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2019年2月の記事一覧
「not for me」このゲームは私に向いていない
ボードゲーム界隈には「not for me(私に向いていない)」という表現があります。
ゲームを遊んでみたけど、あまり面白いと感じられなかったときの言葉です。「つまんねえ」とクソゲー認定してしまうのではなく、「私にとってはつまんなかった」と限定的に表現するために使います。これ、大人な言葉だと思います。
たとえば僕は運の要素が大きすぎるゲームがnot for meです。自分の意思決定で盤面に影響
会社説明会でゲームプランナー希望者から来る「よくある質問」に正直に答えます
回答する時に考えていること毎年このくらいの季節になると会社説明会に駆り出され、ゲームプランナーのお仕事について話すことが増えてきます。
新卒の方々と直接話す、ポートフォリオのレビューを頼まれるなどなど…
せっかくの機会なので良いように使ってくれれば、くらいの気持ちで受け答えをしてます。
とはいえ色々伺っていると「個人的にはこう思っているけど、色々と考慮した結果そうは答えられない」質問が多い
【ボードゲームデザイナーの仕事】サイバーコネクトツー様のコミュニケーションゲームづくり
ゲーム開発会社のサイバーコネクトツー様(以下、CC2社)の、全社会議でのコミュニケーションゲームづくりを担当しました。そのお仕事報告レポートです。
CC2社は『.hack』シリーズ、『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズ、『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』などの開発を手掛けており、ゲームファンなら一度はお世話になったことがあるのではないでしょうか。
僕は学生時代に『ジョジョ
仮面ライダーのゲームをつくった時の話①
はじめ
おときはゲームプランナーです。
ゲームディレクターをしている時もあれば、プランナーをしている時もあり、データベースをいじっている時もあります。
noteでは、ゲーム業界のお話や担当したゲームでのノウハウなど、色々とまとめて行こうと思います。あまりnoteにゲームデザインやディレクション観点からの製作の話がなかったので、徐々に増やしていければ
さて、そんな私の初めてゲームディレクターを担
ザ・エレクトロニック・レガシー・イン・サウス・オブ・キューシュー #1
(これまでのあらすじ)このところのハードワークが一段落したからなのか突然湧いて出た2連休。イクサの疲れを癒やすため、そして過去に抱いた後悔を払拭するため、タイラダはカゴシマ地方はイブスキに飛んだ!
ドーモ、タイラダ・デンです。
俺は今、長いクエストを終えて寒々しい自宅に戻り、一杯やりながらこの文章を書いている。
単刀直入に言おう。もしこの文章を読んでいるお前が九州地方、または九州にアク
新卒でゲームプランナーになってみて
新卒で入社したゲーム会社を退職しました。良きタイミングなので、ゲームプランナーになって学んだことや思ったことをつらつらと書いてみようと思います。
■ゲームプランナーという職種そもそも、ゲームプランナーって何やる職業なの?という質問がよくあるのですが、厳密にこれです!みたいな模範回答はなく、デザイナーやエンジニアがやらないことを全てやる!が正しい答えのような気がします。
よく連想しがちなのが、自