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最上級に好き

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最上級に好きな記事です。
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記事一覧

「楽しいことレベル表」を作ってみて。

「楽しいことレベル表」を作ってみて。

長男と「楽しいことレベル表」を作った。

他意はない。
遊びながらなんとなく、「この子は今、何が好きなんだろうなあ」と気になって、たずねてみた。

この遊びは、楽しいレベルどのくらい?

0から100で決めよう。
そういうと、長男は真剣に考えて、いろいろ教えてくれた。

まず、一番たくさん持っていてハマっていたLEGO。レベル15。
「低いね」というと、「うん、今はつまんない」と言う。

たしかに

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「がんばろう」という気持ちだけ湧く。

「がんばろう」という気持ちだけ湧く。

ふと、携帯にある「読んだ本の言葉たち」というメモをひらく。

そこには、これまでに読んだ本の中で、印象的だった文章が、書き写してある。
何行もある文章もあれば、いくつかの言葉で終わるものもある。
共通しているのは、「一字一句そのまま」ということだ。

これらは、いつかnoteで引用したいとおもって、書き留めていたものだった。
でも、そうでないときでも、度々ひらくようになった。

そこには、わたしの

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暮らしを、ぴかぴかさせていきたい

暮らしを、ぴかぴかさせていきたい

おとといの日曜日、7月7日に「ユーカリ読書会」の第一回に参加した。

「ユーカリ読書会」は、ライティングスクール「バトンズ・ライティング・カレッジ(バトンズの学校)」の同期である栗田真希さん主宰の読書会。

お知らせのnoteを読んだとき、すぐ「参加したい!」と思ったものの、申し込み自体は締め切り当日になってしまった。なんだか勝手に遠慮してしまうような気持が湧いてしまって、もじもじして。でも最後は

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「足るを知る者は智、自ら知る者は明なり」。

「足るを知る者は智、自ら知る者は明なり」。

自分のバランスを考える。バランスには人それぞれいろんな要素があって、例えば、睡眠、食事、性欲みたいなわかりやすい人間的な欲がまずあって。そして、仕事、恋愛、家庭、生活、料理、お金、みたいな「生きる」に近いことがあって。あとは、推し活、テレビ、動画、読書、音楽、みたいなプラスアルファではあるものの、「あってほしい」「ないと困る」「あれば充実する」という人によって粒度の違う要素もある。

バランスとし

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「暇」な時間を、どうかじっくり味わって

「暇」な時間を、どうかじっくり味わって

図書館で借りた、井田千秋さんの『家が好きな人』を読み終えた。

「あぁ、いい時間だった」と、ため息が出る。
読み終えるのが惜しいくらい。

井田さんのこの絵は、昔X(Twitter)で流れてきたときに見たことがあって、「うわあ好きだなあ」と思ったのを覚えている。

表紙のみつあみの女性が、自宅でポテサラをのせたトーストを焼いて、おいしそうに頬張り、また二度寝するシーンを見て、羨ましく思った記憶は鮮

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【読書記録】50歳からの性教育

【読書記録】50歳からの性教育

おすすめ度 ★★★★★

子どもの性教育をちゃんとしたいと思って勉強し始めたのは、息子が小2だったころだ。5年以上前になる。
子ども向けの絵本、児童書を買って、親向けの本も何冊か読んだ。

たくさん本を読む中で、子どもに教える以前に自分の中の知識が足りていなくて、考え方も古いことを思い知らされた。
性教育が大事!というけれど、本当に学ばなきゃいけないのは大人なのでは?という疑問からこの本を読むこと

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助六とかっぱえびせん。

助六とかっぱえびせん。

コンビニでときどき、助六ずしを買う。

いなりと太巻きがセットになった、あれである。舌先に油揚げが触れた瞬間の、ほどよい甘さ。じゅわっ、と染み出してくる煮汁の、咀嚼にうれしい水分。太巻きに入ったかんぴょうの、ごほうびみたいな甘み。いい感じに水分を出しつつも、食感のたのしいきゅうり。いいものを食べている気にさせてくれる、玉子焼き。腹持ちもよく、コンビニに売っているやつでもちゃんとおいしい。おにぎりと

