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エンジニアを分類する、3つのタイプ

エンジニアを分類する、3つのタイプ

先日投稿したこのツイートがめっちゃバズりました

思っていた以上の反響をいただいて、いろいろと「このケースはどうなんだろ」というコメントも多数いただくので、この分類にいたった背景や考察などを、しっかり記事にしてみようと思います。140文字だと伝えきれない・・!

エンジニアとしての志向性を技術・プロダクト・組織のどれが好きかで分類すると、目指すキャリアパスを考えやすいよねという話で、私がよくエンジ

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50cmの箱から脱出しようとするノミは50cmしか跳べない。

50cmの箱から脱出しようとするノミは50cmしか跳べない。

おはようございます🌅

今回は、イノベーションの起こし方に関する記事から、イノベーションのためのマインドセットについてご紹介します。

Diamond ハーバード・ビジネス・レビュー2022年1月

 こちらの記事では、理化学研究所発の技術でiPS細胞を使った臨床応用をいかに成功に導いたか、を高橋政代氏へのインタビュー形式で記事化されています。

 2006年に山中教授がマウスの皮膚細胞からiP

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相手が求めているものを与えられなくてもいい

相手が求めているものを与えられなくてもいい

 すぐに落ち込んでしまう。すぐに疲れてしまう。それは、相手が求めているものに気づきすぎることが一因かもしれません。求めているものがあれば、与えたい。そう思うのが自然です。ただ、すべてを与えられるわけではありません。また、ほとんど与えられない。そんなことの方が多いともいえます。

 相手が求めていることに気づきすぎることを責める必要はありません。むしろ、素晴らしい力といえます。ただ、その分、与えられ

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図解 システム化とアドリブのよい使い分けとは?

図解 システム化とアドリブのよい使い分けとは?

世の中をみると、官僚的なシステム化と現場主導のアドリブ、二つの世界観に二分されがちです。本当は両者の中間がベストなのに、どうしても片側に寄ってしまうようです。

偏る原因は、おそらく両方が得意な人が少ないため。

このためシステムとアドリブの住み分け、バランスの取り方を人に説明するのは難しいものです。僕も長く悩んでいましたが、最近、ようやく頭の中でメンタルモデル化できました。

岩として考えるシス

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リーダーに贈る言葉2654 「人の価値」

リーダーに贈る言葉2654 「人の価値」

リーダーに贈る言葉2654 「人の価値」

「誰でも心の中に最も深く
 根ざしている願望は、
 自分の本当の価値を
 認めてもらいたいと
 いうことです。
 だから、他人の価値を
 認めてあげなさい。
 そうすれば、相手も
 あなたの価値を
 認めるようになります。」
 ジョセフ・マーフィー

出来るだけ人の長所を見て、それを誉めてあげよう。それがその人への最高の贈り物になる。 #人の価値 #長所

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人間の本性をどう見るか

人間の本性をどう見るか

いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきありがとうございます。
今週は壽田が投稿致します。
 今回は「人間の本性をどう見るか」について書きます。いつもながらの定義ですが、マネジメントとは「人々の相互作用を通じて成果を上げること」ですから、関与する人々をどう見るかによって、相互作用の働きも大きく異なってきます。つまり、マネジメントにとって「人間の本性をどう見るか」ということについては、切っても切

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さよなら会社任せのキャリア 【読書日記】「日本版ジョブ型」時代のキャリア戦略

さよなら会社任せのキャリア 【読書日記】「日本版ジョブ型」時代のキャリア戦略

結論。やっぱり会社がキャリアを保証する時代は終わりました。

会社任せのキャリアではなく、
自立的なキャリアデザインが重要です。

どうも
安心・安全と絆でつながる
キャリアコンサルタントのタルイです。

いきなりですが一言。

これからの時代
会社任せのキャリア形成は
リスクが高すぎです。

理由は大きく2つです。

●理由①企業の存続が不確実な時代だから

コロナ渦のような厄災、自然災害、

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ミドルリーダー🚩| 人事考課で伝えること (HIGH OUTPUT)

