岡 勇樹(NPO法人Ubdobe / 株式会社デジリハ / 合同会社ONE ON ONE)

NPO法人Ubdobe / 株式会社デジリハ / 合同会社ONE ON ONEの代表です。 東京生まれ、サン… もっとみる

岡 勇樹(NPO法人Ubdobe / 株式会社デジリハ / 合同会社ONE ON ONE)

NPO法人Ubdobe / 株式会社デジリハ / 合同会社ONE ON ONEの代表です。 東京生まれ、サンフランシスコ育ち。医療福祉・エンターテインメント・テクノロジー・まちづくりなどの分野で活動中。 https://linktr.ee/UQLINK

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最近の記事

障害者が税金使って楽しく社会参加なんてあり得ないだろ という考え方について

こんにちは。Ubdobeの岡です。前もって言っておきます。今回のnote長いです。読むのに5分くらいかかりますので、あしからず!!!! 『障害者が税金使って楽しく社会参加なんてあり得ないだろ』 そういう意見を耳にした。 障害のある自分の子供のことや僕らが展開する重度訪問介護や移動支援事業所WASSUPの子たちのことに想いを馳せる。 個人的には福祉というのは制度と概念の両面があると思っている。 日本の福祉制度は1800年代の恤救規則くらいから政府を中心に整備されてきたけ

    • 普遍的混沌拡張空間

      UNIVERSAL CHAOS 3年ぶりの復活祭にお越しいただいた皆様ありがとうございました! まだまだやりたいこと、やれることあるなと感じるためには、まずはやってみることから始まりますね。CREWのみんな、ARTISTのみんな、AUDIENCEのみんな、VENUE STAFFのみんな、本当にありがとう!!!! 次は7月かな。 普遍的混沌ってなに? UNIVERSAL CHAOSってなに? これ↓

      • コロナで鈍った俺の脳と心には「企画のリハビリ」が必要だ。

        みなさんは感じていますか?コロナで鈍っていく「感覚」。 僕は顕著に感じています。年々、色々な感覚が鈍っていっていることを。 どうにかしたい。どうにかしたいけど自分だけではどうにもならないんだ。 というわけでNPO法人Ubdobeの岡です。みなさんお元気でしょうか? 僕はいつも通り、ギリギリ生き延びているという感じです。 2019年の末でしたっけ?コロナというやつがきたのは。 僕も一度かかってしまい、熱でうなされました。 あれから3年。。。3年っ!?!?! 早すぎませんか時

        • 石ころと僕

          僕はエジプトの考古学にとっても興味があるのですが、それは中学生の頃に遡ります。いや、小学生か。アメリカに住んでいた頃に友達と遊ぶよりも校庭で土を掘り起こして石を探すのが好きな僕でした。理由はわからないのですがそれから石集めにはまり、ネバダやフロリダやカナダやハワイなどで良き石を見つけては持ち帰っていました。日本に帰る11歳になる頃には石のコレクションは増え、標本箱に並べたりデカい箱にぶち込んだりしていました。もちろん化石とか恐竜にも興味はあったのですが、それよりも、デカい石の

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        • 【医療福祉とエンタメとテクノロジー】
          岡 勇樹(NPO法人Ubdobe / 株式会社デジリハ / 合同会社ONE ON ONE)

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          僕の不安な気持ちを聞いてください。

          僕は今、不安でいっぱいです。 コロナの影響のみならず、元々のビジネスモデルを確立してこなかったことが原因で金もなければ、新規事業や既存事業を行う際の「イメージ」みたいなものが欠落している状態にある。 僕がやっているようなイベント、デザイン、システム開発などの事業はイメージってのがとっても大切だ。そんなに具体的なものでなくても、こういう課題をこういうふうに解決したいくらいのレベルを抽象的に語れるくらいのイメージは最低限必要だ。 特に個人的に最もイメージが大切となってくるの

