セイスケくん

ササハラセイスケの雑記帳| いろんなものに興味関心好奇心がとまらない。※興味対象コロコ…

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ササハラセイスケの雑記帳| いろんなものに興味関心好奇心がとまらない。※興味対象コロコロかわる| ✨生きとし生けるものが幸せでありますように| ✨楽しき時は楽しく、楽しからざる時も楽しく| ✨日日是精進| 📕 Kindle出版 ⇒ https://amzn.to/3Y6iT6V

最近の記事

このnoteを披露目たい002:心霊鑑定士.加賀美零美(シリーズ)/神野守

心霊鑑定士(しんれいかんていし) 加賀美零美(カガミ・レミ)こんな冒頭から始まる、占い師の独白。  先ごろ、占い師であり小説家でもある神野守氏の、占い師にまつわるリアルな体験談をとても興味深く読ませてもらった。 現代では、エンタテインメントのカテゴリに分類されている占い業界だが、ほんらい占いというものは、神からの詞(コトバ)を伝える技術。 だから、占い師たる者は神と人との仲介者として、自我を滅し、主観を排し、涅槃の境地で託宣(たくせん)しなければならない。 そんな、ほんら

    • シュレーディンガーの猫を正しく知れば この宇宙はきみのもの(上・下)/保江邦夫&さとうみつろう(2024/04/04)【読書ノート】

      動画内容要約 リケジョのアリスによると、量子力学にはパラレルワールドが出てくるそうだ。多世界解釈について話すと、これは量子力学の一つの解釈であり、融資と波動の二重性を例に説明する。観測していない時は波の性質を持ち、観測した時に融資として現れるという。波の性質は波動関数で表され、シュレーディンガー方程式で求めることができる。 波動関数の絶対値の2乗は量子が発見される確率に比例する。コペンハーゲン解釈は量子力学の標準解釈であり、多くの場合これが前提になる。しかし、解釈であるため

      • このnoteを披露目たい001:占い師の独白(シリーズ)/神野守

        彼は『自称占い師』 なぜ自称かというと、本業は他にあるからだ。それでも彼は占いをしている。いや、占いをするしかなかったのかもしれない。その理由は単純明快、生計を立てるためだけではない何かが彼をそうさせるのだ。 彼には霊視の能力がない。霊感もない。だけど彼は、占い師として十分に機能している。多くの人がそうであるように。彼が占いに興味を持ったのは、自分の手相に珍しい「ますかけ線」があったからだ。それは彼の人生に何か特別な意味を持っているように思えた。 人生のどん底にいた30歳

        • 絶対当たらない占い師【ショートショート】

          占い師で生計をたてることを決断した万年係長の小林光男。 長年の夢だった一国一城の主を実現するのはこの時しかない! ちょうどサラリーマン生活にも嫌気がさしていた事もあり、妻の反対を押し切って脱サラした。 サラリーマン時代は趣味で占いをやっていて、よく人生相談を受けていたし評判もよかった。だから占い師でも喰っていけるだろうという単純な動機だった。 退職後早々、占い師派遣会社に登録し、ショッピングモール占いコーナーの一角で営業をはじめた。だが一週間ほど経った頃、実際プロの道はと

        このnoteを披露目たい002:心霊鑑定士.加賀美零美(シリーズ)/神野守

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        記事

          聖フランチェスコを範とし、清貧を選べば、宗教団体のカネがらみの問題はなくなる。清貧こそ煩悩の炎を消す唯一の道。

          聖フランシスコは、1226年に天に召される直前、遺言を通じて、自らの死後も修道会が清貧の道を歩むことを厳命しました。 しかし、1230年になると、教皇グレゴリウス9世はフランシスコの遺言を無効と宣言。 この結果、フランシスコ会は多額の寄進を受け入れることが可能となり、創設者の本意とは異なる豊かな修道会へと変貌を遂げてしまったのです…… 参考資料 #アッシジの聖フランチェスコ #アッシジの聖フランシスコ #フランチェスコ #フランシスコ #アッシジのフランチェスコ #アッシ

