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春の嵐と、メンタルと、お散歩と、水の音と。

2月27日 火曜日

数日前から風の音がすごい。
まさに春の嵐だ。

夜中に目が冴えてしまった。

時計をみると2時半。


何故かスクワットを50回やる。

石垣りんの「朝のあかり」を読む。

てっきり女性の詩人が慎ましやかに日々の日常を綴ったものかと思っていたが、見事に裏切られた。

十代から丸の内の銀行員として働き続け、いわゆる当時の女性としては高収入の方だったが。。。。

父親と長兄は病身で、四人目の義母と祖父と、弟は障害を持ち、一家5人の家計は作者一人の肩にかかっていた。

マジ。。。。❓(゚o゚;;

銀行員といえども、男女の収入の格差は大きい。
そんな中で作者一人が五人を支えるなんて。。。。

重苦しい家族への念と共に働き続け、50歳を境に1DKのマンションを買って念願の一人暮らしを始める。


本著は、「女が働く」ということについて、真正面から考え抜いたものだった。

今の女性の意識と同調するところもたくさんあると思う。


私はそんな立派な生き方など到底できず、作者から見たら蔑みの対象かも、と思い、そっと本棚に本を戻した。再び布団の中に潜った。

動けない。

朝、父子を見送り、屍のように寝ていた。
読書もできん。。。
YouTubeのメンタル動画を流してずっと寝ていた。

先日の、かかりつけのお医者さんの話を思い出す。

今、メンタルがやられる風邪が流行っており、数日で風邪の症状は治るものの、1週間〜10日くらい精神的に落ち込む症状が長引くらしい。

まさにこれにかかっちゃたんやろうな。。。と思った。

いつもなら喫茶店へ行くはずが、まったく気力がわかない。

重ね重ね、読まれている皆様も、お気をつけください🍵✨

健康で若い方も罹患されているのが目立っているとのことです。


冷蔵庫に主人が買ってきた肉やら野菜やらがある。

落ち込んでいる時こそ、手の込んだものなんて作りたくない。

だが消費期限がギリギリであるそれらは、無言のうちに

「はよ調理せえやー」

と訴え続ける。。。。

私は今、多眠、食欲は普通だが、甘いものを好んで食べる、というまさに冬季うつまっだだ中にいる。
春の強風と気圧の乱高下がそれに拍車をかけている。

夕方、娘のテスト勉強をみて、お夕飯の手羽元の煮物と水餃子と根菜のスープを作る。
娘のテストは国語の十二支と、昔の暦の読み方であった。

まさに夜活動するためだけに生きた1日だった。


2月28日 水曜日

今日も夜中の3時前に起きる。
日中寝まくってたから当然なのだけれども。

オリゴ糖とMCTオイルをガンガンかけたヨーグルトを食べて、再びあたたかい布団の中に潜る。
それでも便秘は続くのだから、私の腸はよほど頑固なのだ。

ふと、


これからは気張らずに生きよう


と思いつき、メモをする。

朝はいつもより丁寧にお掃除をした。
サボっていた掃除機をかけ、コロコロをし、洗濯をし、トイレ掃除をする。
冷蔵庫の中をチェックして今日のお夕飯をゆるく決める。


10時に喫茶店に行って、3冊分の資料ノートをつける。

帰宅後、隅田川をウォーキング。

いつもより階段の登り降りを意識して動いてみる。

空は真っ青な快晴。


頑張って泳いでいる鴨🦆

川面であちこちに光が点滅している。

まさに「光の春」そのままの光景だ。

隅田川沿いはジョギングやウォーキング、犬のお散歩をしている人たちが多い。
私は川面がたゆらうピチャ。。。。ピチャ。。。という水の音が好きなのでそれに耳を澄ませて歩いた。

万歩計をみると、2857歩だった。


お昼ご飯は血も滴るレア牛肉。タンパク質摂取。


2時間午睡。

娘に起こされて、宿題とテスト勉強をみる。

すべて終わったあと、今日本屋さんで買っておいた新発売の娘がお気に入りのコミック漫画を2冊渡した。
娘は1ヶ月も前から発売を楽しみにしていたのだった。


ふぎゃあああああああああ‼️

ふわああああああああ‼️

かわいいいいいいい‼️

ふおおおおおおうおおおおおおおお‼️


と部屋に篭って叫びまくっている娘の声を聞きながら、

叫ぶくらい好きなものがあるっていいよなあ。。。。
それだけで日々に潤い出てくるよなあ。。。。
と羨ましく思った。


私が叫ぶくらいときめくものといえば、パンダマウスと、モルモットだろうか。。。。
以前飼っていたけれど、パンダマウスは飼いやすいし可愛いし、モルモットは私室を全てモル部屋にしようかというくらい多頭飼いをしようか迷うほどだった。
何か生きてゆく癒しが欲しい。。。


飼っていた子。
飼っていた子。

ミーデンのメンタルヘルス動画をみると、働いたり動き始めるには、

焦りや焦燥感ではなく、

暇だな。。。。

と感じた時が最適だという。


今の私は、焦りはあるのだろうか。

暇だな、手持ち無沙汰だなぁ、と思う気持ちはあるが、焦燥感というものは
あるのかどうか、自分ではよくわからない。


ただ、隅田川の流れのように
たゆらうところにたゆらってゆけ、という想いである。





最後になりましたが、いつもヘロヘロの記事を読んでくださり、ありがとうございます🥲✨✨


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