林英臣(綜観)

昭和32年浜松市生まれ。8歳で世界平和の祈りをはじめ、17歳で東洋探究に目覚める。以後…

林英臣(綜観)

昭和32年浜松市生まれ。8歳で世界平和の祈りをはじめ、17歳で東洋探究に目覚める。以後中国医学を修め、日本思想・東洋思想・仏教思想などを研究。村山節氏から文明800年周期論を、松下幸之助氏から人間学に基づく経営思想を学ぶ。https://hayashi-hideomi.com

マガジン

  • 🔥勝つための思考と行動~東洋の英知「孫子の兵法」

    東西文明が交代期にある今、国際政治も会社経営の現場も、鎬(しのぎ)を削る戦いの場となっています。食うか食われるかの陣取り合戦が起こっているのが、世界の現実です。 必要なことは、その厳しい現実から逃げることなく、巻き込まれて翻弄されることもなく、戦いの現場から如何にして進化と成長のエネルギーを吸収するかです。そのための考え方と行い方を、きちんと示している兵法書が『孫子』です。 孫子は、人生の指標となる哲学書でもあります。人生も、天分や天性を生かして、勝利し、成功しなければ何の意味もありません。ご一緒に、激動の時代を生き抜くための「東洋の智恵」を体得していきましょう!

  • 林英臣の元氣通信

    平成の吉田松陰と呼ばれる松下政経塾1期生。文明800年論による未来予測と、大和言葉に基づく日本思想の第一人者。世界はどう動くのか、どうしたら日本は甦るのか、そして自分の役割とは何か。多数の志士政治家を育成し、全国の若手経営者を勇気づけているコトダマを発します。 このマガジンは、主に毎週発行しているメールマガジン『林英臣の元氣メール』の内容を再編集し掲載しています。 https://www.mag2.com/m/0000149323 メールマガジンと合わせて、当noteをご家族・ご友人にお知らせいただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。

  • ”ヒデぢい”の綜医學講座

    私は、東洋医学(ハリや灸など)の勉強をし、武道(合氣道や空手道など)を修行し、大和言葉による「国学の世界観」を修め、空海の教え(真言密教)を研究してきました。それらによって、日本には日本の医学があるということを知ったのです。 日本が混迷を深め、世界が危機に陥ってきた今こそ、それを公開すべきと考え、当チャンネルをはじめました。日本医学のことを、私は綜医學(そういがく)と呼んでおります。これから、その要点と分かり易い活用法を公開してまいります。医療関係者はもとより、日本の本質を掴みたい方、今までの仕事のあり方に疑問を感じたり、これから進むべき道に悩んでいたりする方々にも是非ともご覧いただきたいと思います。また、私が学んできた日本医学(綜医學)以外の内容も、おいおい配信しますのでご期待くださいませ。 YouTube”ヒデぢいchannel綜医學活用法”のチャンネル登録よろしくお願いいたします。

  • 【綜學(綜合學問)】を世に。

    綜學とは、混迷する日本を変え、行き詰った世界を救うための綜合學問で、日本の原点と文明の大局を知り、本気の立志で徹底して生きる現代英傑の学、人類進化の帝王学です。 今、世界は時代の激動期に突入しています。これから世界と日本はどうなるのか。日本と日本人に役割はあるのか、あるなら何なのか。そして自分は何をしたらいいのか。 それらを指し示してくれる先覚者が、いま本当に必要とされています。変化の激しい時代を生き抜くには、原点を掴み、大局を捉え、本氣の志を立て、徹底して知恵を巡らせねばなりません。 我々の祖国である日本を建て直し、世界を救うために、共に学び、共に立ち上がりましょう。 https://hayashi-hideomi.com/sougaku

  • 『大國民讀本』を読む

    〜『大國民讀本』を読む〜は、昭和2年(1927年)1月25日に出版された、文部省認定・林平馬著『大國民讀本』の内容を、林英臣が、こども向けに“翻訳”したものです。 戦前の日本の実態をよく知り、これから祖国再生を進める上で、心得とすべきことが沢山出てまいります。 昭和に入ってから出版された本ですが、90年以上前の内容ですから古典の意訳に近い作業が必要でした。そこで、子供から大人まで世代を超えて読んでいただけるよう、できる限り分かりやすく書きました。 親子一緒に学んでいただいてお、楽しい本になったと自負しています。また、明治以降の日本史を正しく学べる本として、読者のご研究の参考になれば幸いです。

