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東西文明が交代期にある今、国際政治も会社経営の現場も、鎬(しのぎ)を削る戦いの場となっています。食うか食われるかの陣取り合戦が起こっているのが、世界の現実です。
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【孫子の兵法・その12】 長期戦は絶対に避け、短期で終わらせるよう作戦を練れ!〜「兵は拙速を聞くも、いまだ巧の久しきをみざるなり」〜第二篇・作戦篇〜
続いて『孫子』第二篇の「作戦篇」です。 戦争の勝敗は、戦場だけで決まるものではない攻めていく場合、戦場まで距離があるのが普通で、そこに食糧や物資をどう届けるかが重要になります。この補給路の確保という仕事は、とても地味ですが、勝敗を決する上で極めて重要な任務となります。 この食糧の補給以外にも、戦争には莫大な費用がかかります。 ですから、たとえ拙い戦い方であっても早期に終わらせるのがよく、「巧みな戦い方だが、長引かせてしまう」というのは論外なのです。戦争ほど国力を疲弊させ