【孫子の兵法・その17】 戦争は国の重大事。国民の生死が決まるところであり、国家存亡の分かれ道でもある。だから、しっかり考えねばならない。
国家は国民によって成り立ちます。生活が豊になって国民が幸せに暮らせなければ、そもそも国家の存在に意味は無くなってしまいます。
戦争は、国家と国民に、最も多大な被害を及ぼす。
そこで孫子は、「計篇」の最初に「戦争は国の重大事だ。国民の生死が決まるところであり、国家存亡の分かれ道でもある。だから、しっかり考えなければいけない」と教えたのでした。
●戦争を避けるためには、「国家として外交を巧みに行い、開戦に至らないよう最大限の努力を払うこと」は不可避である。
「戦争反対!」と声高に叫んでいるだけでは、平和な世の中を手に入れることはできません。誠に悲しいことですが、愚かな人間の手によって、戦争が繰り返されてきた歴史が全てを物語っています。
●戦争は、人類の悪弊です。
いつの日か、いや何としてでも、戦争が不要な世の中を創りたいものです。
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