ウィジェット

  • 日本医学の合言葉は「手当て・言の葉・長息・長生き…
  • 「ありがとお~」は、最も波動の高いコトダマ!
  • 子どもの頃の《原点》がその後の人生を決める!
  • 治療することを、大和言葉で「手当て」と言う
  • 「やまとことば姓名師」 姓名の音義を読み解けば、…

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最高のインテリジェンス「孫子」・その1

食うか食われるか?の陣取り合戦に、我々は絶対に負けてはならない戦前から続いていた浜松の老舗百貨店が、平成13年(西暦2001年)多額の負債を抱えて経営破綻。全従業員が解雇され、百貨店発行の商品券は紙屑と化しました。地権者が入り組んでいる跡地は未だに更地状態で、浜松の中心市街地衰退の象徴となっています。 原因は、無理な増床による固定費増大にありました。浜松駅前に大型百貨店が進出してくるというので、規模で負けないための拡大策を採ってしまったのです。 増床して「新館」を開店し

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    • 【孫子の兵法・その20】 百戦百勝は最善ではない

      次は『孫子』第三篇の「謀攻篇」です。 戦わずして勝つことこそ、最上なり「謀攻」とは知謀を駆使して攻めることであり、戦闘しないで勝つことを最上とします。

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      • 【孫子の兵法・その19】 摩擦や対立が起きても、「結果的に自国を強くする逞しい政治」が必要

        孫子の考える勝利とは孫子の考える勝利とは、単に戦闘に勝てばいいというものとは違いました。 常に国家の存立と国民の幸福を考えた上で、最悪の選択である「疲弊するだけの長期戦」を避けつつ、「短期で勝って益々強くなる」よう努めるところに孫子の考える勝利、すなわち【真の勝利】があったのです。 そこで、戦利品である敵の兵車を活用するなどして、戦いながら自軍が増強され、転んでもタダでは起きぬよう努めよと教えたわけです。

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        • 【孫子の兵法・その18】 敵に勝って益々強くなるとはどういうことか <試読版>

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          16本
        • ”ヒデぢい”の綜医學講座
          8本
        • 【綜學(綜合學問)】を世に。
          12本
        • 『大國民讀本』を読む
          14本

        記事

          【孫子の兵法・その17】 戦争は国の重大事。国民の生死が決まるところであり、国家存亡の分かれ道でもある。だから、しっかり考えねばならない。

          国家は国民によって成り立ちます。生活が豊になって国民が幸せに暮らせなければ、そもそも国家の存在に意味は無くなってしまいます。 戦争は、国家と国民に、最も多大な被害を及ぼす。そこで孫子は、「計篇」の最初に「戦争は国の重大事だ。国民の生死が決まるところであり、国家存亡の分かれ道でもある。だから、しっかり考えなければいけない」と教えたのでした。 👉国防の基本とは何か?(孫子の兵法・その16) ●戦争を避けるためには、「国家として外交を巧みに行い、開戦に至らないよう最大限の努力

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          【孫子の兵法・その17】 戦争は国の重大事。国民の生死が決まるところであり、国家存亡の分かれ道でもある。だから、しっかり考えねばならない。

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          【孫子の兵法・その16】 兵士・物資・食糧…これらの輸送で国家は疲弊する💦

          「戦上手は、兵士を二度と徴用せず」。これは、兵士を一度徴発したら、その兵力で早期に勝つよう努め、繰り返し徴兵して国民を苦しめないという意味です。 「食糧は三度と運ばない」。こちらは、二つの意味が考えられます。 一つは、戦争の途中で戦地に食糧を運ばないという意味です。一度目は出陣のとき、二度目は勝利の凱旋のときに食糧を自国から運ぶのですが、その間の食糧は現地で調達せよという指示になります。 もう一つの意味は、母国からの食糧配送は二度までとし、三度目は許さないという戒めです