          福祉の求人広告では出会えない相手とリアルに出会う価値と方法

          前々回は介護の魅力よりも大切なこと、前回はメディア活用方法とクリエイティブディレクションについてお話ししました。今回は、リアルに人と出会えるイベントの作り方についてお話ししていきます。 求人広告では出会えない相手とリアルに出会う価値と方法 人材獲得を目指すにあたって、多くの事業所は求人広告を出し、そこに応募してくる人たちと面談して採用する、という形を取っているのではないでしょうか? しかし、ただでさえ競争率の激しい人材を、他の事業所も切実に探している環境下で、そういった「

          福祉の求人広告では出会えない相手とリアルに出会う価値と方法

          福祉業界がターゲット設定を行う上で大切にしたいこと

          前回は「何を発信すべきなのか」の話をしましたが、今回は「誰に発信すべきなのか」を語っていこうと思います。何事もそうですが、既成概念の解放とターゲット設定が大切です。 情報が届く先にいる「誰か」の姿を想像していますか? 人材獲得のための説明会やイベント、チラシやウェブサイトなどを誰に向け発信しているかを具体的に想像していますか?忘れがちですが、全ての発信はその先に誰がいるのか?を明確にイメージできていないと届かないのです。さらにいうと、情報が届きそうな人にだけ発信し続けてい

          福祉業界がターゲット設定を行う上で大切にしたいこと

          『介護の魅力』よりも大切なこと

          こんにちは。NPO法人Ubdobe 代表理事の岡勇樹です。 日本で生まれてアメリカで育ち、帰ってきました。とにかく音楽が大好きでヒップホップやテクノやハードコアにまみれています。趣味はDJです。 元々20代の頃に障害児者向けの居宅介護・重度訪問介護・移動支援の仕事や、高齢者向けのデイサービス・ショートステイ・訪問介護などの仕事をしていました。現場で働きながらNPO法人Ubdobeを立ち上げ、医療福祉関連のイベントやデザインやコンサルティングの仕事を12年やってきました。

          「学校や放課後デイ以外で遊べるお友達が欲しい。なかなかそれができるお友達ができません。」 というお悩みをいただきました。

          インスタで「何かお悩みや相談ありませんか?」と呼びかけたところ、、、 「学校や放課後デイ以外で遊べるお友達が欲しい。なかなかそれができるお友達ができません。」 というお悩みをいただきました。 なるほど!特別支援学校または学級に通っていたり放課後デイなどのコミュニティに出入りしていたとしても、なかなかそこから外のコミュニティにリーチしていくの、難しいですよね。 そもそもどういうコミュニティがこの世の中にあり、自分や自分の子がそういうところを居場所として感じることができるの

          「学校や放課後デイ以外で遊べるお友達が欲しい。なかなかそれができるお友達ができません。」 というお悩みをいただきました。

          障害児は”普通”に戻るべきなのか という話

          とある福祉施設の職員さんから、「私たちの仕事は、発達障害のある子どもたちを”普通”の子どもたちができることをできるようにして、”普通”の子どもたちが通うべき幼稚園や学校に戻していくことなんだ」という話を聞いた。 この職員さんは子どもたちに普段からめちゃめちゃ良い対応をする本当に素晴らしい職員さん。 けれど、僕はそうは思わない。障害児者のヘルパーをやってきた人間として、そして発達障害児を育てる父親として、そうは思わない。仕事として、そのように取り組むということ自体を否定するつ

          障害児は”普通”に戻るべきなのか という話

          世の中の概念を覆す社会変革を起こしたいけど「俺について来い!」なんて言えない僕にはこの方法しかないんです。

          こんにちは!いまデジタルアート×センサーを組み合わせた画期的(?)なリハビリツール「デジリハ」の資金調達を行っているのですが、その中でも、どなたでも参画できる株式型クラウドファンドの期限があと数日というところまで来ました。あー緊張する、マジで。この株式型クラファンって、普通のクラファンと違って物をリターンでお渡しするということではなく、むしろ出資していただいた方には経営に参画にしてもらうということになります。このクラファンが終わる頃にはたくさんの株主に囲まれ、僕は先頭切って走

