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宮城県のとある山あいの田舎で暮らしてます。2020年から「(できるだけ)毎日なんか書く…

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宮城県のとある山あいの田舎で暮らしてます。2020年から「(できるだけ)毎日なんか書く」チャレンジしてましたが、最近は更新少なめ。noteは「自分の価値観をそのまま吐き出して再構成する」実験台として使っています。田舎暮らし、スポーツ、エンタメ…書きたいことは順不同。

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  • 30分でなんか書く。

    毎日30分でなんか書くのを続けよう!というので生まれた文章たち。

最近の記事

移住だって、そんなに気張らなくてできればいいのに。

こういうのが広がっていったらいいなーと思います。 移住って、住環境も仕事も人間関係もすべてが変わるので、 どうしても「人生の一大決心」になってしまいがち。 だから、本当は移住したほうがよりよい人生を送れるはずの人も一定数、 今の暮らしを失うリスクと天秤にかけると決断できない…ということがあるかもしれません。 でも、そこまでの決心がなくても、まずはお試し感覚で、 新しい暮らし方を試すことができるようになればいいなあ、と思います。 「地方」「田舎」とひとくちに言っても様々で、

    • 人間の能力って、もう限界?

      記事本題とは関係ないテーマですが、 読んでいて確かにそうだなあという切り口であったので、 今日はその話題から。 そういえば、以前ブックマークしていた別の記事でも、 同じようなことが言われていました。 世の中、日進月歩で進んでいて、 本当に「便利」にはなってはいるけれど、 もうここまで過剰なほどの「便利さ」に囲まれていると、 果たして「便利さ」と「豊かさ」は比例しているのか?と疑問にも思ってしまうし、 実際、今の社会では、比例するどころか、もはや「便利さ」と「豊かさ」はまた

      • 「まちのお店」の支え方。

        素敵な取り組みだなあ、と思ったこちらの記事。 利益を上げるまでにはなかなか至らない、というのが難しいところですが、 裾野が広がっていくにつれ、やれることの選択肢が増えていくから、ぜひ続いてほしい…! この記事を読んで思い出したのは、 そういえば、私も一人暮らしをしていたときは、「まちのパン屋さん」って、ほとんど足を運んだことがなかったなあ、ということで。 まちのパン屋さんって、 だいたい朝の9時とか10時くらいから始まって、夕方5時とかには閉まってしまうイメージなのです

        • しあわせなんて、なければいいのに。

          卒業から1年。 存在だけは予告されていた映画を、ようやくこの目に焼き付けられるときがきました。 本当に、うれしかった! タイトルから、セリフ、流れる音、風景、 すべてが「北川悠理ワールド」すぎて。 最初、脚本だけじゃなくて主演も務めると知ったときはかなりびっくりしたけれど、 確かに、これは北川さん主演でしか成立し得ない、そう感じました。 物語はもちろんフィクションなんだけれど、 北川さんの実体験に基づいてるんじゃないか?と思わず邪推してしまうような描写も多くあって。 物語

        移住だって、そんなに気張らなくてできればいいのに。

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        • 30分でなんか書く。
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        記事

          「ドラマ」はなくても、「物語」はある。

          ずっと見に行きたいと思っていた映画を、数年ごしでようやく見に行くことができました。 日本のどこかに実在した、とある中学2年生の1クラス、35人全員に密着したドキュメンタリー映画。 2021年に封切りされて以来、毎年春に再上映されていますが、 一般人、しかも中学生に密着しているという特性上、 配信などはされず映画館でしか見ることができないし、 なんなら35人のうち一人でも上映を拒む人が出たら、明日にはもう見られなくなってしまうかもしれない。 そんな薄氷の上に立っているような映

          「ドラマ」はなくても、「物語」はある。

          「やさしさ」のリレー。

          春は出会いと別れの季節。 ラジオ業界も改編の時期になって、 この1週間は特にたくさんの「さようなら」が聞かれていたのですが、 そんな中でもひとつ、特に印象に残った「さようなら」があって。 木曜昼にTOKYO FMでやっていた「サステナデイズ」。 SDGsをテーマにした番組で、玉井夕海さんがMCを務められていたのですが、玉井さんMC、木曜昼のOAは3月で終了することに。 最終回の放送を聴いていたのですが、玉井さんとリスナーさんの「やさしさ」の応酬に、なんだか心がほっこりしてき

          「やさしさ」のリレー。

          目に見えるものと、内に秘めた「感受性」と。

          noteの下書きを整理していたら、 2022年11月に書きかけていた、こんな投稿が。 <ここから2022年11月の書きかけ> 以前、「じゃないとオードリー」を見ていて、 若林さん、ANNでも同じことを語っていて、 渡邉さんの卒業がよっぽどこたえたんだろうなあ、と…。 一人卒業しただけでこれなのに、 これからもずっと、一番近くで見てきた、日向坂の草創期を作ったメンバーの巣立ちを、なんなら続々と見届けなければいけなくなる。 そんなの、とても耐えられない。 若林さんが本気で

          目に見えるものと、内に秘めた「感受性」と。

          「続く」ことの理由、「続いている」ことの意味。

          ちょっと前に読んだこんな記事。 この記事を読んだときにふと思い出したのが、 ちょっと切り口は変わりますが、 各地にある「名産」というものの捉え方のことで。 本来、何かがその土地の「名物」「名産」になったのって、 そうであるべき理由、然るべくしてそうなった、という何かがあったんだな、というのがあって、 それは土地や地形の特徴であったり、 気候的にこの作物をつくるのに条件がちょうどいいとか、 どちらかというとあまりポジティブではないものも含まれている。 たとえば山間地で蕎麦