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          【孫子の兵法・その16】 兵士・物資・食糧…これらの輸送で国家は疲弊する💦

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          【孫子の兵法・その15】 戦上手は、兵士を二度と徴用せず、食糧は三度と運ばない。

          食糧や飼料の現地調達は、なぜ重要だったのか?食糧輸送が大きな負担であった理由の一つに、輸送担当者自身の食糧も運ばなければならなかったこともあります。 もしも、輸送の往復に一ヶ月を要したとすれば、担当者一人につき一ヶ月分の食糧を上乗せして運ぶ必要があったわけです。 そこで孫子は、食糧や飼料の現地調達の必要性を説きました。 今日の経済活動は、物流の国際化が進んでいますが、それでもこの「可能な限り現地調達で対応する」という在り方は、現代社会の心得としても生かせる場面があるはず

          【孫子の兵法・その15】 戦上手は、兵士を二度と徴用せず、食糧は三度と運ばない。

          中心が一つに定まれば、全体が共通の目的に向かう‼️各員の持ち分が自由に発揮される‼️

          「最も生命力を発揮するには、心身の働きが中心に統一されることと、身体の各部分が、それぞれ持ち分を自由に発揮できることが重要である」と、沖導師は教えます。 🔴まさに、「中心(みなか)を立て、分(わけ)を明らかにして結ぶ」です。この中心統一されている様子を、沖導師は、よく回っているコマに例えます。 中心が一つであり、全体が一つの目的(共通の目的)に向かうこと、 それぞれの持ち分が自由に発揮されていること。 これらが、統一のコツを掴んでいる状態というわけでしょう。 これは

          中心が一つに定まれば、全体が共通の目的に向かう‼️各員の持ち分が自由に発揮される‼️

          【孫子の兵法・その14】 ”勝利のため”には「拙速」が必要な場合がある。

          チャイナの城攻めは、日本とは状況が異なる。日本の戦国時代などで行われた城攻めは、一般的に籠城した側が敗色濃厚となります。日本の城は、武士が構える砦が基本であって、城内に井戸や多少の食糧備蓄があるとはいえ、長期戦には不向きでした。 一方チャイナの城は、都市全体を高い城壁で囲んでいますから実に広大です。それ自体を国(城塞都市)と呼んでもおかしくなく、城内には豊かな食糧や物資が蓄えられています。しかも城は、見晴らしの良好な平原の中にあります。 これを攻める側は、地形の複雑な日本

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          【孫子の兵法・その14】 ”勝利のため”には「拙速」が必要な場合がある。

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          【ご案内】〜『やまとことば語り部養成講座』について〜

          ▼心血を注ぎ、各地で講義を行っています。師匠である松下幸之助翁の志を受け継ぎ、平成18年に志士政治家養成講座である林英臣政経塾を開講し、現在第19生を迎え全国8拠点(東北・関東・東海・関西・中国・四国・九州・沖縄)で心血を注ぎ指導しています。 合わせて、全国各地でご要望をいただきながら「志塾」を開設させていただき、心を込めて講義に務めて来た次第です。各地の講座に参加下さっている皆様に、この場をお借りして、心から感謝御礼申し上げる次第です。 ▼私たちに何かできることはないか

          【ご案内】〜『やまとことば語り部養成講座』について〜

          【孫子の兵法・その13】 陰の部分や、縁の下の力持ちを思い遣れ!

          全体を観ないと大事なことは掴めない。 ◆私たちは、どうしても派手で目立つところに目を遣ってしまう…。 コンサートなら歌手ばかり見ていて、それを支える準備スタッフの苦労は見逃しがちです。スポーツ観戦も同様で、好きなチームと選手の活躍ばかり気にします。 陰の部分や、縁の下の力持ちを思い遣るということは、なかなか出来ないものです…。 イベントにはスポットライトの照らす場所というものがあり、そこに目が集まるよう仕組まれているのだから仕方ないとはいえ、もう少し全体を観るようにしま

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          【孫子の兵法・その13】 陰の部分や、縁の下の力持ちを思い遣れ!

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          ☆歴史を学べば、心が奮い立ち、立志を促される!

