過去を見ると「あの時バカだったよなぁ」って思うことは当たり前。だけど、やっぱりその時々の過去のわたしはちゃんと大真面目で、自分の人生に思い悩み、壁にぶつかり、それでもなんとかやってきた。

だから、結局は今の自分がちゃんと自分にとって納得のいくように精一杯生きるしかないんだろうなって思っている。
きっと、未来のわたしから見たら今のわたしだって「どうしてあの時もっとあれをやっておかなかったんだろう」って思うこと、たくさんあるんだろうなって思う。でもそれは未来のわたしが最適解を知っているからこそ思うこと。今のわたしは今のわたしが持っている見聞の中で精いっぱい頑張っているし、何もサボっちゃいない。出来ることをちゃんとやっているつもり。

だから、考えたって変わりもしない過去のことを思い悩んだり、「あの時もっとこうしておけば」みたいなことを考えすぎてしまうのは、何も生み出さないなって思う。過去から学ぶことはたくさんあるから、必要な部分は取り入れるべきだと思うけれど、考えたってどうしようもないことに時間と労力を使うのはすごくもったいない。「過去と他人は変えられない、帰られるのは自分と未来だけ」って言うしね。

今のわたしに出来ることを、最大限にやること。未来のわたしの後悔が最小限になるように、今出来ることに全力を注ぐこと。今出来る最善を尽くすこと。

その積み重ね、その繰り返しが、人生なんだろうなって思う。


あまり考え込みすぎず、楽しい今を生きていきたい。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。



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