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ササハラセイスケくんの個人的雑記帳| いろんなものに興味関心好奇心がとまりません。 ★…

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    楽しき時は楽しく、楽しからざる時も楽しく(日々是好日) 生きとし生けるものが幸せでありますように。 #憂世で生きる智慧 #仏教 #学び #最近の学び #気づき #日々の気づき #今日の気づき #名言 #格言 #ことわざ #人生 #今日の名言

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【韓非子】人心掌握・対人コントロール・統治の極意。経営者の手の内まるわかり。被支配者に知られてはいけない禁断の55篇まとめたんだけど、需要ある?(ポストZ世代には通用しないかもw)約10万文字。

概観 『韓非子』(かんぴし)は、中国戦国時代の法家である韓非の著書です。内容は、春秋戦国時代の思想や社会の集大成と分析とも言えるものです。 韓非の思想 韓非は、百家争鳴と呼ばれる中国思想史の全盛期に生まれた政治家です。著書の中では、分かりやすい説話から教訓を引き出し、徹底的に権力の扱い方とその保持について説いています。性悪説を説く儒家の荀子に学んだとされますが、荀子が非行を礼による徳化で矯正するべきだと考えたのに対し、韓非は法によって抑えるべきだと主張しました。 思想の

    • 【イエス誕生の背景・エッセネ派・ミトラ教】新約聖書・キリスト教の研究-14/#150

      イエス・キリストの誕生について考えるとき、クリスマスの定番となる光景が浮かぶ。天使が知らせ、羊飼いが祝福し、東方から賢者たちが黄金、乳香、没薬を持ってやってくる。しかし、これらのシンボリックな物語の背後には、聖書以外の歴史的・文化的な解釈や逸話が存在しており、それらを掘り下げると、少し異なる視点が浮かび上がる。 まず、マリアとはどのような女性だったのか。伝統的には彼女は「神の母」として崇められ、処女懐胎によってイエスを産んだとされている。これはキリスト教の核心的な教義の一つ

      • 【イエスの生涯】新約聖書・キリスト教の研究-13/#149

        新約聖書に描かれたイエスの生涯は、多くの信者にとって神聖な物語として受け入れられているが、歴史的・宗教的な視点から見ると、その内容には真実と虚構が混在している。イエスが実在した人物であったという証拠は多くの学者によって支持されており、彼が紀元1世紀ごろにパレスチナで活動した宗教的指導者であったことは比較的確実だ。ただし、奇跡や復活といった超自然的な出来事に関しては、信仰の領域に属し、歴史的な証拠がないため、虚構として扱う人々もいる。 カトリック教会は、イエスの神性を強調し、

        • 【聖書アラビア起源説】聖書・キリスト教の研究-11/#147

          古代年表BC 3000年頃:メソポタミア地方にシュメール人が定住し、人類最初の高度な文明を築く。 BC 1946年:メソポタミアの都市国家ウルでアブラハムが誕生。後にカナンへの旅が始まる。 BC 1847年:神がソドムとゴモラを滅ぼし、ロト一家が脱出。ロトの妻は塩の柱になる。 BC 1846年 アブラハム100歳、サラとの間にイサクが誕生。イシュマエルは追放される。 BC 1806年:イサクの次男ヤコブが誕生。後にイスラエルと改名。 BC 1676年:ヤコブの一族

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          【ハスモン朝~ヘロデ朝】新約聖書・キリスト教の研究-12/#148

          紀元前167年ごろ、ユダヤはセレウコス朝シリアの支配下にあったが、信仰の自由を奪われたことでユダヤ人の間に強い反発が広がった。これが「マカバイ戦争」と呼ばれる独立戦争の火種となる。 英雄となったのがマタティアスとその息子たちで、特にユダ・マカバイは有名だ。彼らはゲリラ戦を駆使し、やがてセレウコス朝の大軍を打ち破り、ユダヤの独立を勝ち取った。これがハスモン朝の始まり。 ハスモン朝は、ギリシャ的な支配から脱却してユダヤの自治権を得た王朝だが、その内部では権力争いが絶えなかった。貴

