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憂世で生きる智慧

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楽しき時は楽しく、楽しからざる時も楽しく(日々是好日) 生きとし生けるものが幸せでありますように。 #憂世で生きる智慧 #仏教 #学び #最近の学び #気づき #日々の気づき #…
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青樹謙慈(アオキケンヂ)自己紹介

Noterのみなさま、こんにちわ。アオキケンヂと申します。 先日(2024年5月初頭)からnoteを始めてみました。 『憂世で生きる智慧(うきよでいきるちえ)』を執筆しています。 自己紹介極めて内向的で人見知りが激しいです。 世渡りが下手で、社会性がないことは自覚しています。 敏感で感受性が強く、いろんなことが気になります。 誰かのちょっとした発言(文章)、言葉づかいにも敏感に反応して、いつももやもやしていました。それで、そのもやもや感を、チラシの裏になぐり書きして言語化し

クソリプする人、読解力ないっていうより認知歪んでんじゃね?説【憂世で生きる智慧】

クソリプと認知バイアスこの動画では、クソリプが生まれる背景について、認知バイアス(認知の歪み)が大きく関わっているという視点から解説されています。 一般的には、クソリプを送る人々は「読解力がない」「国語力がない」と一蹴されがちですが、この動画ではそれよりも認知バイアスが影響していると指摘されています。 0:19 認知バイアス(認知の歪み)とは 4:34 1.敵意帰属バイアス 8:14 2.エコーチェンバー現象 9:34 3.ダニングクルーガー効果 1.敵意帰属バイアス 敵

トップレベルの物理学者たちは「純粋意識」の存在を確信している/奥山実牧師の言葉【憂世で生きる智慧】

[憂世で生きる智慧]記事一覧 #憂世で生きる智慧 #仏教 #学び #最近の学び #気づき #日々の気づき #今日の気づき #名言 #格言 #ことわざ #人生 #今日の名言 #奥山実 #キリスト教

奥山実牧師名言集【憂世で生きる智慧】

建前と本音の狭間で揺れる教育現場の実態 アインシュタインの神:スピノザの哲学を信じた理由 非聖書的になる危険性:謙遜を学ぶ重要性 日本人は真理より他人の目・人間関係 文壇の中の欺瞞:夏目漱石と偽キリスト教徒たち [憂世で生きる智慧]記事一覧 #憂世で生きる智慧 #学び #最近の学び #気づき #日々の気づき #今日の気づき #名言 #格言 #ことわざ #人生 #今日の名言 #奥山実 #キリスト教

芥川龍之介とキリスト教【知的雑学トリビア・豆知識】

芥川龍之介、あの名作家の晩年にイエス・キリストへの興味を深めていたという事実は、意外と知られていない。それどころか、この事実は日本の文芸評論界ではあまり触れられない。だが、これは芥川を理解する上で極めて重要なポイントだ。 芥川の最後の作品は『続西方の人』というキリストについての作品であり、彼が自殺したとき、枕元にあったのは聖書だけだった。これは全ての日本人が知っておくべき基本的な事実だろう。芥川は自殺する直前までキリストについて書いていた。 7月10日に『西方の人』を脱稿

組織はいつか全て無能な集団となる/ピーターの法則【憂世で生きる智慧】

ピーターの法則は、1969年にローレンス・J・ピーターによって提唱された。ピーターはこの法則をユーモラスかつ皮肉を交えて解説し、多くの読者に衝撃と納得を与えた。 ピーターの法則によると、組織内の個人はその無能レベルに達するまで昇進する。つまり、最終的には全員がその職務に不適格な状態で留まることになる。 この理論が示唆するのは、時間が経つにつれて、賢明であるはずの集団が不可解な失態を犯す理由だ。 ピーターの法則は、組織が無能な集団に変貌するメカニズムを暴く一方で、無能レベル

プロフェッショナルの条件【憂世で生きる智慧】

プロとは他の人が知らない、深い知識を活用して成果をあげる人 プロは学び続けなければならない 成果は自分の強みからしか生まれない 弱みを克服してもただの人 ピーター・ドラッガーの名言には、プロフェッショナルとしての道を歩む上での重要な要素が凝縮されている。 プロとは、他の人が知らない深い知識を活用して成果を上げる人のことだ。この深い知識とは、単に教科書を丸暗記することではない。経験と洞察を通じて培われた実践的な知恵である。 プロフェッショナルの道は一度得た知識に安住す