          「続く」ことの理由、「続いている」ことの意味。

          交流がチカラになる。

          以前見つけたこんな記事。 すごく素敵な取り組みだなあと思います。 これもいわゆる「交流人口」というものの類になるのだと思います。 これですぐに人口が増えるわけじゃないし、 学生の合宿ということだと、たぶんそこまで儲けが多く出るというわけでもない。 ホール代は無料だから、行政には収入は入ってこないし、 これで施設の維持管理費を賄って…というわけにもいかない。 もろもろの調整は、地元の有志が手弁当で担っているということで、 もちろん大変な部分も多くあるでしょう。 それでも、

          交流がチカラになる。

          「高い」ものには、「高い」なりの理由があって。

          お正月恒例の「芸能人格付けチェック」という番組、 私はちょっと食わず嫌いしてしまっている節があって、 あんまり自分から能動的には見ない(&そもそも最近はほぼテレビ自体を見てない)のですが、 お茶の間の大人気番組なので、Twitterとか見てると情報はめちゃめちゃ流れてきていて。 そんな中、見かけたこのツイートが、なんだか刺さってしまいました。 そっか、そうだよな、と思い直させられたのは、 別に「格付けチェック」そのものが、 明示的に「高い」ものを称揚したり、「安い」ものを卑

          「高い」ものには、「高い」なりの理由があって。

          「季節感」を、敢えて外してみてもいい。

          新年早々、心がザワザワする出来事ばかりで、 でも毎日、朝は変わらずやってきて、 今、自分ができることの小ささに悲しくなりながらも、 その「小さい」ことを、ちゃんと焦れずにやる、その積み重ねしかないなあと思うし、 今思うこともいろいろあるけれど、 もう少し、時が経って、整理できてから文字にしてみようかと。 というわけで、今日は、少し時をおいて、ようやく整理できた、去年のあの出来事について感じたことから。 2023年、生活環境が大きく変わったこともあって、 一人暮らしのときに

          「季節感」を、敢えて外してみてもいい。

          2023年の「見てよかった…!」を振り返ると。

          一昨年、昨年と、 その年に摂取したエンタメコンテンツをまとめておりまして、 もはや年末の恒例になりつつあるので、今年も振り返ってみることに。 一昨年は、 生舞台10本、配信舞台10本、音楽ライブ10本、サッカー4試合、 昨年は、 生舞台10本(+お笑い2本)、配信舞台4本(+映画1本)、音楽ライブは生が3本、配信12本、サッカー3試合(+野球3試合)。 そして今年はというと、 生舞台8本(+お笑い1本)、配信舞台1本(+映画3本)、音楽ライブは生が1本、配信7本、サッカー9

          2023年の「見てよかった…!」を振り返ると。

          100取り入れて、90捨てる。

          先日、山崎怜奈さんが出演されているということで、 とあるテレビ番組をみていたのですが、 その番組が、本に関するものでした。 本、小さい頃はよく読んでいて、 今でも好きなのですが、 最近はなかなか本を読む時間をつくることができずに、 積読が増えるばかり。 一時期は、「買ってもどうせ積読になるしなあ…」と、 本を買うこと自体が憚られるように感じてしまう時期もあったのですが、 どこかで「積読も読書の第一歩」みたいな話を聞いてから、 積読を恐れずにまず本を買う、というところまでは

          100取り入れて、90捨てる。

          田舎では、気負いすぎないくらいがちょうどいい。

          タイトルはともかくとして、読んだ記事の中に「そりゃそうだよなあ」と思った一節があったので、今日はそんなテーマから。 そう、確かに、都会から移住してきた人からみれば、 その地域で行われてきたことやその進め方が、 一見すると非合理的・非効率的・時代遅れで、 一刻も早く改革しなくては!という、謎の使命感にかられてしまうことって、結構あるあるだと思うんです。 でも、それってうまくいかないことのほうがほとんどで。 なぜかといえば、その土地にはその土地の「文脈」というのが長い年月をか

          田舎では、気負いすぎないくらいがちょうどいい。

          「楽しみ」は「消費」だけではない。

          田舎暮らしをしていてよく聞かれる質問として 「遊びに行くとかはどこへ行ってるんですか?」 というのは結構あるあるなのですが、 最近このよく聞かれる質問リストに、 お付き合いしている人がいる、という話の流れからの 「デートとかどこに行ってるんですか?」 が加わりました。 どこ、という場所が明確にあればいいんですが、 別にどこに出かける、みたいなことがあんまりないので、 割と返答に困ってしまいます。 一人でいれば、家でYouTube見てぼーっとしたりする、ってのも立派な「遊び」

          「楽しみ」は「消費」だけではない。

          なんだかんだで、毎年冬を乗り越えている。

          11月も末になって、私が住むまちにもついに今シーズン初の積雪がやってきました。 住んでいるところが山あいということもありますが、 さらには家の断熱が絶望的なのも重なって、 真冬ともなると、家の中の温度計がマイナスを指すことも。 ただでさえ朝が弱いのに、 起きると布団の外は突き刺すような寒さ…となれば、 永遠に布団の中でぬくぬくしていたくもなるのですが、 さすがにそんなわけにもいかず、 どうにかストーブのスイッチに手を伸ばして、 しばし部屋を暖めて起きる、 そんな日々が数ヶ

          なんだかんだで、毎年冬を乗り越えている。