【綜學 その4】次に来る文明は東洋が主役となり、その基本精神は全体観にある。
あらゆる結果には、必ず原因があります。理由の分からない現象も、よく調べれば、どこかにそうなる根拠があるものです。それを因果の法則と言い、歴史の結果(事実)にも元になる原因があるはずです。
幕末に龍馬や海舟、西郷や左内ら、沢山の志士が育ったことにも、原因となる学問がありました。それが、知の蘭学・洋学、情の国学・神道、意の儒学・武士道です。
それを現代に置き換えたのが、知の文明法則史学、情の大和言葉の日本学、意の東洋思想や武士道です。これらをまとめて綜學と呼んでおります。