          【ハスモン朝~ヘロデ朝】新約聖書・キリスト教の研究-12/#148

          【イルミナティ】聖書・キリスト教の研究-10/#146

          はじめに、『悪魔に愛された女』に描かれるイルミナティの凄惨な儀式の実態を分析。次に「エノク」と関連する二つのテーマを説明する。一つ目は、モルモン教の終末思想が現在の国際政治にどのように関係しているかについて。二つ目は、現象世界の背後に存在する霊的な組織、「二つのイルミナティ」について考察する。 悪魔に愛された女 「悪魔に愛された女」は、1928年にフランスのイエズス会神父が発見して、パリで出版されて大きな反響を呼んだ。その後、散逸して忘れ去られたかに思えたけど、1985年

          【イルミナティ】聖書・キリスト教の研究-10/#146

          【聖書の解釈について】聖書・キリスト教の研究-09/#145

          旧約聖書の読み方学者の解釈 旱魃が当時発生していて、雨を降らせてほしいと願ったエジプトの王が、国民全員に初子を神々への生贄として捧げるよう命令を出したという話だ。人々は、中央に火を置き、その火の中に初子を投げ入れた。この儀式はエジプト全土で行われたものだという。 旱魃を避けるために行われたものであり、イスラエルの民はこの儀式には加わらなかった。そのため、イスラエルの民の長子、つまり初子は助かったということだ。 また、このような生贄の儀式については、ヤーウェが行ったものとさ

          【聖書の解釈について】聖書・キリスト教の研究-09/#145

          【バベルの塔・巨人伝説】聖書・キリスト教の研究-08/#143-144

          バベルの塔の秘密アラッタ王国とジロフト文明のジッグラト バベルの塔の真相 ネピリム:巨人伝説聖書ではこののように書かれているが、ユダヤの伝承やその他の民間伝承では全く異なる内容が書かれている。 アダムとエバ:サマエルとリリッツ この伝承において重要な点は2つある。まず1つ目は、カインがサマエルの子であるということ。つまり、カインはアダムの子ではないと言われている点だ。そしてもう1つは、サマエルとリリッツが夫婦であるということ。リリッツは非常に恐れられている魔女であり、

          【バベルの塔・巨人伝説】聖書・キリスト教の研究-08/#143-144

          【人・人霊・半神・神霊・神】聖書・キリスト教の研究-08/#142

          旧約聖書の世界には、創世記の冒頭でアダムとイブが登場するが、彼らの系図が示すのは単なる人類の起源だけではない。旧約に描かれた家系や血統は、善と悪、光と闇、神の選びと人間の堕落といったテーマを裏に秘めている。ここで「闇の系列」というものを探ると、それは単純に悪行や不義のラインにとどまらず、旧約世界と関連する神話体系からも見えてくる深淵の象徴だ。 アダムとイブの長男カインが、弟アベルを殺すことで「闇の系列」が始まるともいえる。カインは兄弟殺しという呪われた存在となり、その系譜は

          【人・人霊・半神・神霊・神】聖書・キリスト教の研究-08/#142

          【エヌマ・エリシュ:オシリス神話】聖書・キリスト教の研究-07/#140-141

          『旧約聖書』の理解において、バビロニアの創造神話『エヌマ・エリシュ』を取り上げるのは非常に意義深い。実際、『エヌマ・エリシュ』は単なる神話に留まらず、古代メソポタミアにおける宇宙観や神々の関係、秩序と混沌の対立を表現しており、これが『旧約聖書』の創造物語に与えた影響は無視できない。 『エヌマ・エリシュ』では、原初の海の女神ティアマトと淡水の神アプスーが最初の神々として登場する。彼らの子孫たちは次第に力を持ち、最終的にティアマトとその後継者であるマルドゥクとの戦いに至る。マル

          【エヌマ・エリシュ:オシリス神話】聖書・キリスト教の研究-07/#140-141

          【カナン神話】聖書・キリスト教の研究-06/#139

          旧約聖書の核心にあるのは、ヤハウェとフェニキアの神バアルとの戦いだと言える。イスラエルの民がどれだけヤハウェへの信仰を貫き、バアル崇拝に引き込まれないか、その争いが描かれている。しかし、この争いの本質を理解するためには、バアルを中心とするカナン神話の世界観を知ることが重要だ。 カナン神話カナン神話を理解せずに、旧約聖書の本質には迫れない。例えば、イザヤ書に取り込まれた「シャヘルの堕天」の物語は、カナン神話の影響が色濃く見られる。このシャヘルに関する物語を紐解き、続いてカナン