器量と度量【憂世で生きる智慧】

器量とは、まるで棋士が一手先を読むように、状況を冷静に見極め、適切な対処をする能力だ。これがリーダーに求められる理由は明白だ。リーダーはただの地位にとどまらず、絶えず変動する環境の中で、最善の判断を下すことが求められる。その判断が、組織全体の命運を左右することもある。 一方、度量はさらに奥深い。度量とは、心の広さや深さを表し、自分に向けられた批判や異なる意見を、ただの反発で終わらせずに耳を傾ける姿勢を意味する。この心の広さこそが、リーダーとしての真価を問う部分だ。なぜなら、

両論併記問題【憂世で生きる智慧】

日本のメディアはしばしば、「両論併記」の原則に従い、オピニオン欄などで異なる意見を掲載することを好む傾向がある。これは、公平さを追求しようとする合理的な行動のように見えるが、その結果、予想外の悪影響をもたらすこともある。政治社会学者の堀内進之介氏は、著書『善意という暴力』でこの問題をとりあげ解説している。 両論併記の問題点1.均衡の錯覚 両論併記は、対立する意見を公平に紹介することを意図している。しかし、この方法は、科学的事実や広く認められた真実と根拠のない主張を同等に扱

生きづらさ・ナウアンドヒアの苦しみから逃れる【憂世で生きる智慧】

極楽や霊界の存在について議論するのは興味深いものだが、実際にそれらが存在するかどうかは別として、それを信じることが今ここでの苦しみや悩みを和らげる手段となる。 古代エジプト人は来世を信じ、死後の世界での安息を期待してピラミッドを築いた。これが生きる意義やモチベーションを高めた。南無阿弥陀仏を唱えれば死後は極楽往生できるという念仏信仰もそう。 現代においても、宗教やスピリチュアルな信念が人々に安らぎを与える。病院のチャプレンやスピリチュアルカウンセラーは、患者やその家族に対し

人の愛は自己中心的!"真の愛"はいずこ……【憂世で生きる智慧】

愛は自分から始まり、徐々に家庭、友人、国家、民族、人類へと広がるが、決して無私ではない。なぜなら、すべての愛は自己を中心に発動するから。この【自我の存在】が愛を不完全にする。 愛とは何か。この永遠の問いに答えるために、まずは「自我」という概念に目を向ける必要がある。愛は人類の歴史を通じて、多くの哲学者や詩人によって語られてきた。シェイクスピアは「愛とは目で見るものではなく、心で見るものだ」と述べたが、心には常に自我が存在する。 愛の基本は自己愛から始まる。赤ん坊が最初に知

noteの目的は「普段自分が考えていることを失わないため」【憂世で生きる智慧】

ノートに書き留めるという行為について考えさせられた。 岡田斗司夫氏のこの本を読んで、ノートというのは単なる記録用具以上の存在であり、個人の歴史を形作る重要なツールであることに気づかされる。普段の生活の中で私たちが発見したり感動したりすることは、日々の喧騒の中で簡単に消えてしまう。 かつての偉人たちも、その頭の中で考えたことや感じたことをすべて残すことはできなかった。彼らの偉業や発明が記録として残っている一方で、日常の感動や小さな発見はどこにも残っていない。これは、彼らの全人

信仰とは?宗教(Religion)の語源【憂世で生きる智慧】

宗教の語源 「宗教」という語は、もとは「宗」と「教」、二つの仏教に由来する漢字を組み合わせた言葉で、特定の宗派の教えを指す意味を持っていました。しかし、西洋の「religion」という概念、特にキリスト教を表す際に、この用語は近代の日本語において新たな文脈で再び使用されるようになり、その翻訳語として機能するようになりました。 「Religion」という単語は、その起源をラテン語の「Religio」に持ちます。この言葉は、「Re」というプレフィックスと、「ligio」、す

私は無神論者ではない:アインシュタインが信じる神とは【憂世で生きる智慧】

神とは人間の弱さが生んだ産物以外の何物でもない。 聖書も尊ぶべきものではあるが、それでも子どもじみた原始的な伝承の寄せ集めだ。 こう語るアインシュタインは、無神論者のように思われがちですが、神そのものを否定したのではなく、キリスト教的な『人格神』(一神教)を疑問視していたのです。 無神論を熱狂的に支持することは神を絶対的に信じる宗教の態度と同じもの。 私が信じるのはキリスト教の神ではなくスピノザの神です。 自然法則が神であり、それを解き明かすことが科学者の役目である。