          聖フランチェスコを範とし、清貧を選べば、宗教団体のカネがらみの問題はなくなる。清貧こそ煩悩の炎を消す唯一の道。

          最期の記憶【ショートショート】

          夕焼けが街を包み込む時間、科学技術の街は、まるで時が止まったかのような静寂に覆われていた。その中で、人々は自らの記憶をデジタルデータの海に委ねており、その行為がなんらかの救済であるかのように錯覚していた。 「悩みも後悔も、すべて洗い流してくれるんだろうか」 そんな淡い希望を胸に、彼らは一か所に集まっていた。 それは『記憶調整センター』と呼ばれる場所で、人々の記憶を加工し、理想の人生へと導くサービスを提供していたのだ。 「もう、過去に囚われたくない」 エミリもまた、そんな

          最期の記憶【ショートショート】

          血まみれの職人【ショートショート/現場であった怖い話】

          晩夏の夜、月明かりだけが建設現場をぼんやりと照らしていた。 新米現場監督の俺は先輩と一緒に夜の現場の見回りが日課になっていた。 広大な建設現場の一角には鉄筋工たちが飯場を構えており、職人たちが酔っ払って騒いだり、職人同士が喧嘩したりする。 鉄筋工たちの騒ぎが近隣住民から警察に通報され、犯罪防止のための見回りが必要となったからだ。 現場パトロールを始めてから、職人たちはおとなしくなった。 しかし、その平穏な時間は一変した。 懐中電灯が照らし出すその先には、血まみれの職人が倒れ

          血まみれの職人【ショートショート/現場であった怖い話】

          朱色の化身/塩田武士(2022/03/16)【読書ノート】

          10周年の節目を迎え、これまでの実在の事件やアニメ業界に関する直線的な取材から一歩踏み出し、新しい創作のアプローチを模索している。以前はコミックや映画化され、多くの関係者が参加する作品「罪の声」からインスピレーションを受け、より大きな作品を生み出すプロセスが魅力的だと感じた。その経験から、連携して物語を豊かにする新しい手法に興味を持った。 現代のテクノロジーとの関係性 インターネットとテクノロジーの進化が、現代社会にどのような影響を与えているかに焦点を当てた。特に、仮想現実(

          朱色の化身/塩田武士(2022/03/16)【読書ノート】

          スパイのためのハンドブック/ウォルフガング・ロッツ(1982/3/30)【読書ノート】

           元イスラエルの情報機関の構成員だった人が書いた本である。この本には、実際のスパイ活動について具体的に記されている。私(勝丸円覚)は日本でスパイハンターを務め、海外で情報活動を行った経験があるが、その経験からも、本に描かれた現場の状況がリアルに感じられる。著者の呼吸の使い方まで想像できるほど詳細に書かれており、非常に感情が伝わってくる。  スパイは教育や訓練を受けるが、その訓練では学べない、現場での判断が求められる危機的な状況の切り抜け方が記されている。こうした状況でどのよう

          スパイのためのハンドブック/ウォルフガング・ロッツ(1982/3/30)【読書ノート】

          解深密経(げじんみっきょう)心意識相品【現代語訳・解説】

          爾の時に、世尊、廣慧菩薩摩訶薩に告げて日はく、……吾當に汝が為に心意識の秘密の義を説くベし。 廣慧よ、當に知るベし六趣の生死に於て彼彼の有情は彼彼の有情衆中に堕し、或は卵生に在り、或は胎生に在り、或は湿生に在り、或は化生に在りて身分を生起す。 その時にお釈迦さまが広慧菩薩に向かって語った。 「では、あなたのために人間の心の働きについての秘密の教えを説いてみよう」広慧は「六趣の生死」という言葉を理解するよう求められた。この段階で、一般には理解しづらい仏教用語「六趣」が登場する

          解深密経(げじんみっきょう)心意識相品【現代語訳・解説】

          ナ・ダーム:あなたの中の不思議な力/ L・チェーズ&C・キング(1975/10/01)【読書ノート】ナダーム

          はじめに 1 瞑想の威力 2 超越心理学とあなた 3 肉体の発見 4 心への同調 5 悪魔、エロス、そしてこの新しい始まり 6 あなたのコントロール・センター 7 霊的経験としてのセックス 8 指定夢 9 自己発見への道 10 夢の見方 11 新しい自己像