ミドルリーダー🚩| 人事考課で伝えること (HIGH OUTPUT)

こんばんは。読書の秋ですね📚
そして秋も深まってきました。

 今回は、インテルの元CEO、Andrew S. Grove の著書「HIGH OUTPUT」からマネジメントについての要点についての紹介記事です。

可能性(ポテンシャル)ではなくて、実績を評価する。 評価は、その人のポテンシャルではなく、あくまで対象期間にアウトプットした成果について評価を行います。

 当たり前だよね、という方が

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ミドルリーダー🚩|リーダーの目が見えていないのだ

ミドルリーダー🚩|リーダーの目が見えていないのだ

こんばんは。読書の秋ですね📚
 中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。

 今日は、「代表的日本人」(内村鑑三)を紹介する番組を観て心に残った言葉をご紹介します。

 内村鑑三は、著書”Representative Men of Japan”(代表的日本人)で上杉鷹山を日本の代

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「リーダーの人格は修羅場で磨かれる」~カインズ副社長・高家正行

「リーダーの人格は修羅場で磨かれる」~カインズ副社長・高家正行

今日はグロービス経営大学院提供の高家正行の講演を視聴しました。
高家さんのコンサルから事業会社へ転職されたご経験や経営者として重要に感じていることを話しています。

1. 経営リーダーの人格とは・下記3要素が高い次元で備え、実戦で発揮できる。
全人格的要素(共感と信頼)
マネジメントスキル(論理的思考)
企業家精神(強い志・意志、ビジョン)

2. 経営の修羅場とは~経営トップになる前の~・難易度

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一人にてこの日本国を維持するの気力を養ひ、もって世のために尽くさざるべからず(学問のすゝめ)

一人にてこの日本国を維持するの気力を養ひ、もって世のために尽くさざるべからず(学問のすゝめ)

 こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。

 今回は、幕末から明治にかけて、停滞する人々のマインドを変革しようとする福澤諭吉の「学問のすゝめ」から言葉をご紹介します。

 参考にしたのは斎藤孝先生の「こども学問のすすめ」。このシリーズは論語とともに小学生の息子にプレゼ

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PMBOK第7版のスチュワードシップとは? 意味やリーダーシップとの違いについて

PMBOK第7版のスチュワードシップとは? 意味やリーダーシップとの違いについて

今回は、PMBOK第7版に登場するスチュワードシップについての記事になります。

PMBOK7で定義されている第1原則に「勤勉で、敬意を払い、面倒見の良いスチュワードであること」というものがあります。標語は「スチュワードシップ」です。

この「スチュワード」という単語にピンとこない方は多いのではないでしょうか。今回は、この言葉の意味やリーダーシップとの違いについて解説します。

スチュワードシップ

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徳は才の主、才は徳の奴なり。(菜根譚)

徳は才の主、才は徳の奴なり。(菜根譚)

こんばんは。読書の秋ですね。📚

中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださったみなさんのお役に立てると嬉しいです。

今回も昨日にひきつづき最近読んでいる野村監督の解釈本「菜根譚」から珠玉の一言。

今日の言葉徳は才の主、才は徳の奴なり。
才ありて徳なきは、家に主なくして、奴、事を用うるが如し。
幾何ぞ魍魎にして猖狂せ

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人事評価面談前に確認!フィードバックをする際に、まず意識したいたった1つのこと

人事評価面談前に確認!フィードバックをする際に、まず意識したいたった1つのこと

こんにちは。朝晩が秋っぽくなり、過ごしやすい気候です。少し早く起きて考え事をするにはピッタリですね。

さて、今日は先日読んだ本の内容の一部を皆さんに紹介します。

それではさっそく、行ってみましょう。

ポジティブなフィードバックは、ネガティブなフィードバックに比べて30倍、チームの好業績に寄与する。

昨今では「強みを活かす」ということにフォーカスする流れがあります。しかし、それでも一般的に私

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