          【カナン神話】聖書・キリスト教の研究-06/#139

          【アハブ王とエリアの対決・バビロン捕囚】聖書・キリスト教の研究-05/#138

          『旧約聖書』の中では、神と悪魔の対立がテーマとして繰り返し現れる。神はイスラエルの民を導く存在として、常に彼らを「悪魔崇拝」から守ろうとする。悪魔崇拝、つまり異教の神々や邪悪な力に従うことは、神にとって最大の敵対行為だった。ところが、驚くべきことに、この悪魔崇拝は一時期、イスラエルの中心人物であるソロモン王によって国内に持ち込まれたとされている。 ソロモン王は、知恵と栄光を象徴する王として名高いが、彼の後半生ではエジプトをはじめとする異国の影響を受け、多くの異教の神々を崇拝

          【アハブ王とエリアの対決・バビロン捕囚】聖書・キリスト教の研究-05/#138

          【ソロモン王の秘密】聖書・キリスト教の研究-04/#137

          ソロモン王は、古代イスラエル王国において最も象徴的な人物の一人であり、その時代は国家の絶頂期とされる。彼の治世(紀元前10世紀頃)は、繁栄と知恵、そして建築的業績が際立つ。特に有名なのは、エルサレムに建立された第一神殿で、これが後に多くの伝説や神秘主義の中心となる。 ソロモン王にまつわる物語の一つに、フリーメーソンの伝説が絡んでいる。フリーメーソンは、18世紀にイギリスで公式に組織された秘密結社だが、そのルーツはソロモン王が建設した神殿にさかのぼるという。フリーメーソンの象

          【ソロモン王の秘密】聖書・キリスト教の研究-04/#137

          自由意志は幻想か?ラマチャンドラン博士の挑戦【トリビア雑学・豆知識】

          ラマチャンドラン博士の実験は、まるで脳の迷宮に迷い込んだような感覚を与える。彼の有名な「幻肢」の実験は、切断されたはずの腕が脳内でまだ「存在」しているという錯覚を利用し、鏡を使ってその幻影を再生させる。この発想は、まるで魔法のようだが、実際は脳の持つ不思議な適応能力を見事に突いたものだ。 そして、リベットの実験。手首を動かそうと思う前に、すでに脳はその準備をしているという、自由意志への挑戦状のような実験だ。ラマチャンドランは、その脳波を自分の目で見るという新しいステップを踏

          自由意志は幻想か?ラマチャンドラン博士の挑戦【トリビア雑学・豆知識】

          【ヨシュア記・士師時代・サムエル記・イエス大師】聖書・キリスト教の研究-03/#135-136

          ヨシュア記『旧約聖書』には時折、現代の道徳観からすると強烈な描写や、理解が難しい行動が登場する。その中でも「アイの攻略」の話は特に際立っている。イスラエルの神は、イスラエル人に対して略奪を禁じているが、同時に「主のもの」である銀や金、青銅と鉄の器については奪い取ることを許している。これに対する現代的な解釈は非常に複雑だ。神の命令と、物質的価値に対する古代の宗教的・社会的観念が交錯していると言える。 まず、金や銀が特別視される理由は、古代世界では通貨としての価値が非常に高か

          【ヨシュア記・士師時代・サムエル記・イエス大師】聖書・キリスト教の研究-03/#135-136

          【旧約の神とバアル神の戦い】聖書・キリスト教の研究-02/#134

          『旧約聖書』において、イスラエル人を導いた神と邪神バアルとの戦いは、まさに古代の宗教的対立の象徴だ。ここで中心となるのは、旧約の神、つまりヤハウェ(YHWH)と呼ばれる存在。しかし、この神が誰であるのかを理解するには、単に名前を知るだけでは不十分で、古代の世界観における「神々のヒエラルキー」や、統治構造に対する理解が不可欠になる。 古代の宗教には、しばしば多くの神々が登場するが、そのすべてが同等の地位にあるわけではない。むしろ、各神はそれぞれ特定の役割を担い、複雑なヒエラ

          【旧約の神とバアル神の戦い】聖書・キリスト教の研究-02/#134