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「やさしさ」のリレー。

春は出会いと別れの季節。
ラジオ業界も改編の時期になって、
この1週間は特にたくさんの「さようなら」が聞かれていたのですが、
そんな中でもひとつ、特に印象に残った「さようなら」があって。

木曜昼にTOKYO FMでやっていた「サステナデイズ」。
SDGsをテーマにした番組で、玉井夕海さんがMCを務められていたのですが、玉井さんMC、木曜昼のOAは3月で終了することに。
最終回の放送を聴いていたのですが、玉井さんとリスナーさんの「やさしさ」の応酬に、なんだか心がほっこりしてきて、思わずツイートしてしまったんですよね。

言いたいことはツイートに全部入っているのですが、
TFMの平日ワイド番組って、周波数の向こう側にいる、目に見えないけれども確かに存在する「誰か」へのやさしさを、
一日かけてリレーしているような感じがして、
そのあたたかさがすごく好きなんですよね。
なんだかすごく「ラジオっぽい」というか。

ツイートに名前が上がってない人でも、
例えばスカロケのやしろ本部長だって、根底には誰かへの「やさしさ」があると思うし、
スクールオブロックのこもり校長、COCO教頭もそう。

「視聴者・聴取者」という、通り一遍の、顔が見えない相手じゃなくて、
本当に「一人ひとり」に向けて話している。
だからその優しさ、あたたかさが伝わるし、本当に心が通じ合っているような感覚にさせてくれる。
そんなラジオが好きだし、
新年度からも、日常のそばに、ずっとあり続けてほしいもののひとつです。

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