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地元の人に愛されてナンボ、でしょう。

地元の人に愛されてナンボ、でしょう。

週末に、気仙沼に出かけました。

立川志の輔師匠の独演会「おかえり気仙沼2024」を観るためです。もう何度となく、ほぼ毎年のように通っている落語会。もちろん気仙沼に行くのは、ひさしぶりの友だちに会うためでもあり、みなさんの元気を確認するためでもあり、おいしい食べものをいただくためでもあります。

東京からの気仙沼は、それほど近い場所ではありません。新幹線が直通だったらずいぶん近い(早い)のでしょう

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30・60・90。

30・60・90。

私は、およそ30歳で、精神障害者になった。

色々あったけれど、そこで人生の第一幕が下り、第二幕が始まった。

なぜメンタル疾患になったのかといえば、現実が見えてなかったからだろう。んじゃ、今、現実が見えているのかと自分に問えば、見えてないと言うしかないだろう。しかし、自分の部屋から、沈む夕日のグラデーションに目をやったり、夜、月を見つけたり、朝、部屋を出て、朝日を正面に見たりしたとき、現実に触れ

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人には、やりたくなくても、やらなくてはいけない事がある。

人には、やりたくなくても、やらなくてはいけない事がある。

タイトルの言葉は、私が通ってる福祉施設の女性スタッフのつぶやきだ。

聞いた瞬間、正直「やなこというな」と思った。「やりたくない事は、やりたくないんだよ」と思った。子どもの言い分である。言われたのは何か月か前のことだ。この言葉は、その間、幾度か、僕の意識に上ってきて、そして今日「そりゃ、そうだ」と認めるに至った。

ここでいう「やらなくてはならない事」とは、例えば、私で言えば「生活リズム」だ。21

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自分の感受性くらい自分で守ればかものよ

自分の感受性くらい自分で守ればかものよ

今日は本、というか詩の話。

みなさん、詩集とか読まれますか?
本棚の中にありますか?

わたしは読書は好きだけど、
詩や詩集というものはほとんど触れたことがなく
子供の頃や10代の頃には読んでいたことが
あったのかもしれないけれど、
大人になってから、少なくとも覚えている限り
自分で選んだことはおそらくなくて。

そんな中で初めてちゃんと読んだ詩が
八木重吉さんと、茨木のり子さんのものでした。

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自分語りが良くないならエッセイってなんだ。

自分語りが良くないならエッセイってなんだ。

先日書いた記事とマガジンを
猫と本とコーヒーさんが記事の中で
紹介してくださいました♡

先日わたしの記事でも紹介させていただいた

麻央さんも、猫と本とコーヒーさんも、
「いつも記事を楽しみにしている」と
書いてくださっていて、
なんだかもう…胸がいっぱいに。

noteを毎日書き始めてもう少しで10ヶ月。
真面目なことも辛かったこともふざけたことも
本当になんてことないただの日常も、
たくさん

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【図解でわかる】習慣化は陣取り合戦のようなもの

【図解でわかる】習慣化は陣取り合戦のようなもの

習慣化がなぜ大変なのか?

それは自分の中で繰り広げられる2つの陣取り合戦に勝利しないといけないからです。

とはいっても、強引だったり無理やり陣地を奪おうとすると絶対に負けます・・

正々堂々と正面突破するのではなく、隠密行動で気づかれないようにじっくりと陣地を拡げていくのが必勝パターンです。

ということで、今回は習慣化の過程で起こっている2つの攻防について、お伝えしていきましょう。

1.陣

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欲求を見つける。満たすために実行する。

欲求を見つける。満たすために実行する。

以前、やりたいことが、沸いてきた的な記事を書いた。

この記事を書いた後、土日の使い方は、大きく変わらなかった。相変わらずファミレスで、パソコンをカタカタやって、さえない休日を過ごしていた。

私は、週に一度、一時間、訪問看護さんが来てくれる。話を聞いてもらったり、聞けばアドバイスもくれるが、私を担当している方は傾聴の態度を基本にして対応してくださっている。

訪問看護は金曜の夕方の契約で、前回も

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