          ナ・ダーム:あなたの中の不思議な力/ L・チェーズ&C・キング(1975/10/01)【読書ノート】ナダーム

          「櫻井義秀ヘボ教授に死刑判決が下りました~お前はもう死んでいる」統一教会.中山達樹弁護士による誹謗中傷記事

          中外日報:[時事評論]2024年4月17日 10時09分 反攻に出た統一教会~執拗なスラップ訴訟で攻撃 北海道大大学院教授:櫻井義秀氏

          「櫻井義秀ヘボ教授に死刑判決が下りました~お前はもう死んでいる」統一教会.中山達樹弁護士による誹謗中傷記事

          天界の禅者大いに語る―正法眼蔵、法華経、古神道の真髄(2005/09/01)/立花大敬【読書ノート】

          天地初発(あめつちひらく)■第一部:正法眼蔵山水経を読む序章:無上の遊び第一章:私の修行時代(1)はじめての霊的体験 私に〈山〉が宿った 石女は夜に児を生む 七面神は面足(おもだる)の神 七面神とは? 第二章:法華経提婆達多品を解く本文意訳 竜の三徳 珠のプレゼントを解く 〈竜女〉、一切智者となる 神道の奥儀を開く 再び竜女へ 全宇宙に匹敵する珠 無限をこもらせた〈今〉 〈八歳〉を解く ある教室風景 第三章:私の修行時代(2)脱落の坐り 第四

          天界の禅者大いに語る―正法眼蔵、法華経、古神道の真髄(2005/09/01)/立花大敬【読書ノート】

          火村英生に捧げる犯罪/有栖川有栖(2008/09/25)【読書ノート】

          『火村英生に捧げる犯罪』は有栖川有栖によるミステリ小説で、彼の代表作の一つとして広く知られています。この作品は、彼の創作する火村英生シリーズの中で、特に読者からの高い評価を受けている作品です。本書では、鋭い洞察力と冷静な分析力を持つ主人公・火村英生が、複雑に絡み合った事件の真相に迫っていきます。有栖川有栖は、緻密なプロットと予測不可能な展開、心理描写の巧みさで知られ、『火村英生に捧げる犯罪』でもその才能が遺憾なく発揮されています。 この小説の魅力は、まずその独特の設定にあり

          火村英生に捧げる犯罪/有栖川有栖(2008/09/25)【読書ノート】

          硝子のハンマー/貴志祐介(2004/04/21)【読書ノート】

          あらすじ 硝子のハンマーは角川書店から刊行された貴志祐介の長編小説であり、防犯探偵榎本シリーズの第1作である。この物語は、幾重にも張り巡らされたセキュリティをかいくぐり、オフィスビル内の最上階で介護サービス会社の社長が撲殺された事件の謎を追う。物語は2部構成となっており、第1部では榎本と純子があらゆる可能性を模索しながらトリックにたどり着くまでを描き、第2部では事件の真犯人が犯行を実行するに至った背景と動機が描かれた倒叙形式となっている。2005年には第58回日本推理作家

          硝子のハンマー/貴志祐介(2004/04/21)【読書ノート】

          夜市/恒川光太郎(2005/10/26)【読書ノート】

          野球の才能を得るために弟を売り払った裕二の話。高校時代の同級生、泉に誘われた裕二は、ありふれた公園を抜け、徐々に特別な森へと足を進める。そこは普通の場所ではなく、妖怪が集まり、様々な不思議なものが売買される市が開かれていた。裕二の目的は、かつて野球の才能を求めて売り払った弟を取り戻すことだった。しかし、裕二は弟の顔や特徴を思い出せずにいた。果たして裕二は騙されずに弟を見つけ、無事に市から抜け出すことができるのか。そして物語は美しくも切ない結末を迎える…… 幻想的な妖怪たちの

          夜市/恒川光太郎(2005/10/26)【読書ノート】