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仕事つくる#40 初動の良さと付加価値の関係
田尻望さん著「付加価値のつくりかた」の読書感想文になります。仕事の経験を照らし合わせながら読んだのですが、その中で得た気づきの一部をまとめてみました。
僕はこの本を読むまで、付加価値とはなんですか?という質問に対して、「付加価値とはそのものがすでに持っている価値に、さらに上乗せされている特別な価値のこと」みたいなニュアンスの回答をしていたと思います。どうでしょう、そんなイメージではないでしょうか
仕事つくる#39 崇高なビジョンはいらないけど、目指す幸せのカタチを言葉にしておくことは必要だよねという話
経営者には大きく2パターンいて、高らかにビジョンを掲げて高い山を登ろうとする人と、目の前のことに集中して着実に歩を進める人。よく富士山の登り方なんかに例えられたりしますよね。僕はあきらかに後者で、まず目の前のチャンスを確実にものにしていき一歩ずつ目線を上げていくスタイル。実際に毎年着実に動かせる予算や協力してくれる人たちの和が膨らんでいき、見える世界が変わってきてます。
知識や経験が身につき、動
仕事つくる#38 街を歩けば顧客に遭遇するという素晴らしき人生
ここ3年の変化として強く感じるのが、「街を歩けば顧客に遭遇する」という状況になってきたことです。僕は基本的に自分が心底納得できたものしか商品として販売しないのでそこにたどり着くまで結構大変だったりするんですが、そのこだわりのおかげでこのような状況になっていて、とても幸せな人生だなと感じています。
この年末年始、久々に地元の網野町に3泊4日で帰省していました。帰省したら絶対に行くのが幼馴染が運営し
仕事つくる#37 成長主義から片足抜いて「田舎で豊かに暮らすを実現する会社」づくりをガチる
ちょうど一年前に書いたnoteの「株式会社をつかって里山に小さな国をつくれるか」という妄想計画がなんと具体的になってきました。本文中に記載していますが、これを別の言い方でわかりやすくすると「成長を目指さず成熟に重きをおき、共産的に運営される会社」となります。「会社の成長を目指さない」とはつまり資本の増殖を目指さないということです。資本主義下ではほぼ全ての会社が利益を投資に回して資本の増殖を目的に経
もっとみる仕事つくる#36 田舎で4つの実業を営んでいる僕が考える、負けないビジネスモデルの組み立て方
僕は田舎に住みながら4つの小さな実業を営んでいます。それぞれに特性が異なっていることもあって、多動症である僕の好奇心を十分に満たしてくれています。すべて無垢の素人からスタートしているので、ある程度軌道にのせるまでたくさん苦労してきました。現在進行形のものもありますが試行錯誤の中でそれぞれの事業を成立させるための「肝」が見えてきました。本日のnoteでは「肝」の中でも特に重要な「負けないビジネスモデ
もっとみる【求人募集】西粟倉村のエネルギーインフラを担う新しい仲間を募集しています!
こんにちは。株式会社motoyuの半田守です。motoyuでは、今年新たに西粟倉村の事業として始動した小型木質バイオマス発電、およびバイオマス熱エネルギーによる地域熱供給事業の専任スタッフを募集しています。
株式会社motoyuは、2020年末にこれまで西粟倉村におけるバイオマス事業の運営を担ってきた(株)sonrakuから事業譲渡を受ける形で、あわくら温泉元湯およびバイオマス事業の運営を引き継
「あわくら温泉 元湯」は(株)sonrakuから事業譲渡を受け(株)motoyuが運営します
皆さんお久しぶりです、半田守です。
noteでは随分とご無沙汰してしまってますね。
今年の10月29日、私が3年間過ごした岡山県西粟倉村で株式会社motoyuを設立いたしました。(株)motoyuでは、私が地域おこし協力隊として活動に参画していた(株)sonrakuから「あわくら温泉元湯」と「木質バイオマス事業」を譲渡される形で1月1日より両事業を運営していくことになります。結成メンバーは3人全