          歴史には人を奮起させる力がある。 古代ローマの将軍・政治家であったシーザー(カエサル)は、自分よりはるか年下のアレクサンドロス大王が、かつて32歳で大帝国を築いていたことを知って大変悔しがった。 歴史を大主観で受け止めれば、魂はうずくものである。 また、歴史には立志を促してくれる力があり、誰かがやり残した大事な事業を受け継ぎながら志を見つけるのも有効な方法だ。 実際、歴史上の人物で全てをやり尽くして人生を終えた者は少数派だろう。むしろ自分がやりたかった事を見届けられない

          ☆歴史を学べば、心が奮い立ち、立志を促される!

          【孫子の兵法・その12】 長期戦は絶対に避け、短期で終わらせるよう作戦を練れ!〜「兵は拙速を聞くも、いまだ巧の久しきをみざるなり」〜第二篇・作戦篇〜

          続いて『孫子』第二篇の「作戦篇」です。 戦争の勝敗は、戦場だけで決まるものではない攻めていく場合、戦場まで距離があるのが普通で、そこに食糧や物資をどう届けるかが重要になります。この補給路の確保という仕事は、とても地味ですが、勝敗を決する上で極めて重要な任務となります。 この食糧の補給以外にも、戦争には莫大な費用がかかります。 ですから、たとえ拙い戦い方であっても早期に終わらせるのがよく、「巧みな戦い方だが、長引かせてしまう」というのは論外なのです。戦争ほど国力を疲弊させ

          【孫子の兵法・その12】 長期戦は絶対に避け、短期で終わらせるよう作戦を練れ!〜「兵は拙速を聞くも、いまだ巧の久しきをみざるなり」〜第二篇・作戦篇〜

          【孫子の兵法・その11】〜「勝算が多ければ勝ち、勝算が少なければ勝てない」〜この見通しを立てることは容易ではない。

          勝てそうか、負けそうか。戦力が互角でない限り、それは開戦前に決まっています。いや、実力が伯仲していても、勝算を多く得られるタイミングというものがあります。 指導者の役割とは、戦う前に勝算をよく観て、決断を下すことである。古代のチャイナでは、開戦・出兵の前に、王の祖先の霊廟で会議が開かれました。それを「廟算」と言います。「廟」は霊廟や宗廟の廟で先祖を祀る社、「算」は算略や算画の算で【計略】のことです。

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          【孫子の兵法・その11】〜「勝算が多ければ勝ち、勝算が少なければ勝てない」〜この見通しを立てることは容易ではない。

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          病気は、大和言葉で「病む」という〜林英臣YouTube📺 ヒデぢいchannel綜医學活用法【7回目】〜

          病気は、大和言葉で「病む(やむ)」と言います。「病む」は「止む」、「氣」や「血」が停滞すると病気になる 「氣」は、大和言葉では「ヒ」や「ミ」 氣血の循環を良くすれば、病気になり難くなる! 動画(約7分)で「大切なこと」をお伝えしています (^ー^)/ ぜひご覧ください! ↓   ↓  ↓ ◆内 容 病気のことを大和言葉で「病む」という 「病む」は「止む」と同じで、「止まったり滞ったり」すると病気になる 何が滞るかというと「氣」や「血」 目には見えないが、心身を

          病気は、大和言葉で「病む」という〜林英臣YouTube📺 ヒデぢいchannel綜医學活用法【7回目】〜

          【孫子の兵法・その10】 非情とも言える心理戦は、日本人の苦手とするところだからこそ、むしろ知らねばならない。

          「裏をかく心理操作」である「詭道」についての説明が続きます。 相手から手を出させよ 相手が欲するエサをちらつかせて、相手から手を出させるやり方です。わざと弱点を作っておいて「これなら勝てる」と思わせ、そこへ敵の攻撃を誘導する方法でもあります。 (勝てる)チャンスを待て それから、「混乱していればそれに乗じて奪い取れ」ば良く、敵が「充実しているときは防備に努め」ひたすら隠忍自重し、敵が「強ければ真っ向からの戦いを避け」てチャンスを待てばいいのです。21世紀の国際政治にお

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          【孫子の兵法・その10】 非情とも言える心理戦は、日本人の苦手とするところだからこそ、むしろ知らねばならない。

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