「すべて邪悪な臣下というものは、みな君主の心に迎合しそれによって君主に信頼され寵愛される状態を獲得しようと願うものである。そこで君主のお気に入りの者がいると臣下は追従してそれをほめそやし君主の憎む者がいると臣下はここぞとばかり悪口をいう。」韓非子より。今の会社こんなのばっかり。
湯婆婆「贅沢な名だねぇ。今からおまえの名前は〈春申君の妾〉だ。いいかい、〈春申君の妾〉だよ。分かったら返事をするんだ、〈春申君の妾〉!」
キングダム最新巻は韓非のお話でしたね。 同じ法家思想の李斯が嫉妬した故の結末が有名ですが、こんな風に新たな解釈で読ませてくれる作品は貴重です。 秦の統治システムの根幹となる『韓非子』は現代でもリーダーシップの本として受け継がれています。もっと読みたかったなぁ。