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2019年7月の記事一覧
音楽が都市に多様性を実装する:ロンドン市、国連が頼る異能コンサル集団Sound Diplomacyインタビュー
2018年12月15日に開催された「新しい音楽の学校 Vol.00」。本校開校に先駆けたプレイベントとして実施されたカンファレンスには、ぼくのりりっくぼうよみ、いきものがかり・水野良樹も参加し、いま求められる「新しいプロフェッショナル」について激論が交わされた。
そのなかでひときわオーディエンスの興味をかきたてたのはヨーロッパを拠点とし、「音楽都市」を標榜するコンサルティングファームのSound
「かた」をまなぶこと
ことしも夜間部の前期最終講評会を無事におえることができました。自分自身、学科専攻を問わず毎期の最終講評会はいつもたのしみにしているのですが、夜間部の前期最終講評会は毎回、ゲスト講師に音楽家をまねいていることもあり、その異種格闘技感覚がとりわけおもしろい。今回はサクソフォーン奏者・作編曲家のかたと、ドラム・パーカッション奏者のかたをお招きし、例年同様、終始いい調子の講座となりました(ゲスト講師のお二
もっとみるレコードのカッティングの話(うんちく)
レコードカッティングってなんでしょう?
巷にはDMMカッティングなんていうものもある。
カッティング、、、
レコードを切る?
そんなレコードカッティングにEmeraldの有志といってきたのが5月
音の匠と称される日本コロムビアの名人。武沢茂さんの元へ、行ってきました。
立会いでのレコードカッティングは初めてでしたが、とても貴重な体験でした。
まずレコードの製造工程について話さないと、カッテ
最近のJ-POPは軽薄か?「なごり雪」的性質は本当に失われたのか。
何年か前に、評論家ぶったオジサンが最近のJ-POPについて語っていた。
最近の音楽は軽薄だ。「好き」とか「愛してる」とか、直接的な表現しか使えない。若者の想像力が減退しているからだ。
その点、往年の名曲「なごり雪」はすごい。「別れが寂しい」という言葉は一切使わずに、別れの寂しさを表現している。聴く者の想像力に委ねる曲だ。最近の若者は「なごり雪」を聞いてもメッセージが読み取れない。
大体こんな内
音楽がわからない人間が必死に最近聴いた音楽の話をする
水井軒間です。
ツイートするには長すぎるけど、1本記事書けるほどではないなという話がたまたま溜まったのでまとめます。
脈絡なく個人的に最近良かったやつを列挙するので、ともかく目次を参照くださればと思います。
・Fling Posse「Stella」ヒプノシスマイクはなんだかんだラップバトルをモチーフとして取り込んだ「乙女系コンテンツ」だ、というのが私の印象で、
本格的にハマることはできず、曲が出
「何かをアウトプットしないと生きている実感がわかない人種」のカルマ
少し前の話ですが、大学生の頃の日記を読み返していたところ、「自分は何かアウトプットをしていないと生きている気がしない」と書いていたのを発掘し、
それをTwitterでつぶやいてみたところ、意外と反響が大きかったので驚いてました(やはり同類がたくさんいるんだなと……)
うまく言えないのですが、おそらく「感情の澱」のようなものの量が多くて、普通に生きているだけだと苦しくなる、こういった人種はさまざま
フランク・シナトラ「シナトラ・ライヴ・アット・ザ・サンズ」
人生に欠かせないオールタイムベストな音楽アルバムをいろいろと紹介していきたいと思います。ジャズ、クラシック、ロック、ポップス、歌謡曲、フォーク、J-Popなど、脈絡なくいろいろと。
お宅のリビング・ルームを一瞬にしてラスベガスに変えるもの。
それはブラックジャックでもルーレットでもありません。マジックショウや煌びやかなネオンサインでもありません。
ただこのCDをCDプレーヤーのトレイに載せる
世界最高峰の音楽FESは『導線勝ち』 -SONAR FESTIVAL in Barcelona-
もう何年も前から行きたくて行きたくて、けどなかなかタイミングがこなくて訪れることがなかった世界最大級の音楽とテクノロジーのフェスティバル「SONAR FESTIVAL」。この度、自分たちUbdobeが展開するデジタルアートとリハビリの事業「デジリハ」と医療福祉系クラブイベント「SOCiAL FUNK!」の次の展開を見越した視察として行ってきました。
最大の感想はタイトルの通り、とにかく、、、
テトリス未経験者ほど絶対にオススメしたい「テトリスエフェクト」の音楽体験
こんにちは。テトリスエフェクトの回し者です。
まず、テトリスエフェクトをほとんど知らない人に向けて。
簡単に言うと「音楽とエフェクトなどの演出に凝りまくったテトリス(VRで遊ぶことも可能)」です。
どんなふうに凝っているかというと、ただ背景やBGMが豪華という話ではなく、テトリミノの回転やドロップ、ライン消去といったすべての動作に音楽的な効果音がついて、プレイヤーが音楽と世界を作り出している