          世の中の概念を覆す社会変革を起こしたいけど「俺について来い!」なんて言えない僕にはこの方法しかないんです。

          人生初の株式会社を作って資金調達をするポンコツ経営者の心の声と投資家へのメッセージ

          みなさんどうもこんにちは。株式会社デジリハの岡勇樹です。 僕は12年間NPO法人という形態での経営を行ってきました。 経営と呼ぶには程遠いような状態で12年間生き延びてきたと言っても過言ではないですが。 そんな僕が2021年4月1日付で株式会社を設立し代表取締役という役職に就いた。 株式会社というのはNPOとは全然違くて、収益を上げないと潰れるというのは共通しているのだが、なんというか周りの反応というか社会的なイメージとでも言いましょうか、外からの見え方が全然違うんだな

          人生初の株式会社を作って資金調達をするポンコツ経営者の心の声と投資家へのメッセージ

          最先端とは新しいものを創ることではなく、ただひたすらにやり続けるということなんだと思うのです。人類福祉の最先端をご覧ください。

          どうやら、とんでもないメンツを集めてしまったようだ。 こんなメンツが集まることがあるでしょうか。 もう二度とないかもしれません。 最先端を感じたい人、最先端を追いかけたい人、最先端でありたい人、 みんないらしてください!!!! 11/7です。 ご参加お待ちしております!!!! 【オンライントークイベントの素晴らしきゲスト一覧】宇井 吉美(株式会社aba 代表取締役) 2011年、千葉工業大学未来ロボティクス学科在学中に株式会社abaを設立。中学時代に祖母がうつ

          最先端とは新しいものを創ることではなく、ただひたすらにやり続けるということなんだと思うのです。人類福祉の最先端をご覧ください。

          あなたは障害者ですか?という問い

          クソがナメてんじゃねーぞオイコラという気分である。 某大企業との打ち合わせだった。 とあるコンテンツで「障害者と健常者の列を分けましょう」という提案をされた。 分け隔てないコンテンツを作ろうというコンセプトで発想がこれ。 びっくりした。 これは現段階では愚痴である。 それがたまらなく悔しい。 いくらここに書いても意味がないのである。 行動せねば。実績を作らなければ。拡張していかなければ。 プロダクトやサービスで圧倒的な価値を創らなくては、いくら口で言っていて

          やりたいことやって食いたいもん食って会いたい人に会うのが福祉の真髄だと思っているのです。

          僕が訪問介護員や障害児者の移動支援の仕事していた頃の想いをまとめたnote「僕が障害者福祉の仕事をするのは、楽にお金を稼げるからだ。」を読んでいただいた皆様ありがとうございました。 僕は、やっぱ福祉ってのは人間がいかに自分らしく生きて死ねるかをサポートするプラットフォームやなと思うわけです。 やりたいことやって食いたいもん食って会いたい人に会うのが福祉の真髄。 障害があるとか高齢であるとかを理由にそういったことに制限がかかるのを極力なくしていきたい。 そういうことを考

          やりたいことやって食いたいもん食って会いたい人に会うのが福祉の真髄だと思っているのです。

          僕が障害者福祉の仕事をするのは、楽にお金を稼げるからだ。

          フルオープンで語ります。 私、20-30代の頃に障害のある方の入浴や食事や排泄や移動の支援をする仕事をしておりました。 きっかけは超シンプルで、なんか楽にお金を稼げる方法ないかなーと考えていた時に、たまたま見つけたタウンワークの求人情報に「障害のある方と楽しくお出かけする仕事です」みたいなことが書いてあるものを見つけたんだ。 速攻問い合わせたよね。すぐ面接行ったよね。無事に採用されたよね。 フタを開けてみたら、、、本当に楽にお金を稼げる仕事だったんだよね(笑) 何が

          僕が障害者福祉の仕事をするのは、楽にお金を稼げるからだ。